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砂時計
試合後、武田さんが後輩GKを付き合わせてシュート練習していました。いや、逆かな?―狙えばここまで当てられるのか、と感心するぐらい、左右のポストへ嫌らしいコースを取って当たる浮き球、あるいは転がるボールを連発していました。

その近くで、足の裏でボールを撫でて持ち上げるリフティングを試みる鎌田さん。コーチにマンツーマン指導を受ける澤口さん、チームメートと試合について熱く語る武井さん…いろんな姿が、秋津の薄暗い照明で浮かび上がって。

冷たい空気は、2年前、日立台の夜空に描かれた放物線を思い出させてくれました。砂時計―時刻ではなく「時間」を示す時計―の砂は、残りが多かろうと少なかろうと、変わらず落ちていくのに、落ちる砂が愛おしくなるのは、砂が目に見えて少なくなってから。

<練習試合@11/15秋津>
流通経済大 3-4(前半2-0)ジェフユナイテッド市原・千葉
得点者:楠瀬、西、羽生、池田昇平、武藤、レイナウド、新居

☆RKU前半
---11武田/4----12田村洋/3---
07楠瀬/3---28フランク/1---08西/3
--------23武井/4-------
06宮崎/3-02鎌田/4-04飯田/4-16澤口雅/4
--------22清水/4-------

☆RKU後半
---19武藤/1----09池田圭/3---
-17林相協----------08西/3-
---20瀧原/4----23武井/4----
03染谷/3-04飯田/4-18加藤/3-16澤口雅/4
--------22清水/4-------

秋津は代表の練習試合でしか足を運んだ経験がなく、新習志野駅からの道、白状すると、本当に試合があるのか、ともされた照明を見るまで不安でいっぱいでした。寒い時間帯(17時開始)でしたが、熱心なジェフサポがスタンドの中央付近から左側に陣取っていました。

バックラインで、飯田さんが積極的に声を出していました。周りはほぼ同学年―RKU公式によると「3限終了後出発のため授業のある人は参加できずTOP・JFL混合で試合に臨みました」とのこと。そしてこの日も、最後尾の清水さんは神がかり的なセービング(新居さんの裏を取り切ったヘディングをはじき飛ばしたり!)でいくつものピンチを消し去っていました。

右の西さんから短いパスを受けた楠瀬さんが、少しドリブルで持って入ってミドルシュート。軽い弧を描いたボールは、ゴールへ吸い込まれたのでした。RKU、先制です! ジェフは新居さん→レイナウドの交代もあって、時間と共に立て直してきました。すなわち、RKUの劣勢。しかし、清水さんの好守が続きジェフはゴールを割れず、さらに西さんがカウンターで右サイドから斜めに蹴り込んで2点目をゲット。2-0での折り返しとなりました。

コーチングって、スタンドのファンよろしく、ボール保持者の名前を繰り返し叫ぶことではなく、保持者の背後に人がいないことを「ターン!」と伝えたりする行為なのではないかな、と試合前アップでキャプテンとペアを組んでいた選手の声を聞いて思いました。いや、そんな感じ方さえ、もはや愛しくて切ないんですが。

後半もいきなり、17番(この選手は先日の船山兄弟対決アントラーズとのTMでも良い動きをしていたそうで)の突破から折り返された絶妙なボールが池田さんに入ったのですが決め切れず、逆に大ピンチがやってきたんですけど、これはバーを直撃。ハードラックでもあったジェフ、羽生さんが飯田さんとの並走から一歩左へ抜け出して放ったシュートが、逆サイドのゴール隅に飛び込む、RUNもショットもさすがフル代表と唸る一発で反撃開始です。後半のバックスでは、最終的に繕う役は澤口さんが担当していました。DFとしては大きくないのですが、粘り強い応対で相手チャンスを潰していくのです。決して諦めない強さは、攻撃参加でも発揮されるのですが。

ジェフが、左CKから池田昇平さんの綺麗なヘディングシュートで追いつけば、すぐにRKUも、池田圭さんが中央で体勢を崩しながらも頑張って出したパスを、武藤さんがばっちり蹴り込んで再び勝ち越し。後半は波乱の気配―セットプレーのリスタートからレイナウドが少し抜け出し、放ったシュートが、カットに入った加藤さんへ当たってコースが変わり、清水さんも反応できずゴールを割られてしまいました。うーん。

さらに、それまで良さがあまり見えずにいた新居さん(レイソル好きは、この人に3年当時の鎌田さんが大苦戦したのを覚えているのです…)が、飯田さんをワンフェイクでかわして見事に決めました。お見事な翻弄ぶりでありました。逆転されてしまったRKUは、飯田さんを上げたり、武藤さんのチャンスメイク→17番シュートなど諦めませんでしたが、タイムアップ。1試合通すと、なかなかおなかいっぱいな内容なのでありました。

さて、この試合のエントリを立てるとなれば、触れねばならないことがあります。


日本代表のオシム監督が、この試合を見に来ていました。視察という仰々しい形態には見えず(お付きの方などから察して)ふらっとサッカーを観に来た、というように映りました。発見したギャラリー(≒ジェフサポ)の写真などのリクエストにも普通に応じていて…本当に、本当に普通だったからこそ、脳梗塞の報には大変驚かされたのでした。

2点を先行したRKUの、楠瀬さんと西さんのフィニッシュは鮮やかで、著書『日本人よ!』(新潮社)で、長身日本人選手の例として「FC東京の平山相太、横浜F・マリノスのハーフナー・マイク、ゴールキーパーの林彰洋(流通経済大学)も190センチ以上だ」と挙げているオシムですから、大学にもこんなアタックができる選手が…と思ってくれないかな、なんて勝手に考えながら、囲まれている様を見ていたのです。

けれども…「てんてん*」さんのエントリに書かれているリアクションの方が自然でしょう。イビチャ・オシムという方が日本で過ごしてきた時間を思えば。

現時点では、最後に生観戦した試合がこれなのですが…また、多くの試合を見て、愉しんで下さる時間を取り戻していただければ、と心より快癒をお祈りする次第です。

2007/11/30 23:28:12 | University Soccer | Comment 0 | Trackback 0
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