スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --:--:-- | スポンサー広告
変わるもの、変わらないこと
そう呼びかけるんだ、と思いました。我ながら。
「船山さん!」
この日午前まで、Jヴィレッジでキャンプをはっていたアントラーズ。選手がチェックアウトして、バスへ乗り込んでいきます。

借り物のカメラ、説明書を捨ててしまった新しい携帯。それも素因だと…3回も待ってもらって、結局写真撮れなかった要因だと思います。

でも、ハードな合宿でよく焼けた肌も、茶色い髪も、強い眼差しを持つ顔立ちも、全く似通っていないと思うのですが、ヘタレな私を気遣う声色や、たたえる空気の質は、近いものがあって…余計に舞い上がったのも確かなんです。

本当にすみませんでした、祐二お兄様。

<クラブユース選手権GL第1日@7/28Jヴィレッジ・ピッチ1>
柏レイソルU-18 3-0(前半2-0)京都サンガU-18
得点者:工藤、島川(仙石左CK)、太田

--------09工藤/2-------
-10武富/2---------19比嘉/2-
----11山崎/2----05C山中/3--
--------08仙石/2-------
22酒井/2-20島川/2-03豊嶋/3-02御牧/2
--------01岡田/3-------

比嘉→18太田/3(同位置)
武富→13牧内/2(太田が左へ)
山中、工藤→06畑田/2、24指宿/2

昨夏以来のJヴィレッジ・ピッチ1です。2006年ベストゲームに躊躇なく挙げられる試合をした、思い出深いフィールドですが…できるなら、違うナンバーの所でやっていただきたいです。Jヴィレッジで唯一、グラウンドを見下ろす格好でしか観戦できない立地。おまけに、懐かしのバック側土手は草が伸び放題、視野を塞ぐ木々も昨夏より成長しているような。

1年前と同じく土手に陣取ってみたのですが、某さんが懸念していた通り、すぐ裏がピッチ2(鹿島vs名古屋が同時進行中)のベンチでもあり、若雀隊はポジションチェンジ(ちょうど反対側、メイン側のピッチ端)を余儀なくされたのです。…そういうことなんですよ、せっかく走ってきてくれたのに。ごめんなさい。

そう、走ってきてくれた―先制点はレイソル。右サイドからの仙石くんのFKがファーサイドへ流れたのを、工藤くんがきっちり蹴り込んだのです。見せつける、強い決意を胸に臨んだだけあり、早速出した結果に対し爆発した感情は、何度も何度も飛び上がり、拳を突き上げるという行為となって昇華したのでした。

きっちり決めてくれるFWがいて、しっかりとボールを奪い散らしてくれる安定感ある中盤(山中くん仙石くんの奪取がリズムを作ってました)がいて、綻びを大きくならないうちに潰してくれるバックス(豊嶋くんのチェックに随分助けられました)がいて。多少は、相手のボール扱いの雑さと、焦って正確性を欠くフィニッシュを連発していた面に救われてもいたとはいえ、安心して見ていられました。やはり守備に手応えがあると、見ている心境が違ってきます。相手にアタックをかける&そのフォローに回る、役割分担がスムーズにできていて。

さらに加点します。酒井くんの左サイド突破(ストライドの大きなSB、このポジションで“熟成”したら、今までにないSBになる予感もあります。攻め上がりもさることながら、守備での貢献が大きいのです☆)からゲットした左CK、これを島川くんが…シマカワくんがとても綺麗な弾道を描いたキックで、ネットへ突き刺してくれたのでした。2点リードでの折り返し。ベンチもよく声が出ていて、雰囲気は昨年以上かもしれません。

後半には、PKを与えたシーンがありました。しかしながら、これも岡田くんが見事にはじき、セカンドボールもDFがしっかりクリア! 完封勝利とそうでないのとでは、“後味”に差がありますから。嬉しかったです、良かったです。

とどめはセットプレーから左サイドへ流れたボールを、途中出場の太田くんが、逆のサイドへ放ったもの。攻守に良さが出たレイソル、終わってみれば快勝で全国大会のスタートを切りました。

いや、別に気を遣っていただかなくていいんですけど…まあ、でも、嬉しいですよ、もちろん。それは絶対に本当ですから!
スポンサーサイト
2007/07/30 12:56:10 | Reysol | Comment 0 | Trackback 0
730days war
「平木さんとかいなかったし」
流経大の10番には、Jリーガーも一目置くのだと知りました。

<練習試合@7/25日立台・野球場> ※45分×3本
柏レイソル 5-2(1-1/2-1/2-0)流通経済大
得点者:【柏】佐藤、大久保、阿部吉、ドゥンビア、北嶋【流】船山、田村洋

☆レイソル 1本目
-------20李-------
-15菅沼--14佐藤---39太田-
---17永井---04アルセウ--
07C大谷-13小林祐-05古賀-23藏川
-------01水谷------

★RKU 1本目
----11武田/4----09池田圭/3---
-15船山/2----------29細貝/2-
---14金久保/2----13千明/2----
06宮崎/3-16澤口雅/4-03染谷/3-05C赤井/4
--------01林彰/2--------

☆レイソル 2本目
--19大久保----11阿部吉--
-15菅沼--------39太田-
---17永井---04アルセウ--
07大谷-13小林祐-32岡山-02小林亮
-------21南-------

大谷、アルセウ→06中谷、27柳澤
菅沼→36池元

★RKU 2本目
---28沢口泉/3----19武藤/1----
-30宇佐美/3---------29細貝/2-
---14金久保/2----13千明/2----
03染谷/3-20瀧原/4-16澤口雅/4-05C赤井/4
--------22清水/4--------

金久保、細貝→25佐藤高/3、12田村洋/3

☆レイソル 3本目
-35ドゥンビア---09北嶋----
-36池元--------25長谷川-
---27柳澤----38ブルーノ--
06中谷-34大河原-33大島-02小林亮
-------16桐畑-------

★RKU 3本目
---12田村洋/3---28沢口泉/3---
-15船山/2---------11武田/4-
---25佐藤高/3----34儀間/4---
33及川/2-32保崎/3-20瀧原/4-27石川/2
--------21飯塚/4-------

「髪の毛茶色いな、黒くしろこの野郎」
物騒な言葉が聞こえます。しかし、話者は笑顔です―投げつけられているのは、ランニング中の阿部嵩さん。日立台へ来襲した母校の面々に、通りすがるたび、愛ある罵倒を浴びせかけられていたのでした。
(ゲームには出場しなかったけれど、RKUベンチ裏に呼びつけられて?そちらで長い時間、観戦していた嵩さんでした)

現時点で組みうるほぼベスト布陣のレイソルへ対峙するのは、RKUの2年生ミッドフィールド。「レイソルのサッカーはプレスが速いから(鎌田)」「うちのチームはプレスが遅いなって思ったもん(武井)」と以前、主将と副将が口を揃えていたレイソルのプレスは、RKUの若い中盤には厳しい負荷でしたが、『柔の千明・剛の金久保』なドイスボランチがボールを操り、真っ向勝負に挑みました。立ち上がり、いきなり迎えた決定機―右サイドで抜け出した細貝さんのショットは、惜しくも左ポストにヒットしてしまいました。

レイソルも左の菅沼/右の太田の粉砕力抜群な両サイドを主体に、国士舘戦の二の舞はすまいと襲い掛かってきます。赤井さんのマークを振り切った菅沼さんのシュート、コースは枠を外れていたのですが(この日の菅沼さんは、微妙にコース取りがずれてました、最後まで)逆サイドへ詰めていた由紀彦さんに押し込まれてしまい、残念な被先制。翌日のスポーツ新聞各紙によると、林さん、由紀彦さんが視野に入らなかったようで…。

この時こそフィニッシュを許した赤井さんでしたが、菅沼さんがアウトするまで、必死のマーキングで食らいつき、レイソルの攻撃力を相当そいでいました。本当に頑張っていたのですよ!!(自分は菅沼ファンなので、より強く感じます) また、DFライン全体としても、染谷さん澤口さんが時にはサイドへ出ずっぱりで応対するなど、対策を取っているようでした。

