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断崖絶壁今何処
「プロのほうが質は高いが、そこで出られないくらいなら大学で実戦を多く経験したほうがいい」とRKU中野総監督がおっしゃったとか(asahi.com)

どちらが正解なんて分からないし、知りたくもありません―どの道へ進んだ選手も成長し続けてほしい、それこそが望みであり願い。

たまたま、千葉東総というフィールドが、記憶のCrossingだっただけで。

<サテライトAグループ第16日@10/7千葉東総>
柏レイソル 1-0(前半0-1)ジェフユナイテッド市原・千葉
得点者:谷澤(佐藤)

☆レイソル前半
-------09C北嶋-------
22鈴木----14佐藤--35ドゥンビア
--08マル・アラ---28谷澤---
24平山-33大島-30飯塚(Y)-27柳澤
-------01水谷-------

☆レイソル後半 ※正しくは大島・飯塚・柳澤の3バックです。
----19大久保-----09C北嶋----
---------14佐藤--------
---08マル・アラ----28谷澤----
24平山-33大島-30飯塚(Y)-27柳澤-22鈴木
---------01水谷---------

ヴィジュアルとしては問題なく映るものの、すぐにめくれ、踏ん張りの利かないピッチ。貼り出されたメンバー表を見た時点で、機能しない光景が思い描けるような布陣。いろいろ障害はありましたが、レイソルイレブンは勝利への強い意思を持って公式戦へ臨みました。

立ち上がりからボールを保持するものの、いかんせん連係が、外国籍選手の周囲を中心に良くありません。FWとアナウンスされた由紀彦さんが、下がり目の位置で献身的なバランサーぶりを見せていました。CKも全部やってましたし。

右SBの柳澤さんは、前が今日の配置でも一際不慣れなポジションであるドゥンビアでもありますから、そうそう前へ出るわけにもいきません。一度だけ、ドゥンビアがためて、追い越した柳澤さんにパス、柳澤さんが中へ入れて…なんてシーンもありましたけれど。

自分が何をすべきか、まずその段階で手探りとなってしまいます。中盤の底はディフェンスにおいてはほとんど実効力を持たず、バックスがやっとの思いで奪っても、ボールの出し先が見えないから、選手は止まってしまう…の繰り返しでした。

「上げさせちゃダメだ、もっと身体はれ!」
石川健太郎コーチ(本日の元締め)が、ユースから参戦の飯塚くん(高2)へ檄を飛ばします。サイドで並走しても、慎重にウォッチすることの多かった飯塚くんですが、吹っ切れたように当たりにいきます。

あまりに若いDFラインを、左端の平山さんが一生懸命カバーしてくださいます。柳澤さんも、本来の持ち味を到底発揮できない位置でありながら―そこにいる理由はひとえに人がいないから―その位置に立つ者の仕事である守備を、ここ数ヶ月で身につけた粘りで、必死にこなしていました。とはいえ、頑張っていると言っても、それが即座に試合出場へつながる水準ではありませんが。

後半、大久保さんを投入して、レイソルはシステムを変えてきました。柳澤さんが“変な位置”にいると目を疑ったのですが…しばらくして、現実を受け入れざるを得なくなりました。平山・鈴木の両WBもしばしば下がってきて、実質5バック状態となる時間も短くなかったとはいえ、この配置は大島・飯塚・柳澤のユース組3バックで、柳澤さんは右のストッパーとして、自分よりも長身の相手FWとの空中戦までも求められるようになったのでした。

ヘディングは苦手だったはず。しかしながら、ジェフが最前線へ放り込んでくるロングキックに対しても、全く臆すことなく飛び上がって競り合い、捨て身のスライディングでボールをかき出したり、キープ力を生かした足技で相手を反転して振り切り前向いて供給したり、RKUの23番がCBやるような危なっかしさを醸し出しつつもCBとしてゴールを死守していました。

「ヤナギ、前に預けて」
本当は攻撃したい―時折、前へ出て行こうともするのですが、その意味は、ボランチとCBでは違ってきます。CBは後ろに誰もいません。ゆえに、CBは勝負や決断を本当に恐れてはいけないのです。

背水の陣というのは、このような状態を指すのでしょうか。前半に比べたら各自の役割が明確化(それでも、前線に2本のタワーを並べた意義は、なかなか見出せませんでした。後ろ5枚に前2本で中盤はスカスカ)し、飯塚くんも全力を尽くして守っていたし、大島さんは先輩らしさを見せるべく、思い切り良く守り、時には攻めあがっていたし、柳澤さんは時にボランチの谷澤さん(この日も自分含めて4枚のイエローカードを提示させる恐るべき特殊技能を披露)とサンドイッチでディフェンスする、なんて場面もありました。

自分が出したボールを奪われて、追走する格好になり、明らかに分かっていてやったファウルで警告を頂戴した柳澤さん。決して洗練されているとはいえない守備動作の果てに、ようやくマイボールにできたとしても、その後、ボールの出す先まで、レジスタとして美しい配球を見せる時のように、ぶれない意志を通し切れたら、もっと良くなるのに。今は守るので精一杯だから、相手に渡ってしまうことも多いのです。

それでも…夏前とは見違えるような守備力の向上は、柳澤さんの日々の努力を紛れもなく証明しているのでした。嬉しかったです。もっともっとできるはずと思っていてくれるのは尚更。

勝利を希求する強い思いは、GK水谷さんを含め全員での、死力を尽くしたディフェンスに表れているのでした。綺麗とは言えないかもしれませんが、十二分に、胸打たれました。どうやって点を取るかだけが、終始、課題として横たわっていたのですが―左CKをショートコーナーとした由紀彦さんが、受けての平山さんからのリターンをファーサイドへ入れ、そこにいた谷澤さんが、当人も予測していなかった(?)ヘディングでフィニッシュを試み、ボールはふわりとネットを揺らしたのです!

良かったです。得点と、それがもたらす勝利こそが、みんなの奮闘を何よりもねぎらえるものですから。

3バックのコンビネーションとして、“正しい”在り様だったかはともかく、どう考えても初めて並んだバックスのレイソルユーストリオ、お互いをカバーしなければ、という強固な覚悟に胸打たれました。やっぱりレイソルユースが好き、と改めて感じました。
2007/10/07 23:36:38 | Reysol | Comment 0 | Trackback 0
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