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青い自転車
少しだけ 寂しかったのは あなたが遠く見えたから

<ガンバ大阪練習@3/27 ガンバG>
そうだ、吹田〔おおさか〕行こう、と思いついたのが2月。3月のスケジュールを待ち、白紙の月間カレンダーを印刷して、見学できない日に×を入れまくった結果、丸をつけた数字は27でした。休暇を申請し、季節柄、猫の目のごとく変化する週間天気予報に一喜一憂。てるてる坊主までぶら下げた果てに、茨木駅へ降り立った私を迎えたのは、春の陽気でした。



西口の「駅リンくん」で自転車を借りました。ガンバ公式HPでもアクセス手段として紹介されているレンタサイクルです。翌朝10時まで使い倒しても料金が変わらない(300円)んですけど、電動自転車は3時間or6時間の制限つき別料金体系。そうでなければ、そっちを借りたい道のりなのです…全車PASの磐田市レンタサイクル最強



サドルの高さ2種類(高いor普通)で整備されていて、短足の私には、何も言わずとも後者が出されてきました。またがって、いざ『エキスポロード』へ。万博まで一直線(ただし、駅前ロータリーの次の交差点は、自転車渡れないので注意)で方向音痴にも優しいのですが、唯一最大の難点は、これもガンバ公式で触れられている通りの坂道であること!

どのくらいきついかって、帰り=下り坂はほとんどペダル漕がなかったぐらい。つまり、ずーっと登り坂なんです、行きは。しかも車道の左側を選ぶと、最後に“歩道橋の上”へつながっている半端ない急傾斜が待っています。それをレッズサポさんのページで予習していたくせに、左側を走っていた私アホすぎ。



坂の上で、ずっと見たいと願っていた人がボールを追っている、と自分を懸命に励まして汗をかきます。登り切って、歩道橋の上から太陽の塔を認めた時の感慨は…ひとしおでした。歩道橋を降りると、見覚えのあるスタジアムが。昔、まだゴール裏が芝生席だった頃に一度来たことがある…確かガンバvsマリノス。石川直宏さんか田中隼磨さんの初ゴールを見た、はず。



万博は、予想していた静寂とは正反対の状況にありました。バック側中央へ置かれた看板で、なにゆえスタンドが少年とその家族らしき人で埋まっているのかを理解しました。フジパンカップ関西大会。私ですら大会名を知っている…全国へ続く道。掲示板に躍るチーム名の片方も、聞き覚えがあります。高田FC。その10番がゴールを決めて、アナウンスが流れました。スタジアムだけでなく、万博公園のあちこちで、試合が行われていました。

「負けてたらご飯も喉通らへん」
正面玄関へ掲示された星取表の前で、他チームの結果をチームへ連絡していたお母さんの呟き。木陰へ集められたチームの選手は、背中で両腕を回し、コーチの檄を真剣に聞いています。関西がサッカー不毛の地だなんて、いつかは言われなくなるような気がしました。

万博競技場を離れ、ガンバのグラウンドを求めて彷徨い始めた私へ、冷たい視線が浴びせられました。知らなかったんです、周回道路には自転車専用レーンがあって、歩道は歩行者の聖域だと。でも、泣き言を言わせてもらうと…自転車レーンには他に誰もいなくて、自分がどこへ向かっているかも分からなくなってしまったのです。迷うのは計算に入れていて、当初予定より30分も早く家を出た(=30分間迷子になってもなんとかなるようにした)のですが、予想通りに地図が読めない自分に泣きたくなりました。

やっとの思いでガンバグラウンド、と書かれた看板を見つけるも、今度はここまで運んできてくれた自転車をどこへ置いておくかに惑います。
「そこら辺にとめて下さい」
駐車場の係員に泣きつくと、こんな返事が。そ、そこら辺…とうなだれつつ、無駄にサブグラウンドを周回するルートで(全くクラブハウスらしい建物がお陰で見えず、完全に自信喪失)ようやく目的地へたどり着いたのでした。



ガンバ大阪クラブハウス、その1階―広いとは言えないけど、その一角に展示されたトロフィーも、少ないとはとても言えず。壁に貼られたカレンダーに背番号8(昨年の)を見つけて複雑な気分にもなりながら、グッズ(お土産)を物色。13番グッズがいっぱいあって、買いたい衝動に襲われつつも、たくさんグッズがある選手は当たり前ながら少数派で、23番がそうなる日は来るのかと思ってみたり。

隣接したグラウンドは、ベンチ付見学エリア(バック側)よりファンサービスゾーン付近(ゴール裏)が先に埋まっていて、初めてのお約束でポジショニングを相当迷った末、おとなしくベンチへ座りました。
「あ、武井くんや」
隣のベンチに座った女性二人組が、オペラグラス越しに見つけたようです。練習開始までのひととき、ボールを仲間と蹴りながら戯れている23番を。ガンバのジャージを着た武井さん。遠くへ来たんだ、としみじみしてしまいました。

前置き長すぎてすみません。ここから本題=練習です。


センターサークル上を、全員がゆっくりと回りながら、入念なアップ。ACLを乗り切るため、リカバリーを重視するというガンバだからなのか、20分近くをウォームアップへ費やし、この2日後に見たレイソル練習のアップが比較にならないハイペースで7分間だったのを…初めてきっついかも、と感じました(苦笑)レイソルには「ストレッチ入れて」とフィジコが口にしてもやらない選手もいたし…。