そう、サイドでは激しい攻防が―攻めと守り、両方がサイドのプレーヤーには要求されるのです。船山さんも。相手の強いキックに対し、回転してまで身体をはって、コースを切って結果的に奪ったシーンには、感嘆してしまいました。結果よりも、その姿勢に。

そして。
「タカ、ナイスシュート!」
どこからともなく飛んできた声。黄色いウェアを着ていた頃―あの頃は“フナ”―とは違う呼び名。藏川さんの裏を取り、フォローに出てきた古賀さんも翻弄して放たれた一撃は、ペナルティエリアを貫き、ばさりと、レイソルのゴールネットを揺らしたのでした。今まで見たどのゴールよりも力強い軌跡は、まるでその意志を示すかのごとく。いいタイミングで追いついて、1本目はドローで終了。

2本目に入ると、レイソルの左サイドが意地を見せます。正しくは、左サイドに(セット途中から)現れた人、でしょうか。そう、さっき船山さんが決めたシュートも、左からだったから…柳澤さん! 2本目から出場のGK清水さんが、一度は左(これは柳澤さんではないですが)から入ってきたボールをはじいたのですが、それを大久保さん、そして同様の経過で阿部吉朗“大先輩”が押し込んだのでした。2セット目までの失点は、そんな感じで惜しいものばかりで。

柳澤さんは、この日も、中盤で、ガツガツとボールを奪っていました。お友達だという千明さんにも容赦なし!(当たり前ですけど) 「永遠のライバル」と口にする選手とはすれ違ってしまい、残念ですが…。………。

途中出場ゆえの燃える心を見せてくれたのは、レイソルサイドだけではありません。RKUの途中出場ペア田村洋平&佐藤高志も、心意気を形にしたプレーでオフェンスを構成します。高志さんの中央突破からリリースされたボール、沢口泉さんが巧みにスルーして、右サイド駆け込んできた田村さんが豪快な一発! 流れといい、フィニッシュの爽快感といい、素晴らしかったです。2本目はレイソル1点リードでエンド。

3本目、レイソルはユースOBの人数も多い、最も若い布陣に。そして、それほど選手を連れてきてはいなかった?RKUは、数人が再登板。早々と円陣を組んでしまったがゆえに、長々と(初登場メンバーの多さから)ミーティングをしていたレイソルイレブンを待つことになったRKUの面々でしたが、待つのがつまらなくなったのか、一人、ボールと戯れ始めた船山さんも、再投入された一人でした(!!)

1セット目に比べると、若干お疲れなのか気分の乗り方の問題なのか、ぱっとしなかった船山さんでしたが、大島“後輩”が容易にプレスへ屈したがゆえに頂いたボールをミートしたのは、いいところへ飛んだ…のですけれど、桐畑さんが見事に止めてしまいました。

Fresh Forces into The Top!!(日立台短信)

柳澤さんと桐畑さんと…船山さん。レイソルU-18の、どの代よりも思い入れのある1987年組。

桐畑さんは確かにファインセーブを連発したし(このセットがレイソル唯一の完封)、柳澤さんは船山さんとの幾度かのマッチアップに全勝でした。細い細いとばかり思っていた腕、その腕で巧みに船山さんを押さえ込んで、ボールを奪っていましたから! また、フィニッシュでも絶妙のコース取りだった一撃があったのですが、これは祐三さんのお友達である飯塚さんがナイスセーブ。

誰かを意識すると、人は、より自分を良く見せようとして、力を普段以上に発揮できるのでしょうか?

どこからともなくドゥンビアへ与えてしまったボールは、さすがに決められてしまったし、大河原さんが左サイドへ回った長谷川さんへ浮き球を供給し、これを長谷川さんがヘッドで素早く、綺麗に(サイドで行われたプレーですが、これはポストとのしての巧みさを示すものかと。長谷川さんはサイドでは持ち味が殺されてしまいますよ…)前線の北嶋さんへ折り返し、これを復活ゴールとされてしまったのでした。時間が時間だけに暑さも最高潮、見ている側も緊張感の持続が厳しくなります。結果、2失点で最終セットはクローズ。

充実した試合でした。だけど、それでいてなお、私は…やっぱり公式戦(天皇杯?!)で、刺すか刺されるかの真剣勝負を、柏レイソルというJ1クラブとやりたい、と改めて感じもしたのでした。

この2チーム、選手間では交流がある仲も多いらしく、“付属”出身の大谷さんは、同じ付属OBの多くの選手と言葉を交わしていましたし、船山さんは昔お世話になったレイソルのスタッフから挨拶しなきゃですし(その後、柳澤さん大島さんと3人で立ち話)、祐三さんは飯塚さんとRKUのみんなを待たせてるんじゃないかと心配になるぐらいぐらい長話してましたし、FC岐阜戦でたつのこへ来てRKU側にいた実績を持つ長谷川さんにいたっては、石川さん@RKUに絡んだ後、千明さまに蹴り入れてました! 千明さまにそんなことできるの、きっとあなただけですよ…。

柳澤さんと船山さんの対決は、これが2回目になります。今回は、日立台で…試合後、少なからぬファンに声をかけられていた船山さんは、確かに日立台で試合をしたのだと、強く強く感じたのでありました。

まだまだ夢へ続く道の途中。
2007/07/26 12:59:17 | University Soccer | Comment 2 | Trackback 0
Brother's keeper
ホーム特権である、選手のあおりキャッチコピーアナウンス。
『兄の遺伝子を引き継ぐ! サッカー界のサラブレッド』

兄弟は遺伝子の約半分を共有する格好になるから、発現する部分によっては似るわけですが、午前、筑波大第1サッカー場で(!)見かけた相変わらず笑顔が爽やかなDFか、あるいはRKUベンチなどへのボトル配置を担当していた1年生マネージャーさんこそが“ほんまもんのサラブレッド”ではないかと。

ともかく、試合が始まっても、ベンチでゼリー片手にきょろきょろと何度もスタンドを振り返る船山さんが何を探そうとしていたか、推測がついたのはハーフタイムになってからでした。部員さんが応援する後ろからふらっと現れた、ミリタリー柄のキャップに白いTシャツ、首もとにシルバーが光る人。とても見たことがある顔。明日からJヴィレッジでキャンプじゃないんですか、アントラーズは?

<JFL後期第4節@7/22たつのこフィールド>
流通経済大 0-3(前半0-2)佐川印刷SC
得点者:大坪×2、東

--09池田圭/3----36武藤/1---
-33宇佐美/3------12田村洋/3-
---23C武井/4----10平木/3---
06宮崎/3-03染谷/3-04飯田/4-05赤井/4
--------01林彰/2-------

田村洋→26徐/3(HT・徐が左FW、平木が左OH、武藤がトップ下)
池田圭→15船山/2
武藤→14金久保/2

佐貫駅からバスに揺られ、車内で携帯をいじっていたら、あっという間に総合運動公園へ着いてしまいました。窓から見えるのは、既にたつのこデビューされたbloggerさん宅で見かけていた“たつのこ山”(なんであんなところに山があるんですか…ちなみに未登頂)と、本日もグレーのフラッグで丁寧に飾り付けられたトラック&フィールド。

思ったよりこじんまりしたスタンドで…この日一番驚いたのは、最上段で立ち見をしている観客がいたことです。過去の試合と違い(←伝聞)部員さんがメインスタンドの一角で応援していたのもあるんでしょうけど、RKUの主催試合で、立ち見客がいるなんて。ええ、分かってます。そう感じる方が遅れてるんだって。この試合では、特に何か配布が行われていたようには見えなかったのですが、グレーのタオルやらフラッグをお持ちのお客様も少なからず。リピーター、ですね。



トラックで体を動かし始めたRKUイレブン、アナウンスに従ってピッチイン。ゲームキャプテンの号令で、お客様へご挨拶。ゲームキャプテンの…ん?! 鎌田主将、飯塚副将がいらっしゃらないので、本日の号令担当はイケメンボランチこと武井副キャプテンです。まさか、と思ったのですが、試合開始前の選手入場で、左腕に白い腕章を巻いて登場したのは、まぎれもなく背番号23でした。

