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Life is either a daring adventure or nothing.
「輪湖ー! 輪湖ー!」
耳馴染みの重低音が野球場のピッチに響きます。その聞き慣れた感覚は、WARM MODEな大島“くん”の隣にいるのが、大河原さんではなく、キックが得意な桐の葉のサラブレッドだったり、ヘッドが得意なWMWのポール型スピーカーだったりした頃の記憶を、即座に引き戻してくれました。

柳澤さんが山中くんとボランチを組んだ―2年前那須で泣き崩れた時このコンビでした―り、その山中くんが「菅野!」と呼ぶ声色から想像される“中学時代”があったり…過去と現在と未来がパッチワークのように並んでいるピッチは、プレーする22人にとって、やりやすいステージだったのか、ちょっと分かりかねる面があります。

<練習試合@6/27日立台・野球場> ※30分×2セット
柏レイソル若手混成 3-2(前半1-2)柏レイソルU-18
得点者:大津、畑田、比嘉、大島(右CK)、大河原(左CK)

【サテライト+ユース混成・YELLOWシャツ】
---長谷川---大津(T)---
-太田(Y)-------菅野(T)-
---柳澤----山中(Y)---
輪湖(Y)-大河原-大島-篠原(Y)
------岡田(Y)------

※60分交代なし。(Y)はレイソルU-18の3年生。(T)は成立高の3年生。

【レイソルU-18・WHITEユニ】
-------09工藤/2--------
-11山崎/2---------19比嘉/2-
---10武富/2-----06畑田/2---
-------08仙石/2-------
22酒井/2-03C豊嶋/3-12茨田/1-02御牧/2
--------松下/2--------

武富→15川崎/2
工藤、山崎→24指宿/2、13牧内/2(比嘉が左サイドへ)

実は(notミノル)朝から日立台にいました。午前は筋トレ&サーキットを、二手に分かれて入れ替わりで。ボールを一切使わない、私が見学を苦手とする構成です。柳澤さんは、相変わらずモーションが他の人よりガチャガチャしてまして、一目瞭然。この時点でトレーニーコンビの姿もありました。

午後は1対1のロングパス練習から鳥かご経由で、紅白戦。夕方の練習試合に出る4人は不参加です。菅沼さんの突破を日立台で眺めていられる幸福を、改めて、しみじみと感じました。今日も居残りを欠かさず…その居残りでボールに触れる姿が貴重だった、遠い過去など塗りつぶしてしまう勢いで。いろいろ書きたいのですが、週末の公式戦が控えてますので、胸にしまっておきます。

そして、楽しみだった練習試合―すぐに思い知らされました。楽しみにするだなんて、どれだけ愚かな態度だったかを。

9決@那須で歓喜の時を分かち合ったのは、わずか3日前。けれど、レイソルユースの選手たちは、クラ選の全国大会に出るため、あるいはその大会で勝ち進み、優勝を狙っていくためにサッカーをしているわけではありません。彼らの目標はトップ昇格です。ですから、トップのスタッフが見守るこの練習試合は、言うなれば、9決よりも大事なゲームです。

アピールゲーム。それも、直近の試合出場を勝ち取るためでもない、もっともっと大きな視野で見る側も見られる側も臨まなければならない試合です。その半端ない重みが、野球場を包む空気さえ粘っこく変えてしまったように感じました。勝利が目的ではないゲーム、果たして、第3者(たる私)は、どんな姿勢で眺めればいいのか。正直、60分間では納得いく回答にたどり着きませんでした。

練習生の二人は、それでも、22人の中では一番純粋に自己アピールを行っていたように、私には映りました。先制点は、右サイド(ユース的には左)から上がったクロスを、GKのキャッチを阻むように大津くんが頭で押し込んだもの。菅野くんも右サイドを何度となく疾走し、後方の右SBにはほとんどチャンスを与えず(苦笑)好印象を刻んでくれました。逆サイドは、SB(輪湖くん)が何度も駆け上がって、いいクロスを入れてたんですけど。

レイソルユースとそのOBは、相手をよく知っているだけに、やりやすく、同時にやりにくそうにも見えました。OBプロと現役組のコンビネーション、あるいはマッチアップは、毎年12月になると必ずチームが“消失”する過酷な掟によって“奪われた”時が、何か魔法の力で少しだけ戻ってきたような、そんな感覚がありました。柳澤さんと比嘉くんの対決なんて、もっとマジカルな組み合わせですけど。武富くんに当たり負けした時は、ファンとしてどうしようかと思いましたが…。

