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鍵を握って悩んでいるのは誰
「兵藤、相手がこけたんだから…」
筑波を倒せとはっぱをかける古参OBへ、白いシャツをまとった茶髪の青年がうなずきます。自分がいるのは早大・東伏見グラウンドだという“常識あるいは自制”も、一瞬でぶっ飛んでました。身体の内側から湧き上がってくる熱の正体は、2日前に目撃した黒星への、とめどない悔しさ。

悔しかったんだ、こんなに悔しかったんだと、47時間近く過ぎてから、痛感しました。負けたくない、絶対に負けたくない。

<関東大学サッカーリーグ第13節@9/20たつのこフィールド>
流通経済大 0-2(前半0-0)中央大
得点者:石川、辻尾(PK)

--------13徐/3--------
-15船山/2--14金久保/2---08西/3-
----10平木/3----17三門/3---
06宮崎/3-02C鎌田/4-04飯田/4-05赤井/4
--------22清水/4-------

金久保、徐→19武藤/1、09池田圭/3('63)
三門→03染谷/3('79)※鎌田が1列上がる

この試合だけは、絶対に自分の目で―そう決めたのは、駒沢陸上で、駒大と筑波大の“絶対に負けられない戦い”を見終えた時でした。天皇杯1回戦敗退となったRKUが、どんな姿勢で後期第2戦へ臨むのか、類推や想像を挟みたくなかったのです。

船山さんは主にタッチライン沿いで活動(RKUにしては、役割分担がハッキリした感じの配置だったような)していました。前へ進むのは“らしさ”で済むのですが、後ろへ戻る…守備を行う、組織の11分の1となるには努力…以前に意識付けが必要なのでした。今は、それを外から…ベンチから言われて、やっている段階ですから。この日も怒鳴られてました。対面には、エスパルスに右SBとして内定している(んですよね?)辻尾さんがいました。スピードで振り切られた場面もあったんですけど、これが(少なくともフィジカルは)プロレベルのSBなんだから…と。そこで張り合えなきゃいけませんよね。

前半はあっという間に時計が回りました。一時期、壊れて手動だったたつのこの時計も、動くようになりましたか?? そして、ピッチ中央で、GAMEという懐中時計を握りしめているのは、金久保さんなのでした。パス出し前のためのみならす、キープして、前へ運ぶモーションですら、チェンジ・オブ・ペースで相手を翻弄できる技術を備えているのに…自信なさげに、手探りでゲーム運びを模索するイレブンを象徴するかのごとく、金久保さんは、手にした時計のねじに指をかけながら、巻かずにいる、そんなもどかしさを覚えるようなプレーでした。

いい形はいくつかありながらも、決定機とまで至らなかった45分を終え、後半へ。ループシュートが放たれました。もったいない…かに見え、観客の嘆息を招いた船山さんの一撃は、GKの後ろで跳ね、ゴール横へと流れていきました。選抜の韓国遠征でも連発していたループは、船山さんの視野を示す、得意技。それを打つより、相手のコースを身体張って切る方が、船山さんにとっては難しく、お褒めのコーチングを頂戴するに値する…のでしょう。

怒られ続けていたけど、ベンチからの言葉で、一番印象的だったのは、直接FK前の、これ。
「貴之、練習通り!」
ここで、どんなトリックな展開(キッカー3人並んでたはず)が実行されるのか…と息を呑んで待っていた私は、ある意味で阿呆なのかもしれません。FKは、バーの上へ飛んでいきました。練習ではどんな軌道を描いていたのか、もどかしく感じました。

宮崎さんがゴールからボールをかき出してくれて救われた、なんてシーンもあり―慎重というか丁寧に進めようとしていて、RKUはシュートへたどりつけていないのを悟りました。静的にバランスが取れてしまっているというか。どこで壊し…リスクを冒し、相手ゴールへ迫るか、後半のポイントはそこだと感じました。

RKUに欠落していた動的エネルギー…動くがゆえの不安定な印象も与える、それでも襲い掛かるためには不可欠な要素、結論から言ってしまえば、それこそが(当日出場機会なしの)ダイナモ武井、だったんですけれども。武井さんがいないと、こうなってしまうのか…と強く刻まれました。

右サイドをえぐられ、折り返され、ゴール前でGK清水さんとの交錯気味な押し込みでボールはゴール内へ入ってしまい、中大が先制。膠着感が現実化してしまったRKUは、武藤さんを準備しますが、船山さんがベンチへ伝達したのは、前半に目の上を流血して、包帯を巻き着替えながらも空中戦を続けていた徐さんが、頭が痛いと訴えている事実でした。しかし金久保さんのOUTは取り消せず、同時に2枚切る羽目に。前線へ似たようなタイプが、文字通り“寄っている”格好となり、中央は薄くなります。

ペナルティエリア内のハンドでPKを与えてしまい、追加点を許したRKUは、3枚目を切りますが、閉塞感は打ち破れず、そのままタイムアップを迎えてしまいました。


挨拶などを終えてから、悄然としてマネージャーさんの差し出すドリンクカップを手にした船山さん。重苦しい空気に包まれていようとお構いなしに、視界へ飛び込んできた腕がありました。私はムッとしたのですが、船山さん同様、相手の顔を見て、驚きをあらわにしてしまいました。船山さんも腕を出し、二人の掌と掌はパチン、と素敵な音を立てました。

折りたたみ椅子を抱えて引き揚げてきた、明大の白いポロシャツをまとう、パスをぶら下げた運営スタッフは…福地さんだったんです! あそこで軽いハイタッチを求めることができるなんて、福地さんだけですよ(同じぐらい長い付き合いでも、柳澤さんは、性格的に、しない…できないと思う) この後、ゲートのテントを片付けたり、一生懸命お仕事していらっしゃいました。

福地さんのプレーは1年以上見れてませんが(涙)二人、いや三人とも、フットボーラーとしてもっともっと幸せになってほしい、と心から願う私なのでした。

2007/09/24 00:41:29 | University Soccer | Comment 1 | Trackback 0
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Comment
きょうポンペイが恋愛したいです。
でも、NAOヤンと設定した。
by: BlogPetのポンペイ * 2007/09/24 14:16 * URL [修正]
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