立ち上がり、いきなり池田圭さんに強く言う武井ゲームキャプテン。その意気込みは、「オーケー」と口にする回数…ではなく、右袖の、もはや袖の部分が残っていない、日向小次郎@キャプテン翼ばりの豪快なまくりっぷりにも滲むのでした。左袖も、主将の証たる腕章が、めくられた袖の下であらわになった素肌にまきついている勢いで。

で、千明さん(本日はボールボーイに。キャップをかぶり、折りたたみ椅子を運ぶ姿すらキュートでありました)が出場停止、三門さんが負傷離脱中のため、相棒は平木さんが一列下がって務めることとあいなりました。ただ、平木さんの左足が繰り出すキックは、この位置では威圧感が損なわれてしまいますね…。

湿気を含んでいるのか、ねっとりと感じられる空気と変わらぬ感触で、ゲームは進んでいきました。いや、試合の流れが空気をそう感じさせるのでしょうか。粘っていたといえば、ディフェンスでは染谷さんの粘りが光っていました。しかし、相手右CKでちょっとしたエアポケットが発生してしまい(ちょっとした、というのも私の勝手な感想ですが)ヘディングで先制点を許してしまいます。さらに、中央をするすると抜かれてクリーンシュートを決められまして。

「おいおい、ここ切らすな、集中!」
ゲームキャプテンがこう叫んだのは後半なんですが、もうちょっと早く、そんな声が欲しかったかも。監督も武井さんに、ちゃんと受けろ、と怒鳴りつけます。

…中盤がなくなってしまうのです。前に4人、いや武藤さんを加えた5人が並んでしまうほど。これがやや改善されたのは金久保さんが入ってから。金久保さんの強さは、相手もフィジカル的に強いゲームこそ、際立ちます。そして兄ちゃんが帰ってから投入されたっぽい船山さんもそのキープ力で状況打破を目指します。その他、自分にワンツーだの、強引なシュートなど、いろんなトライを見せてくれました。挑み続けるがゆえに、ジャッジにフラストレーションも覚え。

判定が、と言ってしまうのは簡単です。中野監督が猛烈に抗議するシーンさえありました。ただ、それで片付けてしまったら、何も生まれません。だって、その判定は決して消失はしませんから。

右サイドをえぐられ、武井さんが応対したのですが、打った方がうまくて…とどめの3点目。RKUは最後、飯田さんを前線に上げるパワープレー(武井さんがバックラインへ)も披露したのですが、結局、ホームで完封勝利を献上してしまったのでした。

やるせない心地でスタンドを離れた私の救いは、下平さんとにこやかに言葉を交わす姿と、期せずして知った“良い知らせ”でした。沖縄には行けない理由。
2007/07/23 23:09:04 | University Soccer | Comment 6 | Trackback 0
好きで来て、勝手に見させていただいてるだけです
プロサッカー以外のカテゴリを見る際の、口癖。



突然ですが、思うところあって、RKUサッカー部への想いを綴ろうかと。

「流通経済大学サッカー部」―Jリーガーを毎年何人も輩出し、やたら日本代表やJクラブと練習試合をする、そんなイメージでしょうか。部員が約200人いて、全寮制で、男4~6人が同じ部屋で暮らしてて。

私にとって、RKUサッカー部は『船山貴之選手の所属チーム』以外の、何でもありません。試合へ行けば、まず横断幕を探し、船山さんの幕があったら、次は全部で何選手の幕がかかっているかを数えます。アップが始まれば、目を凝らして姿を求め、いれば凝視しますが…そこにいても、たとえ予想スタメンに名前があっても、試合に出るとは限らない。その不確実さが、私にとって、何よりもRKUらしさ、になります。

以前、RKUを一言で言えば「変」だとLRで書いたのですが…こんなチームは他を探してもないと思う、その“こんな”は、試合のメンバーが全く予想できないところ、です。前週の公式戦でゴールを挙げていようと、週半ばの練習試合で結果を出していようと、それは決して“確実”とはイコールではないのです。

船山さんに比べたら、鎌田主将や武井副将は、はるかに“確実”には近い“位置”にはいるけれども、“確実”という場所にいるわけではありません。直近の佐川印刷SC戦だって、鎌田さんの幕がないな…と思いきや、キャプテンはスタンドでメガホン叩いていらっしゃいましたから。



中野監督が何かの取材でおっしゃっていたのですが、RKUの部員さんは、入部時点では9割がプロ志望なんだそうです。とはいえ、RKUでも、プロになるのは毎年数人です。厳しい道です。

そして、船山さんは…プロを目指す一人(のはず)です。なれるかなれないかは、未来のことだし、何より、それは“結果”です。ただ、RKUサッカー部は、その険しい道の、“ゴールの在る方角”を指し示してくれる環境ではある、とも思っています。前に触れた、競争が激烈に激しいのも、環境を構成するファクトの一つです。

このblogは、左サイドバーへ「RKU贔屓なのは、2006年6月に受講したクラブドラゴンズ公開講座の影響です。」と記してあります。上の画像…お見苦しい書き殴りは、そのメモです。

【理想のFW】
私が、RKUサッカー部を率いる中野監督という方に“丸め込まれた”というか、“やられた”(微笑)のは、中野監督のおっしゃられた答え…“答え”に、胸打たれたからです。残念ながら、画像で写っている部分ではないのですが。

こんな言い方をするのは、たかがファンの分際で笑止千万なのですが、この監督なら、船山さんが目指す夢に向かって、正しい方向へ導いて下さる、そう思ったのです。そういうことです。それだけです。

…そう感じた私の感性が正しいだなんて保証は、どこにもないのですけれども(微苦笑)

【相手を尊重する】
KUSSの会報最新号に、RKUの総理大臣杯優勝記念インタビューとして、監督と、次郎先輩、飯田さん、清水さん、平木さん、武井さんのコメントが載っています。4つ質問があって、最後のQは「応援してくださった方へ一言」です。

今年、KUSSに入って、何号か会報を読んできて…意外に、この手のコメントがきちんと言えない選手を見かけ、それでも、それは大学サッカーの選手はプロフェッショナルではなく、サッカー界のジャンルとしてもマイナーだから、と思っていたのですが、RKUの選手は、みんなきちんと言えるんだ、と感じました。当たり前ですか? それって、当たり前ですか?



…今回はここまでにします。次に、こんな機会、もといこんな“気分”になったら、【紙袋へ手を突っ込まれる】あたりについて語りたいところですが。

水曜に、RKUは柏レイソルとTMを行います。毎度の通り、どんなメンバーが日立台へ来るか、全く予想ができませんけど、楽しみです。本当、すごく楽しみです。
2007/07/23 22:45:51 | University Soccer | Comment 0 | Trackback 0
KASHIWA is our DREAM LAND.
「ハマ、どこ?」
降ってきた声に反応して顔を上げると、目の前を白いユニフォームの集団が移動していました。国士舘イレブンです。スタジアムのピッチを通り過ぎてしまったので、どこでゲームをやるか尋ねたのでしょう。

1年半ぐらい前まで、ここへ毎日通っていた選手へ。

<練習試合@7/21日立台・野球場>
柏レイソル 6-2(前半0-2)国士舘大
得点者:伊東×2、永井、太田×3、長谷川、李

★レイソル前半
--大久保-阿部吉--
池元-アル-山根-佐藤
中谷-岡山-古賀-蔵川
----水谷-----

★レイソル後半
---長谷川---李----
菅沼--永井--柳澤--太田
大谷-阿部嵩-小林祐-小林亮
------加藤-----

先月末、国士舘大との対戦が決まった時から、これだけを楽しみにしてきました。レイソルユースOB・濱屋さんの日立台凱旋。高校3年間通して見た1987年生まれ組が巣立って以来、機会を作って“着替えた後”を見るよう努めてきましたが、“次のユニフォーム”姿で日立台へ戻ってきた選手は、まだいなかったのように思うのです。