最初は各自が身体をほぐすメニューだったのですが、途中から二人一組に。それぞれ、近くの選手とペアになったのですが、武井さん、気づいたら相手がいません。慌てて周囲を見回し、サークルの反対側へダッシュ。二川さんもちょうど余っていたのです。不思議な組み合わせだと思いながら眺めてました。

次は、四隅にコーンを置き、辺上を真っ直ぐにパス。転がるボールで描かれる正方形は2つあり、私でも名前を知っている選手の多い正方形と、そうでない正方形で、武井さんはチョコチさん(仮名)らと後者に。チョコチさんではなく、オゲェさん(仮名)がもう一つの四角形にいるのが目を惹きました。チョコチさんもオゲェさんもユース代表を通して思い入れのある選手だから、どっちがどう、だなんて“部外者”の口から言えるわけもありませんが。

キックの次はヘディング。まずい! ほんの数m離れた相手が投げたボールを、ヘッドで胸元へ返すだけなんですが…倉田さん(ユース出身)は全部武井さんの手の中へきちんと返してるのに、武井さんってば、倉田さんが腕を目いっぱい伸ばしたり、飛んだり、そこまでしても取れないボールを…! 自他共に認める苦手分野(「武井はヘディングする時、目をつぶってるんですよ!」と嬉々として語って下さる方も)ですが、頑張って下さい(涙)

足と頭のショートレンジパスが、これまた20分。改めて書くことでもないですが、ガンバユース出身選手は、基礎技術がしっかりしすぎてますね。声はあまり聞こえず、スキルの高さで見る者を圧倒する…ユースとトップはおおよそ同じ色なのか、と感じてしまいました。聡太さんの声は、地球上のどこへ行ってもボリューム同じみたいですが!!

ピッチの合間を縫うように行われていたGK練習では、藤ヶ谷さんと松代さんが隣に並ぶダンディぶりにクラクラ来ちゃいそうなツーショットが当然発生して、あまりGK練習へ興味を示さない人間(すみません…)にしては珍しく、キャッチから、別のGKが位置するポイントへキックを蹴るメニューをこなすGKたちを、しばしば見つめていました。

20分+20分=40分ほど経過し、フィールドプレーヤーとGKが合流。ボランチより前の選手が規定位置へ散り、サイドへの展開からシュートを狙うメニューへ移行しました。CBはアタックの妨害役。ボランチはオフェンス組なので、思い切りの良いミドルシュートという武井さんの持ち味を見せることができました。ポストのすぐ横を通した一発には、ギャラリーからも感嘆が。

このメニューでシュートが放たれる側のゴールは、最初に人が群がっていたファンサービスゾーン側とは反対だったんですが、フジパンカップから流れてきた小さなフットボーラーたちが、少しでも近くで見ようと、逆側へわらわらと移動していたのが微笑ましかったです。練習の良さは、間近でプロのプレーが見られる点。

さらにコートの横幅を縮め、CKやFKからの攻防も交えつつ、レギュラーとサブとの紅白戦へ突入しました。いろいろと戦評っぽいことを述べつつ見学していた男性が「武井を上手に育てなあかん」と口にしたのが聞こえて、期待してもらえるうちに応えないと、なんて思ったりしたのでした。守備で猟犬のように寄せる時の方が、基礎練習よりもキラキラして見えて。声もよく聞こえますし(さっきも書きましたが、ガンバの練習は静かなので、聡太さんと武井さんの声、聞こえすぎです)

練習を終えた選手は、おおよそ二手に分かれて引き揚げました。先行組が去った後、ファンサービスゾーンが解放され…小さなフットボーラーたちも興奮気味にふれあい可能エリアへ突入します。「走らないで!」とスタッフが叫び、気がつけば、ファンサービスゾーンの端は、入り込む余地もないほどの人の壁ができていたのでした。

引き揚げる選手へ色紙などが差し出され、選手もそれに応じながら前進します。横へ入った道まで来てくれる選手はまだしも、そうでなければ階段の…土手の高さだけがコンタクト可能域。興奮気味に友達へ「5人ももらっちゃった!」とサインが並ぶ色紙を見せる女子高生を見て、私は呆然としていました。

サテライトが先行で撤収し、レギュラークラスがファンサービスに応じるのは稀。そう知ったのも帰ってから。私は、名波人気絶頂期のジュビロ大久保グラウンドで、後ろから押してくる人に潰されかけた遠い記憶を思い起こし、すっかり“そういう感覚”から遠ざかっている自分を知りました。そして、これが武井さんの選んだ場所の現実なのか、と。

ガンバサポにとっては幸福な日だったんだ、と自分に…これをタイプしている1ヵ月後でも言い聞かせてます。

このエントリは、3月最後の日がBirthdayだった某さんへ捧げます。というか、生誕祭の貢物だったのに、なかなか書きあがらず、その後に起きたさまざまな出来事で記憶の熱が冷めてしまい、たいしたことないエントリになったのをお詫び申し上げます。

2008/04/23 23:22:15 | other Footballer | Comment 1 | Trackback 0
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Comment
きょうポンペイがNAOヤンがスケジュールっぽい練習された。
by: BlogPetのポンペイ * 2008/04/25 09:58 * URL [修正]
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