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清水東のドゥンガ
「タカバ、邪魔」
口走った2秒後には、そんな言葉を紡ぎ出した自分に愕然としました。

ゲーム終盤、同点に追いつき、なお攻勢をかけるRKU。GK林さんが、楠瀬さんとポジションを交代し、左のサイドハーフへ移った船山さんへスローするのですが、これを見抜き、体を入れてきた高林さんによって、ボールはTDKのものとなりました。その、一連の動作を見て、私はそう口にしたのです。

<JFL前期第3節@3/23カシマ>
流通経済大 1-1(前半0-1)TDK SC
得点者:【T】池田【流】船山

---12田村/3----15船山/2----
14金久保/2----------08西/3-
---13千明/2---18フランク/1---
27石川/2-04C加藤/3-28山下/3-02保崎/3
--------01林/2--------

保崎、田村→07楠瀬/3、11武藤/1
(西が右SB、金久保が移って、左OHが楠瀬)

負傷者続出で若いDFライン必至だったレイソル@フクアリも、新加入選手の抜擢が囁かれていたヴァンフォーレ@小瀬も、大学サッカー界の精鋭がスタンドにも集う日韓戦@国立も、心惹かれなかったなんて言ったら嘘になります…が、迷うことなく成田線へ乗っていました。

カシマへ行った理由は二つ。一つは、船山さんがユース在籍当時から年に何度かは発症する“船山欠乏症”に耐えかねて。もう一つは、相手がTDKだったから。TDKの背番号6は、船山さんを追って大学サッカーへ何度目かのダイブをする前に、大学サッカーへ通っていた頃、熱心に見ていた選手なのです。だから…オーロラヴィジョンに“高林樹”の文字が躍った時は、脱力しました。ちっとも直してもらえないし。

本日のゲームウェアは、TDKが2ndの白、RKUが1stの銀。高林さんは青い手袋をしていました。ご本人も以前エントリを立てていたと帰宅後に知ったのですが、高林さんはブルーとオレンジのシャツしか袖を通した経験がなく、私はその中でもブルーしか見たことがありません。筑波山形。TDKもブルーで、高林さんには青が似合う、と改めて思いました。

青いウェアを着て、中盤の底に、いるのが当たり前かのごとく落ち着き払って陣取っている。このチームに、高林さんは必要とされている。それならそれでいいじゃないか。

それでいいんです、いいんです…敵でなければ、もっと良いのですけれども。敵だと再認知させられたのは、高林さんが保持するボールへ船山さんが猛然と寄せて、屈した高林さんがやむなくDFへ戻した時。高林さんが気圧されるぐらいの寄せか…と感嘆した、ので。周りから声がかからないといけない場面もありましたけど、船山さん、頑張って守備もやっていたように見えました。

RKUのファーストシュートは船山さん…だったはず。田村さんが奪ったボールをベロカルがつなぎ、そのパスを打ったもの。バーの上でしたが。開幕戦ではタイムアップのホイッスル後、一人座り込んで、悔しさと闘っていた田村さん。この日も、フォアチェックや競り合いのモーション一つ一つからさえ、闘志がにじみ出してきそうな熱さを発散していましたが、最初に主審から注意を受けた時、素直に聞く態度を示さず(「12番!」と何回か呼ばれていました。スタンドはTDKサポさん頑張ってましたけど、RKUは国立へみんな出撃したらしく、スタンドは留守番組の幕がはためくのみ、実に静かでした)目をつけられた感があり、イエローカードが提示された際も、そのうちもう1枚出るんじゃないかとばかり思ったりしました。

ボールポゼッションでは若干、劣勢だったかもしれませんけれど、それでも前週よりどっしり構えて見ていられたのは、最後尾からぎゃんぎゃん響く声が戻ってきたからかもしれません。林さんが、留学先のフランスから帰ってきたのです。椎名副将もコーチングが武器のようですが、林さんは繰り出す頻度が半端ないですね。それに刺激されたのか、石川さんも開幕戦とは比較にならないぐらい声を仲間へかけてました。

千明さんが左の石川さんへ展開、センタリングをベロカルがミートもゴールの上、とボールも先週よりはつなげるようになったかと思った矢先、そのベロカルがCBへ渡そうとした横パスが弱く、OBの池田さんが見事にかっさらってしまったのでした。当然フリー、これでは林さんも止めるのは難しいわけです。池田先輩のコース取りも、ゴール左手前から侵入して逆のサイドネットへ斜め一直線、綺麗でしたけど。

ちょっとしたミスゆえに、RKUの心を折るまでは至りません。千明・金久保のパスからチャンスをうかがいます。センターの千明さんが相手の間を浮かして通した(サッカーのパスには縦・横以外に高さという概念があるんだと唸りました。三次元!)ボールを、ゴール前中央で金久保さんが柔らかいトラップでシュート…それもふわりループへ持ち込み、ネットを揺らしたのですが、その美しいトラップの途中でボールが手に触れてしまい、ハンド=ノーゴールの判定。“流大のキング”は二人も要らないから、どちらかが近い将来、戴冠するんでしょうけど、主観としては千明さまに王冠かぶってほしいんですが、客観的には金久保さんがかぶるべきだとも感じています。本人にその欲があるかが一番謎ですけれども…。