アップスタート―前期リーグ戦で船山さんを抑えつけてくれた時は、サラサラの髪が印象的でしたが、今回はベリーショート。それは、黄黒のウェアを着ていた頃を彷彿とさせて。今日も足助キャプテンと(菅原副将へ腕章が移動する途中まで)組んで、レイソルの前に立ちふさがります…が、残念ながら、先発メンバーにレイソルユースOBはゼロ。

古賀・岡山コンビは目新しい組み合わせですが、懸念された通り、スピード豊かな選手の多い国士舘のアタッキング(柏さん、菅原さん、伊東さん中心)に四苦八苦(特に岡山さんが)。クリーンシュートを開始直後から連発され、まさかに2点ビハインド。ギャラリーからは不満の声が続出。途中、国士舘の選手が警告2枚で退場になるも、レイソルは流れを取り戻すことができませんでした。国士舘も頑張っていたと思いますが、正直レイソルの自爆(自滅、とはちょっと違うニュアンス)でしょう。せっかくのチャンスもイージーミスでロストばかり。どっちがプロだか分からないような低調なパフォーマンスでした。

濱屋さんは途中、ハンドを見逃してもらったり、ユニを引くようなシーンもありましたが(!)主に大久保さん―後半は千葉選抜仲間でもあった長谷川さん―の相手を一生懸命やってました。サッカー選手は、センターバックは、身長ではないと思うのです。強く。

後半、レイソルはがらりとメンバーチェンジ。国士舘は大半の選手が通してやりましたから、それだけでも不利(ただし、人数差はリセット)ですけど…。ミッドフィールドの“背骨”が不在で、ペースの握りようもなかった前半とは異なり、後半にはゲームメーカーがいました。俊太さんです。結果としては、右サイドからの切れ込みでゴール&アシスト(長谷川・李のゴールは右からのクロスより)を量産した太田さんの一人舞台になりましたけど、その1点目をもたらしたのは、俊太さんの右への大きな振り球。

その配球の妙を見るたび、横にいる柳澤さんは…ボール奪取では随分と頑張れるようになった柳澤さんは、どんな武器で、俊太さんと違うボランチとしてアピールすればいいんだろう、と考え込んでしまいました。それくらい、俊太さんのゲームメイクは見事だったんです。ゴール量産で、ギャラリーのフラストレーションもすっかり解消されました。

試合後、濱屋さんを真っ先に“捕獲”したのは、大谷先輩でした。ちょっと意外?! やや遅れをとった柳澤さんは、後ろから頭をぽんと叩きます。しばし旧交を温めた後、それぞれ相手ベンチへご挨拶し、再びすれ違った際、何やら足を指しながら言葉を交わしていました。も、もしやスパイクプレゼントトークですか?!

それから、石崎監督のボール供給によるシュート練習(枠を外れたボールを拾おうとする、この日ボールボーイも務めたU-11のみんなの群がり方が可愛くて、癒されました☆)が行われ、最後は長谷川さんの一発芸×2でフィニッシュ。国士舘イレブンは、シュート練習するレイソル若手たちの知り合いと言葉も交わしつつ、引き揚げていきました。

次なるステージで頑張って、そのチームの一員として日立台へ帰ってきて、レイソルと対戦する。それが、こんなにも嬉しいことなのだと学びました。これから、もっとたくさんの凱旋が見られるといいな、心からそう望みます。
2007/07/21 23:01:45 | Reysol | Comment 2 | Trackback 0
うまく書けないけれど宝物だよ
最前線の比嘉くんがボールを受けると、アンカーの武井さんが肩を…身体を寄せてきて、動きを塞ぎ、ボールも奪ってしまいました。

その瞬間、怒りを覚えた私は“武井ファン”ではなさそうです。



<練習試合@7/18埼玉スタジアム第2G> ※40分×3セット
U-17日本代表候補 3-1(0-0/2-1/1-0)流通経済大
得点者:武田、比嘉、富山、齋藤(PK) 

試合開始に間に合わないのは承知で行ったのですが、半分弱(2セット目途中まで)は見れませんでした。それをご承知の上で、目を通していただければと存じます。

タクシーを使うなんて発想は全く湧かず浦和美園駅から、早足でサブグラウンドへ。遠くより、見慣れた…代表と相対する際の装束になりつつある2ndユニフォームのREDを認めて、ほっとしました。コート際までたどり着くと、フェンス越しでU-17代表候補のサブメンバーがアップをしていて、その中に、新潟でもアップ時から誰よりもきびきびと動いているのが印象的だった比嘉くんが、やはりこの日も、出番が待ち切れない、と思わせるような様子でいて、少しだけ、はやる歩みが緩みました。

そして、飯塚さんの甲高い吠え声がこだましていました。まずはRKUの出場メンバーをチェック。とはいえ、最近は顔に加えモーションも選手判別手段として記憶しようといるのですが、行ってみなければ誰が出ているか分からないのがデフォルトのRKUですから、なかなか判別精度は上がらず…結局、頼りは選手間のコーチング。少しずつメンバーを特定していくと、17日から月末まで春学期の試験(RKU大学公式)なのが影響しているのか、いつにない混成チームなのだと察せられました。

RKUの左サイド=代表の右サイドでマーカーをかわして突破していく、白シャツの背番号17。その鮮やかな動きに目を奪われ、はたと気づいたのです。このドリブルモーションは、よく知っている―比嘉くんです。私、比嘉くんが投入されたこと、全く気づいてなかったんです。柿谷くんは煌く金髪が眩しいのもありますけどすぐ分かったのに! そうです、柿谷&比嘉のツートップ。

“遅れ”を取り戻さんと、ぎゅっと意識を集中します。再び、右サイドで抜け出してフリーになった比嘉くんの放ったショットは、立ちはだかる飯塚さんの、その伸ばした手の先よりもさらに外を通り、逆側のポストに当たって跳ね返って入るという、そのコース取りも見覚えがある、シャツの裾並みに比嘉くんらしいファクト。

人もボールも動くと言われる、U-17城福ジャパンのサッカー。いかんせん、先日の新潟国際が初見の身なので、語るなどおこがましいですが、スピーディなボールのやり取りであっという間に柿谷くんのフィニッシュへたどり着くなど、立ち上げ以来活動を重ね、アジアの壁も突き破り、世界大会を目前に控えているだけの成熟度はあると感じました。米本くんが自分の中では株UPかなりしてます。

いかに私が選手の見分けを不得手としているか、それは3本目の途中まで、左SBの背番号8は山崎くんじゃないと思い込んでいたことでも伝わるかと思います。ひどすぎです自分。宇佐美さんや細貝さんなどのアタックに対し、頑張って応対していたと思ってしまうのは、贔屓目なんでしょうか…。

(実は1本目に出ていたと後で知った)武井さんは、ピッチ脇にぺったり座り込んで見物…していたのですが、3本目に(再)登場。2本目にさらに加点されたせいなのかは分かりませんが、個人的には楽しくなりました。リード文のシーン(おそらく一度きりと思われるダイレクトコンタクト)が一番興奮しました。

楽しかったのは、武井さんのコーチング内容が、普段とちょっと違っていたように聞こえたから、というのもあります。すこしハスキーがかった声で紡ぎ出されるのは、多くが味方への要求。サイドの選手へ、身振りを交えて、こう動け(ば良かったのに)、みたいな。だって、「オーケー!」って言ったの、タイムアップ寸前の1回だけですよ!(←待って、その判断基準がおかしいから)

長袖で登場しながら、相変わらず実質半袖ぐらいはめくったりもして、U-17代表の早いパス回しに、必ずしも寄せ切れてない面もありましたが、3本目は持久力差?でRKUが全体的に巻き返し、逆に押し込んだ(途中から右サイド2列目に下がった比嘉くんは、あまり見せ場を作れず…むしろ守備での粘りが目を惹いたかな、というくらい)のもあって、“J1複数クラブが熱視線を送るイケメンボランチ”はRKUサッカー部の副キャプテンだ、という貫禄は見せられたのではないかな、と。

