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雨後の筍
優勝カップを掲げるのは(基本的に)キャプテンの特権ですし、それができるチャンスは、どれだけ強いチームでも年に数回しかありません。

<総理大臣杯・決勝@7/7長居第二>
流通経済大 3-1(前半2-1)静岡産業大
得点者:平木、細貝、伊賀、武井

---09池田圭/3----18沢口泉/3---
-10平木/3---------07細貝/2--
----23武井/4----17三門/3----
06宮崎/3-02C鎌田/4-04飯田/4-05赤井/4
--------22清水/4--------

池田→19武藤/1
三門→29宇佐美/3

「決勝の観戦はバックスタンドのみとなりますので予めご了承ください」と、前日の昼休みに発券したチケットに印字されていたので、バック側のゲートに回ったのですが、そこには「動員ゲート入口」の貼り紙が。ヒュンメル@静産大やadidas@流経大のみならず、関西のいろんな大学の名前がウェアへ入った集団に圧倒されつつ、一般観戦客の入場口を関西学連の方へ確認すると、メイン側だと言われてしまいました。メインスタンドは見やすいのですが、他のスタンドには行けません。ちょっとだけ残念でした。

幕をはったりグッズを配布したりと、スタジアムをグレーに染めて後押ししようとするRKUですが、本日のユニフォームはレッド。静産大
がサックスブルーだったせいでしょうか。静産大のGKユニは緑。それをまとう村山さんは、岡山国体で優勝した“あの”千葉選抜の一員です(試合後、同じく千葉選抜だった千明さんと言葉を交わすシーンも)

キックオフ前、左サイド=バクスタ側の平木さんが、スタンドをあおっていました。Jリーグを彷彿とさせる、バックスタンド全体に大きな幕を広げて歌う部員さんたち。みなグレーのゲームシャツ(新旧取り混ぜ)を装備し、彼らなりの戦いへ臨みます。

立ち上がり、守備動作でも意気込みを感じさせた鎌田さんのフィードが何本か、すっと前へ飛びました。おおかたボールを保持し、特に右サイド細貝さんから崩そうと試みます。あとはフィニッシュ―ぼやきたくなった前半10分過ぎ。こぼれ球に対し、平木さんが左足を一閃。ぎゅん、と真っ直ぐに進んだボールは、すぱっとゴールネットへ突き刺さりました。1回戦プログラムで「平木だけはいるといないとでは違う」と中野監督がコメントしていた“我らの10番”ですが、正確無比な左足は何よりも信頼に値します。

そんな先制点を、メールで報告しようと携帯へ打ち込んでいたら、歓声が。はっと顔を上げたら、容易ではないモーションでネットを揺らした細貝さんの、ほとんど余韻に近い部分だけの動き、そして当の揺れるネット(notボール)を見ました。しまった、やっちまった! 誰がゲットしたかは、たまたま近くに座っていらっしゃったご家族の方々が、誰よりも喜んでいらっしゃったので察しました。

連続得点にピッチもスタンドも、少なからず空気が緩みます。まだゲームの4分の1も消化していません。かえって試合運びは難しくなる、と感じました。戦う相手が変わってきてしまうというか。さらに、ピッチには日も差してきて(メインスタンドは日陰だったのですが)消耗戦の様相を呈してきます。ポゼッションの高いRKUは、ボールを動かすのにエネルギーをより使うのです。ねっとりと熱を帯びてまとわりつく空気は、両イレブンからエナジーを奪っていきます。

RKUはファイナルで、今大会初の失点を喫したのですが、それも崩されて、というわけではなかったですし、失点シーン以外にも信じがたいミスから幾度かピンチを迎えました。ミスが目に付いたのはRKUだけでなく、相手もです。これは、この季節の大阪で、こんな時間に試合を行う時点で、内容の濃いゲームを望むのが酷というものです。チャンスを創り出すよりは待つ方が楽、ですから。暑さゆえか、武井さんは半袖を何度もめくりあげます。後半開始時なんかベンチ出てきた時点でめくってたし…。

そんな武井さんが放ったミドル。ミートも軌跡も若干怪しかった(本人も蹴り応えはそれほどだったようですし、試合後にはチームメイトにも冷やかされてました)のですが、ボールはゴール右端へ。大きな大きな3点目です。ジャンピングガッツポーズ! いいもの見させていただきました。

勢いに乗る、あるいは取り戻したRKUは、続いて、池田さんのパスを左サイドで受けた沢口泉さんが、フリーの大チャンス! しかし、決めきれずクリアされてしまいました。そして、池田さんに代えて武藤さんを投入。ベタベタした雰囲気を薙ぎ払う風となるべく登場したのでしょうが、ゲーム展開的には、なかなか難しいところでした。それでも、自分で決めるという意志の強固さでは、先輩FWたちをはるかにしのぐ、まさにストライカーの中のストライカーであると感じました。

何枚か既に交代の札を切っていた静産大は、最後に2枚一度に切ってきました。RKUも、少々足を痛めて辛そうでもあった三門さんに代え、宇佐美さんを入れます。
「止まんない止まんない!」
味方を甲高い声で鼓舞し続けてきた鎌田キャプテンの、この試合最もハイトーンだった一声。最大の敵は自分の限界、となってきました。体力の限界、気力の限界。平木さんの左CKを鎌田さんがヘッドでドンピシャで合わせた時は、とどめのゴールもらった!と喜んだのですが、残念ながら「相手がたまたまそこ(シュートコース上)にいた」ためにゴールならず。無念。