連係が取れているのは、もちろんユースの方。そのつなぎを、プロのプライドと年長の意地がカットする、そんな展開だったかと思います。左サイド(ユースから見て)より上がったボールをワンタッチでうまく蹴り込み、同点に持ち込んだのは畑田くんでした。工藤くんと軽くハイタッチ。

本日も裾出し全開の比嘉くんは、輪湖くんとバチバチやりあって、接触で倒れたシーンもありましたが、臆せず、相手をなぎ倒していくような得意の突破を披露し、ギャラリーの感嘆を誘っていました。中央の武富くんが出した裏を取るナイスパスに、バッチリ反応して抜け出した比嘉くんが、岡田くんの股を抜いて決めたスピーディなシュート、さすがでございました。そうそう、今日はタイムアップまで走り切りました! 日立台のお稲荷さんありがとう!!

セントラルフィールドでは、柳澤先輩がややお疲れモード、山中くんが前後に走ってチームを支えてました。コーチング、ボールチェック、ミドルパス、オーバーラップ。私、2年前に山中くんがユースへ上がってきた時、彼は柳澤“くん”の後継者たるボランチになるだろうと思ったんですが…違うタイプだけど、素敵なレジスタになったような。甘い? ここ最近のれじれじ読んだ人なら、私が山中くんに相当甘いのはバレてるかも。

後半になって、ようやく見せられた篠原くんの右サイド駆け上がり。それを褒めてくれたのは大島先輩でした。この日の大島さんは、自分のことでいっぱいいっぱいな普段とはやや異なる…HOTとまではいかなくとも、WARMな声出し&攻撃参加(!)で、Jリーガーの貫禄を見せようとしてました。レイソルユースを見始めて5年目、昇格したのは菅沼・石川・柳澤・桐畑・大島の5人だけですが、5人は選ばれし者、再確認させられました。褒めた直後、右CKをファーサイドでフリーにてヘディング、ゴールも決めました!

ゲームの、スコア上での決勝点は、左CKがDFの頭を超えた先、立ったままでいた大河原さんの頭に当たって、綺麗に入ったものでした。組み合わせとして、どちらが勝ったからといって喜べるものではないのは、最初から分かっていたのですが…ともかく重苦しかったです。


勝利のみが目的ではない、全員が昇格できるわけではない―それは、Jクラブ下部組織の存在定義そのもの。応援するなら、それをよく噛みしめ、承知の上でしなければならないのです。私、忘れかけてたのかもしれない…いや、一時でも、忘れたがったし、忘れてたのかもしれません。関東予選で。『中途半端な覚悟しかできないなら、クラブユースなんか見ない方がいい』という、先達の言葉を、低くなる夕日を仰ぎながら、何度も反芻しました。

そして、応援していた選手が昇格する…昇格したことによる変化も、考え、そして受け入れなければならないと強く感じました。選手自身が変わっていく、ファンも昔の気分を引きずり続けていてはダメだと。おめでたいはずの日の、長い長い日立台滞在は、私が好んで追いかけている対象の含む厳しい側面を、再度教えてくれた、ハードレッスンとなったのでした。

最後になりましたが、柳澤さん、20歳のお誕生日、おめでとうございます。菅沼さんのように、下部組織のみんなの憧れとして、瞳を輝かせて語られる、そんな存在になってくださる日の訪れを、日立台で、ずっと待ってます。

2007/06/27 22:40:06 | Reysol | Comment 3 | Trackback 0
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Comment
タクちゃん、そのトラップはな氏に対する挑戦状に値すると思います(挨拶)

レポありがとうございまし。
ユースっこたちには全て上がれなくとも彼らの将来の為に経験値を稼いでいって欲しいです。

ところで、ほっちゃんは・・・?(爆)
by: ら@とよしまこーへーあれあれー? * 2007/06/28 01:02 * URL [修正]
ポンペイがここまでblogされた!
by: BlogPetのポンペイ * 2007/06/28 10:05 * URL [修正]
>らさん
なさんはそれよりも、30分ハーフだとリリースされなかったことにご立腹でしたぞ!(ぼそっ)

レイソルにいてよかったと思ってもらうために、できることはあるんでしょうか…

>ぽんちゃん
せっかく関西行くのに、セレッソさんの練習が朝早くて残念ですよ。
by: やぶ@琵琶湖線 * 2007/07/01 11:00 * URL [修正]
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