他の選手では、前線で相手をかき混ぜようとする…同期の武藤さんが“裂く”突破なら、彼の前進は“ぶち割る”ような力強さがあると思う、背番号25の「ナリ」こと成田さんの奮闘が目を惹きました。

惜しむらくは、その横にいた選手のモーションに、すごく既視感があったにもかかわらず、最後の最後までその像の名前を脳裏で結べなかったことです。それこそ、帰宅して、すぐにRKU公式がメンバーUPして下さったから、ふに落ちたんですよ。ああ、石戸さんか、って。

試合後、U-17代表の一部選手にはプレスが集中的にぶら下がり。adidasなどのロゴが入った、会見用のバックグラウンドボード、あれ、壁に貼るだけのお手軽タイプもあるんですね。びっくりしました。

一番長くつかまっていたのは、柿谷くん。あまりに長いものだから、他の選手はみんなバスの中で待っていて、スタッフが急ぐよう言うのですが…プレスからリリースされた柿谷くんに寄せてきたのは、少年たち。サインをねだっているのです。それに応じていた柿谷くんは、プロフェッショナルフットボーラーだな、と感じました。

サバイバルバトル真っ只中のU-17代表候補、そして混成ゆえの普段見られない“息遣い”を感じられたRKU、そのマッチアップを見られて、楽しかったです。選手の皆さん、そしてご一緒した格好になった方々、お疲れ様でした!
2007/07/19 00:33:46 | Japan National Team | Comment 0 | Trackback 0
@新発田
20070716114112


新発田は震度4でした。試合は無事、始まっておりますので、ご安心を。
(比嘉くんと山崎くんはベンチスタートですが)
続きを読む
2007/07/16 11:06:22 | Japan National Team | Comment 5 | Trackback 0
World of Difference
新潟市陸を離れ、ふらっと足を踏み入れたりゅーとぴあ。豊かな音色の"BGM"に癒されたのですが…豊かな音色は、ロビーの一角で行われていた生演奏ゆえのもの、でした。モーツァルトのクラリネット五重奏曲―それを聴衆の耳へ送り込んでいるのは、人の手、人の指、人の息、人の心です。

やはり生です。生しかありません。生でないと分からないことはたくさんあります…サッカーでも。

<国際ユースIN新潟・予選リーグ第3日@7/15新潟市陸>
U-17日本代表 0-1(前半0-0)U-17ペルー代表

新潟市陸へ行く時は、いつも、新潟駅から信濃川沿いの整備された堤防を歩いていきます。陸上競技場へはバックスタンド側をぐるりと回って接近する空中回廊を歩いていくのですが…電光掲示板に「第11回国際ユースIN新潟 日本代表U-17対ペルー代表U-17」の文字が流れていなければ、試合の開催自体を疑いたくもなる、人影の見当たらないメインスタンドが視界へ飛び込んできました。

日本代表が関東プリンスなどとの兼ね合わせで、新潟国際ではいわゆる“ベストメンバー”を揃えられないのもよくあることですが、それでも淋しくなりました。結局、身ばれ確実な黄色いポンチョを着る必要はなく、傘(ただし、これも黄色)を差して観戦したのでした。購入したプログラムも、濡らしたくないから、全く広げもせず雨よけビニール袋内のバッグへしまいこんで。

赤たすきの刈谷…じゃないペルー代表は、欧州ビッグクラブが熱視線を送る大物(背番号7マンコ選手)へ注目が集まりますが、背番号5をつけ左SBで先発の山崎くんが上がろうものなら、すかさずその背後を突くしたたかさと、日本代表選手とはスケールの違うシュートレンジを皆が備えた強敵でした。

ちょうど前週に見た総理大臣杯決勝で、準優勝に終わった静産大の監督が、大学の関東リーグと東海リーグでは一般的に想定されているレンジが異なり、静産大の選手が、たとえば武井さんが放つミドルシュートを静産大の選手は予期できなかったのが敗因、とコメントしていたのですが、日頃の戦いで感覚的に染み付いた距離感をぶち壊す相手とやり合う難しさを、私はこの対戦でようやく実感したのでした。肉体的には未完成な年齢、という点は両イレブン共通のはずなのに…。

「ホタル!」
そんな声がピッチから聞こえて、驚きました。セレッソの山口螢くん(中盤で忠実にやるべきタスクをこなしていた印象)だと後で知ったのですが…風情ある名詞がゲーム中に飛び交うのも、不思議な感がありますけど、ヤマといえば山崎くん、のようで。

16番を背負いベンチスタートの比嘉くん。同年代の中ではどんな表情をするのだろう―ガンバ大塚くん(ちゃっかり比嘉くんが身体をほぐす際の支え棒扱いしてました)とアップを始めた頃から、丁寧に観察しました(試合はどうした?)。試合前のアップスタートでも、ハーフタイム突入時も、待ってましたとばかり、いそいそとボールを取り出し、誰よりも早く芝生の上へ飛び込んでいきます。サッカーが好きでたまらない、屈託のないサッカー小僧そのものです。

ハーフタイム途中に大塚くんと呼び出され、後半開始よりの出場となりました。左OHに入り、ちょうどメイン側の左サイドがレイソルコンビに☆ まず何に驚いたって、青い交代用紙を口にくわえて第4審へ向かったところ!(笑)



降り続ける雨は、ドリブラーには厳しい条件です。そして、肩を脱臼して手術し、ようやくリハビリを終えて帰ってきたなんて事情を配慮してもらえる余地などあるわけもなく、足を引っ掛けられ、腕も容赦なくつかまれ、見てるこちらが不安になる程の激しいモーションで止められもします。それでも、臆せず戦うしか、“最終選考合宿の選考合宿”である新潟国際へ召集された比嘉くんが生き残るすべはりません。

ワンツー、クロス、スルーパス。いろんなアイデアを次々と…初めて見たプレミアカップ@Jヴィレッジで受けた第一印象と同じく、怒濤のシンキングスピードで具現化する比嘉くん。ようやく、ユースマニアさんがレイソルでの比嘉くんを見て、不満そうな顔をする理由を悟った気がしました。運ぶ時は運び、はたく時ははたき、相手からの物理攻撃(と言いたくなるぐらいのマーク)を全身で受けながらも、“人もボールも動くサッカー”を動かすエネルギーコアとして眩しく輝く比嘉くんは…レイソルでは見たことのない姿でした。大塚くんは、あふれ出るエナジーを、きっちり受け止めてくれるのです。これが現実、または比嘉くんを取り巻くenvironmentだと“観念”しなければならない、と強く感じました。

左サイドから、角度のない…得意のコースでサイドネットを揺らしたスーパークリーンシュートは、判定で取り消されました。無念です。

途中出場の八反田くんが左OHへ入ると、比嘉くんは右へ。山崎くんの左CKをヘディングしたこぼれ球を、比嘉くんがミドル打ちこれず、ゴール前へのパスとなり、これの押し込みもやりきれず、なんて場面もありました。試合はGKの反射的なセービングで何度も助けられていた日本が、そのGKが傷んでのリスタートで、手早く突っ込まれDFラインの裏を与えてしまい、ゴール隅へ蹴り込まれてしまう…それも終盤に、という残念な展開でした。ただ、スコアこそ0-1ですが、内容としてはペルーとの差をまざまざと見せ付けられました。

理想(城福哲学)と現実(ペルーの力量)との間を彷徨うイレブンは、まるでガラス細工のようでした。美しいけれど、脆くもあり。
2007/07/15 18:30:27 | Japan National Team | Comment 0 | Trackback 0
オッケイ!
また利根川を渡ってしまいました。本日はIリーグ。RKUから参戦する4チームのうち、Cブロックに属するRKU.GUT'sです。

FW2枚とCBの片割れに長身選手を擁するのですが、展開されたのはRKUらしい、ポゼッションを握り、テクニカルにボールをつないで切り崩すサッカー。序盤こそ長い球を入れるのが主体の時間帯(主には受け身)があったものの、いったん流れをつかまえた後は、幾度も相手ゴールを脅かしました。