前半も半分を回ると、なかなかシュートまでたどり着けなくなり…RKUもTDKも、開幕2戦で白星を挙げられなかったチームなのだとひしひし感じました。同時に、それゆえ、どちらも勝利という結果を心の底から欲している、とも。田村さんだけでなく、RKUの選手は入れ込みすぎてファウルを何度も取られていたし、接触で「いてっ!」と声をあげて倒れる場面が、どちらにも、何度もありました。千明さまが顔を押さえて担架で搬出された時は、自分が何かの一線を越えそうで怖かったです。 昇降格の両方が規定されているJFLは、どのカテゴリーよりも結果を要求され、参戦チームもまた結果を出したがるリーグ。TDKも美しさより必死さを押し出してくるのです…。RKUも、加藤さんが決定機をゴールからかき出したり、懸命です。

後半、武藤さんが準備しているのが見え(カシマはアップルームがメイン下にあるので、非常に分かりづらい…)た頃合に、保崎さんがTDKゴール前でのセットプレーで左足首を傷めてしまい、○が出て一安心したのですが、結局、2人同時交代となりました。後ろから来たボールに、武藤さんと船山さんが同じタイミングで並走して飛び込んできて…相変わらずだなと思いました(苦笑)

カシマのメインは日陰で、少し肌寒いぐらいなのですが、ピッチには暖かい日差しがずっと降り注いでいて、暑いのか、船山さんだけが後半から半袖になっていてビックリしました。味方へ、得意の裏を取るボールを要求するのですが、バックラインからコントロール利いたロングフィードが供給できる、その能力が武器になる(先代主将をイメージして下さい)ことは、逆に、誰でも出来るわけじゃない証でもあるのです。林さんが何本か入れてくれましたが、空中戦で千野さんらに勝つのも難しい話、低くて長いのを…と何度か身振りでリクエストしてました。多分。

勝利のみが意味を成す現実の化身として容赦なく“プレゼントゴール”の死守を試みるTDKのベンチから、千野さんへ「あと15!」の声が飛びます。だからって諦められません。残り10分、RKUは船山さんと楠瀬さんを入れ替え…その前から、石川さんが「アキ、行っていいよ!」と突破に期待を寄せていたのですが、楠瀬さんのこじ開ける力に救いを見出そうとしたのです。

チャンスは意外なところにありました。相手GKが蹴ろうと手から離したボールを、ペナルティエリアの左の角あたりで…船山さんがかっさらったのです! 残るは無人のゴールのみ。船山さんのキックは、ゴールの右ポスト横ギリギリを狙い澄ましたグラウンダー。スピードも、相手DFが諦めず蹴りだそうと試みるぐらいの…絶妙な、ああ…決まったからそう言えるんだよ、絶妙な速さで。

追った相手DFを嘲り笑うようなタイミングで、ボールはポスト横ぎりぎりのポイントにて、ゴールラインを超えたのでした。

本当はどのくらいのスピードだったんでしょうか。すごーくスローモーションに見えましたが、それは蹴ったのが船山さんだったゆえの錯覚、なのかもしれません。ドキドキよりもヒヤヒヤして、軌跡と相手の脚を見つめていましたから。

嬉しそうに跳ねてから、ベンチへ右腕を突き上げた船山さんを見て、船山さん自身には、私のような見え方はしてなかったんだろうな、と思いました。
『落ち着け! よく見ろ!』
そんな叫び声が、記憶の深いところから響いてきた心地がしました。あれは、打った瞬間に、あの位置でゴールになるんだと…船山さんの目で見たら、見えてるんだろうな、と。船山さんと同じ目なんかないことが、昔からのコンプレックスなんですけどね。俯瞰できる位置で眺めているアドバンテージさえ有しながら。

その後も攻めるRKUですが、後方から攻め上がる西さんも、最前列で穂先となった楠瀬さんも、センターでより積極的になった金久保さんも…ゴールへどんどん近づくのに、最後の一手が放てないのです。ボールは細かくつなぎ、一度跳ね返されても、諦めずに拾えたのに。
「やりきらなきゃ意味ないよー!!」
ロスタイムのラストプレーも、ゴール前でフィニッシュのタイミングをうかがってボールが回り、打つ前に笛が鳴ってしまって。大きな声で苛立ちを隠さなかったのは、石川さん。自分のトラップミスでタッチラインを割った際も、ものすごい大声で謝っていた石川さんですが、この言葉がボリュームMAXだったように聞こえました。それは…ギャラリーの心理とシンクロしていたため、かもしれませんけれど。


本日の晩餐。



なんでこんな意味なし画像を貼っているかといえば、ゴール祝いで呑もうとして、独りで呑むのも寂しいからデザートへ変更して某ファミレスで苺プリンを注文したら、食べすぎでおなかが痛くなってしまったから!(自爆) もうこんなことはしないようにという戒めです。

…M選手みたいに毎試合1G1Aだったら、決めたからって暴飲暴食しなくて済みますよ?(ここで言ってどうする)

ぐすん、久しぶり過ぎて嬉しかったんだ、久しぶり過ぎて…。

2008/03/24 00:11:59 | University Soccer | Comment 1 | Trackback 0
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Comment
愕然って…なんだろう…?
by: BlogPetのポンペイ * 2008/03/25 09:12 * URL [修正]
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