スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --:--:-- | スポンサー広告
血みどろのオーラ
左タッチライン際をはうようなボール―SHの船山さんは、割る、と判断したらしく、足を緩めました。しかし、ボールはピッチ内へとどまり、結果として抜かれた格好になりました。その後、中へ入って応対する船山さんでしたが、クリアはあいにく相手選手へ。そこを起点にラストパスを出され、3失点目を喫しました。

直後、細貝さんとの交代となりました。引き揚げてくる船山さんのアンダーシャツは真っ赤。ライン際を歩くものだから、係員に、離れろ、と当然の注意を受けます。

<JFL前期第3節@3/25佐川急便守山陸上競技場>
流通経済大 0-4(前半0-2)佐川急便SC
得点者:御給×2、嶋田×2

----15船山/2---25佐藤高/3----
-12田村洋/3---------08西/3--
----17三門/3----13千明/2----
06宮崎/3-03染谷/3-16C澤口雅/4-05赤井/4
--------21飯塚/4--------

三門→26徐/3(船山左SH、田村左CMF)
船山→29細貝/2(同位置)
佐藤→09池田圭/3(同位置)

※[鎌田さんたちが選抜で不在の]3月開催ですが、学年は新学年です。もう5月だし。

ロータリーをカールおじさんが闊歩してて驚いた守山駅よりバスに揺られた時間は結構長かった…のですが、不安はありませんでした。車内で、きりりと青い…どう見ても佐川急便のマフラーを首に巻いた女性がいたからです。着いていけば間違いない!と。

入場はバック側から

バスを降りると、目の前に優雅なアーチがかかってました。あわよくば出待ち…と不埒なことばっかり考えている(ご本人の迷惑省みず)アホの子なやぶなので、最初に確認したのは入口です、選手の。そして、観客とは動線がすっぱり分かたれているのを知りました。J1みたいです(褒めてます)

ちゃんとケチャップが1袋ずつついてくるのですよ

続いてはこちら。貧乏人最大の弱点『無料』の文字にやぶメロメロ。あちこちにメールを飛ばします(当日お騒がせした方々、すみませんでした)。とどめはトイレ。北は秋田から南は鹿児島まで、あちこちスタジアム行きましたが、こんなに綺麗なトイレは見たことがない、というぐらい明るく、清掃が行き届いてました。美術館のトイレかと思いました…って、ここ、隣に佐川美術館という、グループの所有する美術館もあるんです。もしかすると、同レベルでのキープを、日々心がけていらっしゃるのかもしれません。いずれにせよ、観戦者にはありがたいことです。

惜しむらくは芝。隣にある人工芝(練習で使用だとか?)の緑はまぶしかったのに、こちらは枯れてます…船山さんがアップ中、べとっ、といきなり転んで、必死にリカバー&セルフフォローしてましたが、ええ、こけてましたから。

さて、JFLのアウェーゲームで、RKU側のスタンドに座る人が誰もいない…のは、覚悟しておかなければならないのは分かっているんですけど、この日は違いました。気がついたら、全国的にも名の知れているだろう、いろんな高校のジャージを着た集団に囲まれて…完全包囲されていました。春休みだから、どこかでフェスタでもあったのかな…と思っていたのですが、どうも彼らは“岡山国体で優勝した千葉選抜の船山”を知っているようで。私からJFLのガイドブックを借りさえした(!)面々は、びわこ成蹊スポーツ大学サッカー部ご一行様で、この試合後、佐川急便Bチームと練習試合をやるらしい、と推察されました。

RKUを同一カテゴリのチームと見なして観戦する彼らが試合中に紡いだ諸々の感想は、プレー経験がなく、展開されるゲームを本質的に理解する(見て取る)能力が欠落している私にとっては、非常に勉強になるもので、盗み聞きごめんなさい&ありがとうございました、とこの場でこっそりお礼を言わせていただきます。

「6番はキックっていうか、持ち方がうまい。よう見とる」
たとえば―すみません、一言だけ! えっと、宮崎さんをベタ褒めしていた2人組がいたんです。宮崎さんは堅実なプレーで、左SBフリークの私も、この人に任せておけば安心、と自信を持って言い切れる選手なのですが、何が秀でてるか、って具体的に言えるかといったら言えなかったんですよ。持ち方…そういう観点で見たらいいのか、と、実はこの試合以降、ちょっと注目してます、宮崎さんのボールの持ち方。あと佐藤高志さんのめっちゃうまいトラップ。