<IリーグCブロック@7/14上武大サッカー場(人工芝)>
早稲田大B-1 1-1(前半1-1)RKU.GUT's




人工芝ピッチは本日の第一試合で使用中なので、ア式&RKUイレブンは校舎の合間でアップしていました。RKUは試合では着用しない方である2ndユニ(赤)をまとい、ア式は人それぞれの装束で。とても見覚えのあるアンブロのシャツを着てアップする長身選手が、本日のおめあて・小川さんです。

ピッチ内、ベンチへの移動では正式な戦闘装束である“えび茶色のユニフォーム”に改めていました。前期のリーグ戦会場で見かけたことはあるのですが、黄黒のユニフォームから着替えた姿は初めて見たので、感慨深かったです。まだまだ見慣れませんが…。

B-1の消化済試合ではいずれもフル出場しているだけはあり、この日も右CBとして、強い語気の声とあちこちを指す腕でバックスを仕切ろうとしていました。相手がツインタワーを並べてきたので、ウリである空中戦も多く見ることができました。完勝、と書くと贔屓の引き倒しですが、空を制していたようには感じました(プレーを見たのが久しぶりだったので、前提として相当甘いのはご承知おき下さい)

先制点を挙げたのは早大。しかし、時間が経つにつれ、GUT'sがイニシアティブをもぎとっていきました。それは、小川さんの守備機会増加を意味します。高い打点のヘディング、奪ったボールを繋ごうとする意識とそれを具現化するボール扱い、地に立つ足の太さ。“着替える前”より備えていたもの、“着替えてから”身につけたもの。そのミクスチャーこそ、ア式蹴球部の1年生としての小川さん、です。

前半30分過ぎの、小川さんと相手選手とのコンタクト―厳しい判定だと感じました(実際のプレーよりも、選手が痛がっているなどヴィジュアル面に傾いた判定傾向があり、ジャッジを巡り、両チームがベンチを含めて熱くなるシーンが何度かありました。また、GUT'sの一部選手はこれを上手く引き出して、試合を優勢に進めていました。←けなしているわけではありません)が、ペナルティエリア内でのファウルにイエローカードを提示されたら、次に行われるのはGUT'sのPK。決められてしまいます。

ここでの落胆ぶりと強烈な自責は、あれだけ出していた声を失ってしまったのでも明らかでした。ゆえに発生した綻びは、CBの相方である背番号5の選手が一生懸命繕ってくれました。前半終了間際には、少しずつ調子を戻していたのですが。

後半になると、ゲームはペースアップ。めまぐるしい攻守の切り替えで、少しも目の離せない展開となりました。早大も流経大も技術にブレのある選手などおらず、見ていると武井さんが『サッカーJ+』で口にしていた言葉が脳裏をよぎります。
「部員が200人いて、Iリーグにいる選手もほんとうまいんですよ」
GUT'sで印象に残った選手を一人挙げるとすれば、中盤の底でゲームを組み上げていく“背骨”役を務め上げていた背番号14でしょうか。お名前が分からず申し訳ないのですが…。

作り出したチャンスの数では、後半はGUT'sが優勢だったとはいえ、どちらに点が入ってもおかしくない流れでした。それだけに、ドローという結果は、残念でもあり(小川さんも、遠慮が見られた前半とは見違えるように、終盤は語気強く怒濤のコーチングを繰り出してましたし)両イレブンに与えられたエンディングとしてはbetterでもあったように感じました。観客としては良い試合でした。

タイムアップ寸前、B-1の選手が腰からピッチに落ちて?動けなくなってしまい、救急車で搬送されたのですが、無事であることを祈ります。
続きを読む
2007/07/14 20:25:16 | University Soccer | Comment 0 | Trackback 1
DISCOVER WEST
私は腕フェチなので、二の腕の筋肉や指の美しさを、人の特徴として記憶します。

この日も…顔ではなく、右手の、肘から先のラインを、最も強烈なインプレッションとして刻み付けられました。決して忘れないでしょう。右腕のラインと、その指す先を。

<JFL後期第2節@7/8笠岡>
流通経済大 4-1(前半2-1)三菱水島FC
得点者:船山、徐、山下(PK)、金久保、加藤(船山右CK)

--------26徐/3---------
11武田/4----33武藤/1----15船山/2
--------------------
---14金久保/2----13千明/2----
32保崎/3-18加藤/3-16澤口雅/4-03染谷/3
--------21C飯塚/4--------

武田→19儀間/4
武藤→24瀧原/4
金久保→37成田/1

白桃ラスクを買って岡山駅の改札を抜けると、ホームには快速サンライナーが。停車駅が少ないので、予定よりも早く笠岡駅へ着いてしまいました。駅前に鎮座するのは、特産の石がでーんとそびえ、周囲をモビールが踊る“白石踊り”のからくり時計(笠岡市公式HP)。

『今から約800年前、瀬戸内海は源氏と平氏の戦場であった。水島・藤戸・屋島の戦などで討死した両軍将兵の霊を弔い供養するために踊られたと伝えられている』

解説ボードの文字にはっとしました。三菱水島の“水島”は、平家が源氏(正しくは木曽)を破った、ゆえに歴史上は大きな出来事とは見なされていない“水島の戦い”の“水島”だったのです(私は平家公達オタクなので…)。随分遠くへ来たものだと改めて感じました。瀬戸内海は平家の根城。源平争乱ゆかりの地って、東日本だと源氏のばっかりなんですよ。当たり前なんですけど。だから、遠くへ来たのだと、実感して。



次のバスは40分後。バス停に背を向け、国道2号線沿いを、溶けそうになりつつ歩きました。試合時間帯は陰るといいな、と思いながら(実際、陰ってくれたんですが)
笠岡総合スポーツ公園で待ち受けていたのは、カブトガニが地面を埋めそうなモニュメントと、三菱水島FC選手の短冊も下げられた七夕飾りと、「昨日は優勝おめでとうございます」と、やたら早い時間についてしまった私の住所を聞いて、対戦相手を見に来たんだと察して下さった水島サポさんでした。今思えば、この時、近況を尋ねられた笠岡工出身の選手って、1年生のGK瀬口さん(大臣杯初戦では一方的にお世話になりました!)ですね…。

少しずつ来場者が増えていったのですが、その中に、ツーショット写真を頼まれている男性が。難波先輩じゃないですか! 横浜FCはOFF期間でしたので、帰省中(難波さんは岡山県出身)と思われます。最終的には選手もご来場に気づいて、試合後にはスタンドへの挨拶もあったりして。前キャプテンに、無様な姿は見せられませんから!



キックオフ直前、監督に呼ばれ指示を受けていたのは、千明&金久保の2年生中盤コンビ。船山さんと同学年の選手ですから、これからも長い付き合いになります。それぞれ組み立てる力を持っているのは知ってますが、並んだらどんなミッドフィールドが現出するのか、興味が湧きました。千明さんは“王様”(調子がよくてハマると、まるで“千明システム”に思えます)で、金久保さんはもう一歩下がってる“裏番”のイメージがあります。あくまでも私のイメージですけど、あくまでも。

ファーストシュートは武田さん、惜しくもバーの上。船山さん(本日は半袖スタート。長袖で臨んだ金久保さんは本物の長袖派と見ました)も長いドリブルで持ち込み打ちますが、GKにはじかれる―など、主導権はRKU。千明さんが中央でその流れを創っていきます。

そんなRKUに、天からチャンスが降ってきました。いや、正しくは相手のクリアボールが、フリーな船山さんの目の前に落ちてきたんです。忽然と足元にやってきた決定機、逃す船山さんではありません。がっちり長めのボールを蹴り込んでくれたのですが…場内は静まり返ります。アナウンスさえ、かなり遅れて。地元CATVの中継も、スタンドで行なわれている(話している内容が丸聞こえで、なんだか妙な感じでした。RKUといえば、林さんネタは外せないのですね)笠岡ですが、アウェー寄りまで、お客さんは三菱水島の応援に来られた方ばかりだった(ただしコールリーダーさんがコンディション不良で欠席のため、太鼓は無し)のです。喜んでいたのは、ピッチ内でハイタッチした当人と千明さんだけ。