タイムアップの笛。歓喜がはじけるというよりは、やっと勝ち取った栄冠に安堵した、そんな空気が流れました。消耗戦―しかし、RKUが1日おきにゲームの組まれた過酷なトーナメントを勝ち上がれたのは、全試合先発は飯田さんのみだったという、毎試合、ふたを開けてみないと分からないメンバー構成で、各人の消耗を、どの大学よりも抑えられたことにあるように思います。ファイナルだって、実は負傷離脱者もいる…だなんて気づけない人もいるのでは?(実際、恥ずかしながら私がそうでした)



表彰式では、最初、キャプテンが2連続でトロフィーを頂戴してしまって、スタンドの一部から不満の声があがった(笑)のですが、あまりにいろいろスポンサーからいただける(ビッグな副賞としては、牛肉50kgなんてのも)ために、4年生が交代で受け取ることに。ラスト、真なる覇者の証明である総理大臣杯は、武井副将が授与されていました☆ あ、間違えられていた“流通科学大学”(略称RYUKA)は、神戸にあります。1回戦の神戸遠征で、身内で盛り上がったネタなので覚えてました。RKUとは全く関係ないそうです、はい。



フォトグラファーが撮り損なったため?何度か胴上げされていた中野監督。不満の色を隠さないコメントを出していたようですが、それでも、胴上げされる(そして何人か胴上げしているうちに、メダルが紐から外れて地面に落ちてしまっていたのは飯田さん)監督なんて、大学サッカー界に、そう何人もいるわけじゃありませんから。幸せな方です。

1回戦では下平スカウトをお見かけしましたが、本日は小見チーフスカウト(で肩書合ってます?)がいらっしゃってました。ガタガタガタ(←震えてる音)

そして、RKUの選手は散っていきました。ある者は帰途へ、ある者はさらに西へ―JFLのステージへ。ユニバーシアード(バンコクは大変な場所そう)も控えています。もっと先へ、もっと上へ。RKUと所属選手たちの戦いは、タイトルも通過点…ひとつの大きなステップとして、さらに続きます。
2007/07/08 00:10:46 | University Soccer | Comment 4 | Trackback 0
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Comment
長文書いたのに…消えたので短めに(え)

2週連続関西遠征お疲れさまでした。
歓喜の場面に立ち会えるのは素晴らしいですね♪

選手層が厚く、どのメンバーを組んでもちゃんと勝てるのは素晴らしいですよね。
(サブさんなんか毎試合だろ…)

一番気になるのは1週間関西にいた訳なんだが、試合のない日は何をやっていたんだろうか…
by: ら@「いつもありがとうございます」 * 2007/07/08 10:58 * URL [修正]
長文消えてしまいましたか…読みたかったのに(無茶言うな)

試合のない日、といっても連戦ですから休養あるいは練習ではないかと……………(沈黙)

いや、試合後にスタッフさんが「たこ焼き食べたい」とベタベタな希望を口にしていらして、人間皆考えることは同じなのか、と思ったのも事実ですが。
by: や@笠岡スタンド * 2007/07/08 11:52 * URL [修正]
昼間から何回もここにコメントを残すのに失敗してるのですが(書き込むボタンを押すたびに回線が切れますw)今度こそ大丈夫かしら。。。

何はともあれ、遠征お疲れ様でした。速報(心底有難かったです!)を頼んでしまったばかりにゴールを見逃してしまわれたのですね、申し訳ないです。このお詫びは来週末、日本海方面へ速報メールを送る、ということでお返しいたしまする。


結果的に今回の遠征が、やぶさんの心を潤す、充実した遠征であったことにホッとしております。TOP・JFLと銘打ってはいても、差はないということをしみじみ感じております。


個人的には船山さんは、ストライカーよりもチャンスメイカーとしての印象が強いので、アシスト2という結果にニンマリです。その映像を見ることはかないませんけれども、これからも変わらずゴール&アシストを重ねられるといいなと思います。

週末遠征が続いておりますが、どうぞ体調崩されないよう気をつけて!

by: 某雨女 * 2007/07/09 00:38 * URL [修正]
お陰様で、持参した折り畳み傘は一度も取り出しませんでしたi-179
…FC2調子悪いんですかね?

次節たつのこも、身体が2つあれば行きたいところですが、正直、どなたが出場するのか、まっったく予想がつきません。

現地で声をかけてくださった…大臣杯優勝祝いまで告げてくださった(多謝!)水島サポの方も「あの26番(=徐さん)がトップで出られないとは」と驚いていらっしゃいました。

本当、船山さんがJFL組だったから言うわけではなく、TOPもJFLも甲乙つけがたいハイレベルなパフォーマンスで、RKUは強いに決まってる、と確信した次第です。

もちろん水島分は別にエントリ立てますが…2アシストに関しては金久保様サマですから!(微笑)
by: やぶ@疲労困憊の家主 * 2007/07/09 12:57 * URL [修正]
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