試合は前半6分、左サイド(RKU右サイド)を御給さんが全速力で駆け抜け、いきなり均衡が崩れます。応対した染谷さんにも構わずボールを折り返され、入れられたボールを澤口雅彦さんはかき出したのですが、ゴールインの判定。逆に田村さんの右CKからRKUがゴールネットを揺らしたのは、無効とされてしまいました。

急便(←BSSC流)の影山・冨山の両CBは激しい寄せでRKUが前に出したボールの保持を許さず、相手がロストしたボールはスピード豊かなカウンターで、あっという間にチャンスへ結び付けます。船山さんは主に影山さんとのマッチアップで、大型で当たりも強い相手に船山さんが対抗する手段は、スピードで左右に揺さぶるしかありません。ポストとしてはワンタッチでボールをコントロールする(=うまく離して、味方へつなげる)技量が問われ、船山さんはBSSCの選手がときにはどよめく程の球さばきを披露しました。

RKUも選手が前を向けば、よどみないポジションチェンジ―約束事が徹底されているからできること―も交えてのアタックを展開します。西さん(RKUのチャンスメーカーでした!)がサイドを突破し、ワンフェイク入れてからセンタリング、これがファーサイドやや後方の千明さんへ通り、千明さんはミドルシュートを選択も、ボールはポスト直撃。

俊足FWを生かすために、急便はカウンターサッカーでJFLを戦っていくことをチョイスしたのでしょう。ややもすれば卑下されもするリアクションサッカーですが、後方の起点から出るボールが正確で、なおかつフィニッシャーがスピードを殺さずシュート精度を維持できなければ成立しません。カウンターも洗練されればここまで美しいのだ、と初めて知りました。

嶋田さんがドリブルの技術で染谷さんを完璧に負かしてシュートした2点目は、対応がどうこう言うより、相手を褒めるしかなかったです。スピードが最大の魅力で、それと両立してしまっている視野と技術は、引き続きRKUを大ピンチに陥れるのでした。RKUも技術・戦術面では張り合えているのですが、ここ一番のマッチアップでフィジカルに押されて屈してしまい、刹那の綻びが即座に命取り=失点へ結びついてしまうのです。流れゆく時間の90%はきちんと応じていられても、100%でなければ、常に全神経を張りつめていなければ殺されてしまう、JFLでも上位チームと対戦するのでなければ味わえない緊張感が、私にはたまりませんでした。マゾ?

RKUの中盤でパスワークの主体を担うのは千明さんなのですが、千明さんのパスは綺麗…だけど、それほど怖くはありません。佐川のアタックを見ていると、人目を惹く輝きと、相手を殺せる鋭さは全く異なるのだと、思い知らされます。どちらも賞賛されるべき要素で、天秤にかけるものではないようにも感じますが。この試合に限っては、私には『面白いRKUと、強い急便』と映りました。

前半終了のホイッスルが鳴り、引き揚げてくる船山さんの精悍な―無精髭だから綺麗ではないですけど―顔立ちに、ゾクゾクしました。激しいマークに直面し、それでも戦って…まるで身体を包むオーラが血をだらだら流しているようで。後半開始前には、船山・田村・西の3選手が首脳陣へつかまって、指示を受けていました。

…次にゲームが動いたのは、リード文で触れた3失点目だったんですけれども。セルフジャッジで傷口を広げてしまったのですから、交代させられても文句は言えないでしょう。点差が開き、集中を欠いた千明さんがベンチから怒鳴られる、なんてシーンもありました。はね返りのボールをそのままフィニッシュへ持っていかれて4失点目。池田圭さんが(この方もBSSCの選手には知られる存在でした)登場する頃には、ちょっとしたサンドバッグモードへ突入していました。内容がどうこうと言えど、結局はスコアで選手のモチベーションも上下動するのがサッカーかもしれません。

「喋れ、喋れ、黙んな!!」
同じく集中を維持するのが難しくなってきた急便のフィールドプレーヤーへ、GK真子さんが喚きました。東福岡高時代は、90分四六時中、感想を述べ続けていたイメージがあるんですけど、大学を経てJFLの強豪にいる現在は、多少は落ち着いたのかな、と受け取りました(苦笑) まさかこんなところで再びプレーを見られるとは、と少しばかり感慨深くもなった滋賀遠征でした。
2007/05/04 22:01:26 | University Soccer | Comment 0 | Trackback 0
<<BACK | BLOG TOP | NEXT>>
Comment
Comment Form












やぶにだけ読んでもらう

Trackback
トラックバックURL
http://vexations840.blog76.fc2.com/tb.php/115-2e3c783f
| BLOG TOP |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。