続いて左サイドから保崎さんが美しいクロスを入れ、ファーにいた徐さんがフリーでのヘディングをきっちり決めてくれたのですが、これまたスタジアム全体がしーんと。アウェーです。まさにアウェーゲーム。喜びを噛み殺します(別に噛み殺す必要ないんですけどね…灰色のタオルを首に巻いている時点で(苦笑))

RKUの攻撃は、まだまだ止まりません。船山さんと千明さんのテクニカルなやり取りの後、後ろから飛び込んできた武藤さんの豪快ミドル! GK正面でしたが、総理大臣杯決勝からの連戦にもかかわらず、今日も勢い全開です。一方の守備も、澤口&加藤のCBコンビを中心に、相手にチャンスを与えず、どんどん時計の針を進めていきました。

しかし、水島の右SB#19木村さんの進出に、保崎さんが最終手段としてやむを得ず倒してしまった感のあるファウルで応じ、エリア内のため、PKに。キッカーはこの日誕生日だった#4山下さん。飯塚さんも反応したのですが、ボールは手の先をすり抜け、1点差となりました。周囲は案の定、盛り上がりまして、改めてアウェーなのを思い知らされたのでした。

ここからしばらく、サイドをしつこくえぐってきた三菱水島の時間帯―躍進の原動力は言われている通りジメジメ暑くて不快指数が上がりそうな気候同様に負けないベタベタと粘り強いディフェンス―となりました。途中、染谷さんと保崎さんが左右入れ替わったりもしましたが、水島は片方を狙い撃ちにしてきた印象があります。侵入後に上げられたボールを空中で競り合うとなれば、平均身長の小さいRKUは苦しくなります。ボールを奪い返しても、2列目に並んだのが本職FWばかり=前寄りに位置取りがちで、“守備をする王様”千明さんが下がって受ければ、目の前には広大なスペースが…といった展開。

そんな2列目にあって、武藤さんは守備でも1対1で屈しないなど、大臣杯決勝からの連戦とも思えぬ踏ん張りを見せていました。前日出てない右翼の人もっと頑張れ(守備組織のパーツとして無事に機能していたとは、贔屓目にも言い難く)、って嘆きたくなるぐらいに。自分でボールを要求してもらったなら、ロストして味方へ文句を言うのは、個人的にはどうかと思いますよ…。

後半になると、若干涼しくもなり、船山さん・徐さんと長袖派が増殖。ボール扱いのスキル差に救われた場面も少なからずありました(RKUもサイドチェンジを無駄にした本数は結構ありましたけど)が、まだまだゲームは続きます。そんな頃合で、武藤さんへピッチ外から飛んだコーチング。え、何?…ビックリしました。声の主は儀間さんでした。ハーフタイムでも、味方を鼓舞する姿が印象的で、こういうのも、ゲームを進めていく上では頼もしい能力だと感心していた(試合へ出られない状態でも、チームのためにやれることをやって下さるのですから)のですが、さすがです!

船山さんがボール奪取を試み、右サイドへ戻ってきた染谷さんの助けを借りつつボールゲット。「貴之がやったようにボール取りに行け」と大平JFL監督に褒めていただきました。いや、良かったら褒めなきゃダメでしょ、こんなFan Blogでも(微笑) もちろん、ショットポイントを探してゴール前でボールを運ぶドリブルだったり、千明さんとあふれるアイデアを共鳴させあうパス交換の方が、得意分野で、輝いて見えますけど。

金久保さんと武藤さんとの面白いつなぎもありました。技術レベルが高いと、私の一番大好きな“いい意味で予想を裏切られる快感”を繰り返して相手ゴールへ迫る形になり、それをたくさん見せてくれたRKUは、遠くまで見に来た甲斐があった、と断言できます。

相手CKが何本か続いたところで、儀間さん投入。初仕事はドリンクボトルを船山さんにリクエストされて、投げたこと(涙)。瀧原さんも入り、中盤を厚くしていきます。このため、金久保さんが前目に陣取り、持てる攻撃力を発揮する格好になりました。左サイドへ飛び出したそんな金久保さんへ、船山さんがパスを供給。容易な角度ではなかったのですが、見事、右のサイドネットを揺らしまして。聞いた話では、千明さんは中学(レイソル青梅)時代FWで、金久保さんも茨城高校サッカー界では名の知れた1.5列目(=ユース下級生時代の船山さんと同じようなポジション)だったとか。素人目には、金久保さんが最もらしさを披露していたのは、ここからに映りました。金久保さんの適職はどこなんでしょう?

点差が開き、水島の集中力も途切れがちに。その分、プレーが荒くなってきたのが困りもの。儀間さんが殴られたように見えたのに、ノーファウル。大平JFL監督はぶち切れでしたし、スタンドの難波さんも殴る動作を再現して呆れてました…。そんな隙を突いて、千明さんが緩いループシュートを放ちますが、惜しくもゴール上のネットへ乗っかります。

終盤、予想を越えて目まぐるしくなった攻守切り替えにお疲れ気味の船山さんでしたが、金久保さんが成田さんと交代したため、CKを担当することに。与えられた仕事はしっかりこなし、いいボールを中へ入れ、ファーサイドの加藤さんが頭できっちり叩き込んで下さいました。これで本日1ゴール2アシスト☆ しかしながら、即座に「タカ、まだある!」と言われてしまうあたり、ワンプレーワンプレーに満足して集中が切れがちな弱点を、しっかり見抜かれている感があります。王様でもなく、裏番でもなく、突貫小僧でもない、船山さんらしさで、どうやってRKUサッカー部の生存競争をくぐり抜けていくか。大臣杯は、残念ながら一度もベンチには入れなかったけど…まだまだこれからだ、と気合を入れ直す旅になりました。

最後になりましたが、この試合では船山選手や中野総監督をはじめ、流通経済大学サッカー部の皆様に大変お世話になりました。そして、ご迷惑をおかけいたしました。改めて御礼とお詫び申し上げます。
2007/07/10 12:57:39 | University Soccer | Comment 0 | Trackback 0
パラメータ
足が速い、背が高い、トラップが巧み、枠内シュート率が高い―選手の特色になりうるポイントは、いろいろあるものですが(私はプレー経験もないし、見る眼も何年経とうと鍛えられてないので、見つけられない“もったいない”人)、こういう選手はレイソルユースでは見たことがないので、正直、どう捉えていいのか、いまだに戸惑っているんです。

点を決めるなり、他の誰でもなく、ピッチ外で太鼓を叩いている“サポーター”へ拳を突き上げるストライカー。

<関東CY選手権(U-18)9位決定戦1回戦@6/24那須スポーツパーク中央フィールド> ※給水あり
柏レイソルU-18 5-1(前半1-1)千葉SC U-18
レイソル得点者:武富、比嘉、山崎×2、工藤

---10武富/3----24指宿/2---
-11山崎/2--------22酒井/2-
----08仙石/2---05C山中/3---
07輪湖/3-20島川/2-03豊嶋3-02御牧/2
--------01岡田/3------

豊嶋→12茨田/1(HT)
酒井→19比嘉/2
武富→18太田/3
指宿→09工藤/2
輪湖→06畑田/2

暑いです。空気こそさらっとした感触(それは帰りに寄った佐野SAで、車のドアを開けた瞬間にまとわりついてきた湿気で実感しました)ですが、青い空から降り注ぐ日差しがプレーヤーもギャラリーも焦がしていきます。

あまり好きな言い方ではないですが、“失うものがない”千葉SCの、一戦必勝で臨んだ気合がにじんだプレーやコーチングに、レイソルは押され気味で、しょっぱなからバーに救われたりしました。結局、先制点も与えてしまいます…キャッチミスが原因で。

しかし、心が折れる時間はありませんでした。すぐに、右CKからもたらされたチャンス、武富くんが、一度はポストに嫌われたものの、きっちり決めてタイスコアに。
「盛り上げていこう!」
工藤くんが叫びます。前半はこれでタイムアップでしたが、勝負は…負けたら終わりの戦いは、まだまだこれからです。

後半になると、チャンスの数は増加してきます。酒井くんの献身的な動きが光ってました。あとは決定力。

[1st。時間切れです、すみません]
2007/07/08 09:45:23 | Reysol | Comment 0 | Trackback 0
雨後の筍
優勝カップを掲げるのは(基本的に)キャプテンの特権ですし、それができるチャンスは、どれだけ強いチームでも年に数回しかありません。

<総理大臣杯・決勝@7/7長居第二>
流通経済大 3-1(前半2-1)静岡産業大
得点者:平木、細貝、伊賀、武井

---09池田圭/3----18沢口泉/3---
-10平木/3---------07細貝/2--
----23武井/4----17三門/3----
06宮崎/3-02C鎌田/4-04飯田/4-05赤井/4
--------22清水/4--------

池田→19武藤/1
三門→29宇佐美/3

「決勝の観戦はバックスタンドのみとなりますので予めご了承ください」と、前日の昼休みに発券したチケットに印字されていたので、バック側のゲートに回ったのですが、そこには「動員ゲート入口」の貼り紙が。ヒュンメル@静産大やadidas@流経大のみならず、関西のいろんな大学の名前がウェアへ入った集団に圧倒されつつ、一般観戦客の入場口を関西学連の方へ確認すると、メイン側だと言われてしまいました。メインスタンドは見やすいのですが、他のスタンドには行けません。ちょっとだけ残念でした。

幕をはったりグッズを配布したりと、スタジアムをグレーに染めて後押ししようとするRKUですが、本日のユニフォームはレッド。静産大
がサックスブルーだったせいでしょうか。静産大のGKユニは緑。それをまとう村山さんは、岡山国体で優勝した“あの”千葉選抜の一員です(試合後、同じく千葉選抜だった千明さんと言葉を交わすシーンも)

キックオフ前、左サイド=バクスタ側の平木さんが、スタンドをあおっていました。Jリーグを彷彿とさせる、バックスタンド全体に大きな幕を広げて歌う部員さんたち。みなグレーのゲームシャツ(新旧取り混ぜ)を装備し、彼らなりの戦いへ臨みます。

立ち上がり、守備動作でも意気込みを感じさせた鎌田さんのフィードが何本か、すっと前へ飛びました。おおかたボールを保持し、特に右サイド細貝さんから崩そうと試みます。あとはフィニッシュ―ぼやきたくなった前半10分過ぎ。こぼれ球に対し、平木さんが左足を一閃。ぎゅん、と真っ直ぐに進んだボールは、すぱっとゴールネットへ突き刺さりました。1回戦プログラムで「平木だけはいるといないとでは違う」と中野監督がコメントしていた“我らの10番”ですが、正確無比な左足は何よりも信頼に値します。

そんな先制点を、メールで報告しようと携帯へ打ち込んでいたら、歓声が。はっと顔を上げたら、容易ではないモーションでネットを揺らした細貝さんの、ほとんど余韻に近い部分だけの動き、そして当の揺れるネット(notボール)を見ました。しまった、やっちまった! 誰がゲットしたかは、たまたま近くに座っていらっしゃったご家族の方々が、誰よりも喜んでいらっしゃったので察しました。

連続得点にピッチもスタンドも、少なからず空気が緩みます。まだゲームの4分の1も消化していません。かえって試合運びは難しくなる、と感じました。戦う相手が変わってきてしまうというか。さらに、ピッチには日も差してきて(メインスタンドは日陰だったのですが)消耗戦の様相を呈してきます。ポゼッションの高いRKUは、ボールを動かすのにエネルギーをより使うのです。ねっとりと熱を帯びてまとわりつく空気は、両イレブンからエナジーを奪っていきます。

RKUはファイナルで、今大会初の失点を喫したのですが、それも崩されて、というわけではなかったですし、失点シーン以外にも信じがたいミスから幾度かピンチを迎えました。ミスが目に付いたのはRKUだけでなく、相手もです。これは、この季節の大阪で、こんな時間に試合を行う時点で、内容の濃いゲームを望むのが酷というものです。チャンスを創り出すよりは待つ方が楽、ですから。暑さゆえか、武井さんは半袖を何度もめくりあげます。後半開始時なんかベンチ出てきた時点でめくってたし…。

そんな武井さんが放ったミドル。ミートも軌跡も若干怪しかった(本人も蹴り応えはそれほどだったようですし、試合後にはチームメイトにも冷やかされてました)のですが、ボールはゴール右端へ。大きな大きな3点目です。ジャンピングガッツポーズ! いいもの見させていただきました。

勢いに乗る、あるいは取り戻したRKUは、続いて、池田さんのパスを左サイドで受けた沢口泉さんが、フリーの大チャンス! しかし、決めきれずクリアされてしまいました。そして、池田さんに代えて武藤さんを投入。ベタベタした雰囲気を薙ぎ払う風となるべく登場したのでしょうが、ゲーム展開的には、なかなか難しいところでした。それでも、自分で決めるという意志の強固さでは、先輩FWたちをはるかにしのぐ、まさにストライカーの中のストライカーであると感じました。

何枚か既に交代の札を切っていた静産大は、最後に2枚一度に切ってきました。RKUも、少々足を痛めて辛そうでもあった三門さんに代え、宇佐美さんを入れます。
「止まんない止まんない!」
味方を甲高い声で鼓舞し続けてきた鎌田キャプテンの、この試合最もハイトーンだった一声。最大の敵は自分の限界、となってきました。体力の限界、気力の限界。平木さんの左CKを鎌田さんがヘッドでドンピシャで合わせた時は、とどめのゴールもらった!と喜んだのですが、残念ながら「相手がたまたまそこ(シュートコース上)にいた」ためにゴールならず。無念。

タイムアップの笛。歓喜がはじけるというよりは、やっと勝ち取った栄冠に安堵した、そんな空気が流れました。消耗戦―しかし、RKUが1日おきにゲームの組まれた過酷なトーナメントを勝ち上がれたのは、全試合先発は飯田さんのみだったという、毎試合、ふたを開けてみないと分からないメンバー構成で、各人の消耗を、どの大学よりも抑えられたことにあるように思います。ファイナルだって、実は負傷離脱者もいる…だなんて気づけない人もいるのでは?(実際、恥ずかしながら私がそうでした)



表彰式では、最初、キャプテンが2連続でトロフィーを頂戴してしまって、スタンドの一部から不満の声があがった(笑)のですが、あまりにいろいろスポンサーからいただける(ビッグな副賞としては、牛肉50kgなんてのも)ために、4年生が交代で受け取ることに。ラスト、真なる覇者の証明である総理大臣杯は、武井副将が授与されていました☆ あ、間違えられていた“流通科学大学”(略称RYUKA)は、神戸にあります。1回戦の神戸遠征で、身内で盛り上がったネタなので覚えてました。RKUとは全く関係ないそうです、はい。



フォトグラファーが撮り損なったため?何度か胴上げされていた中野監督。不満の色を隠さないコメントを出していたようですが、それでも、胴上げされる(そして何人か胴上げしているうちに、メダルが紐から外れて地面に落ちてしまっていたのは飯田さん)監督なんて、大学サッカー界に、そう何人もいるわけじゃありませんから。幸せな方です。

1回戦では下平スカウトをお見かけしましたが、本日は小見チーフスカウト(で肩書合ってます?)がいらっしゃってました。ガタガタガタ(←震えてる音)

そして、RKUの選手は散っていきました。ある者は帰途へ、ある者はさらに西へ―JFLのステージへ。ユニバーシアード(バンコクは大変な場所そう)も控えています。もっと先へ、もっと上へ。RKUと所属選手たちの戦いは、タイトルも通過点…ひとつの大きなステップとして、さらに続きます。
2007/07/08 00:10:46 | University Soccer | Comment 4 | Trackback 0
| BLOG TOP |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。