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約束された勝利の脚
「2連休だー!!」
関門を突破し、開放感あふれた雰囲気に包まれたイレブンの誰かが叫びました。
「本当に2連休?!」
さらに明るくなった空気に…さっき手に入れた“歓喜”は、まだ未完成品なのだと悟りました。

本物の歓喜〔タイトル〕を求めて、西へ旅立つ権利をつかんだだけだと。

<総理大臣杯 関東代表決定戦Bブロック決勝@6/15RKU.FF(第1試合)>
流通経済大 2-1(前半1-0)専修大
得点者:三門、藤本、楠瀬

---12田村/4----09池田/4---
15船山/3------------08西/4
---26千明/3----05C三門/4---
27石川/3-04加藤/4-06宮崎/4-02保崎/4
--------01林/3--------

西→07楠瀬/4(船山が右サイドへ)
石川→20吉渓/4(保崎左SB、吉渓右SB)
船山→19宇佐美/4 ※石川・船山は足を傷めての交代

まずは何よりも、RKU陣内バック側にいたボールボーイ@ア式部員さんへ深くお詫び申し上げます! 頭からJr.リーグの存在が完璧に抜け落ちてたなんて、今更書いたところでお許しいただけるものでもありませんでしょう…。

RKUが全国大会行きを争う相手は専修大。リーグ戦では(私は観戦していませんが)非常に苦戦したと伝え聞きます。どちらも緻密なパスサッカーを志向し、ピッチへ線が数限りなく引かれます。まるで、同じ場所で2匹の蜘蛛がそれぞれ巣を張ろうと糸を紡ぎ、相手のものは引きちぎり、体さえ食い破ろうとするように。

牙を突き立てる寸前までたどり着いたのは専修でした―ゴールの角にガコンと鈍い音をたてて当たった瞬間は、血の気が引きました。他にも何度、強運に救われたと胸をなでおろした刹那があったか。お互いなかなか前は向けず、ほんのわずかなズレ(ミスとまでは呼べないパス先の誤り、のような)がもたらした裂け目へすかさず飛びついて、傷口をこじ開けようとします。ピンと張り詰めた空気は、傍観者たる私の心も縛り付けてました。

でも、この緊迫感、嫌いじゃないと…専大・源平監督(は清商1972年組、名波さん大岩さんの同期ですよね)が「年間を通してもあまりない」大事な試合だと述べられてますけど、そう簡単には味わえないと分かるからこそ、息苦しさにも酔っていました。第2試合では酔いも醒めましたが。

どのくらい酔っていたか、如実に表しているのは、三門さんがボールをネットの奥まで押し込んだ時、それまでの経過がほぼ飛んでしまっていて、メモをつけようにも思い出せなかったこと…でしょう。空間が真っ白になりかけた、でも、三門さんだと…そのポジションにいて、喉から手が出るほど欲しい得点を本当に奪い取ってしまうあたり、さすが三門さんだと感じた…から、三門さんのゴールとだけは認識できたんです。中央から左前方へパスが出て、それの折り返しに対し、混戦気味になりながらも、最後は三門さんが。本当にゴーラーが三門さんである点しか視認できていないという。

そんな自分はダメだなぁ、と呆れると同時に、なかなか頭が白くなるようなゴールは見られないな、とも思い。

後半も決まらないのが不思議なくらい、あわや・危機一髪・紙一重のピンチ(RKU側から見て。専修的には、決定機続出)が繰り返されました。運が強いのか…それも尽きたのか、後方からのフィードを受けた専修左SB藤本さんの勢いある“クロス”が、サイドネットに“引っかかって”しまいました。いや、そんな簡単に引っかかったりはしないから、狙ったんでしょうけれども。

ここでボールを供給したのが渡部キャプテンだと、後で知りました。3年生ながら腕章を任された大柄なCBは、ご存知、レイソルの特別指定選手。下平スカウトblogでは若干、疲れた顔をしていますが…当然かと。主に池田さんをマークし、高さ(でかい!!)・頑丈さ(競り合っても決して崩れず丈夫!!)・的確さ(位置取りもいい!!)で腹立つぐらい邪魔しまくってくれました。こんなことばっかり言ってるからレイソル系blog扱いされないんだって。 いや、いい選手です。良い素材に目をつけてますね、昔から!!!

ピッチサイドに、昨日はいなかった…だから、最上級生特有の季節行事〔きょういくじっしゅう〕なんだろうと勝手に思っていた背番号7が準備しているのが見えました。西さんと交代して。

・・・・・!
唖然としました。リスタートのボールをサイドで受けて、少し持った後に楠瀬さんが加えたインパクト、ファーストボールリリースは、鮮烈なる斜め45度。豪快にネットを揺らした一撃で、RKUは勝ち越したのです!

伝家の宝刀とは、楠瀬さんのミドルショットを指すための言葉かもしれません。そう、抜いた以上は勝たねばなりません。反撃する専修に対し、RKUは全員で懸命に守るのでした。池田さん田村さんも最終ラインまで戻り、無理に足を伸ばしてボールを取ろうとした船山さんは自爆し(担架に乗る際の宮崎さんの表情が忘れられません…(苦笑))、三門さんは真昼の試合なのに相手を追い回し、千明さんは体躯を逆に活かしたボール奪取で幾度もピンチを摘み、宮崎さんは吉渓さんが入ってもなお自陣中央でインターセプトを続け。

専修の反撃もロスタイムに至るまで衰えを知らない激烈ぶりでしたが、それ以上に、RKUイレブンの強い芯を感じました。時には何を犠牲にしてでも…理想から遠くても、理性が限界を示唆しても、力を振り絞って守り抜かなければいけないものがある、と。今年のチームは、メンタリティとしては個々人(特に4年生)の強みが上手く編み上げられた布地のごとき美しさと丈夫さを持っているように見ています。

ともあれ、4分のアディショナルタイムもしのいで、出場権を手にしました。おめでとうございます!
2008/06/17 00:35:41 | University Soccer | Comment 2 | Trackback 0
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Comment
以前お邪魔した鹿サポです。タイトルはセイバーのエクスカリバーからですか(笑)船山貴之選手が自爆したとのことですが、土曜日の鹿島との練習試合出場可能でしょうか?残念ながらお兄ちゃんの不始末により兄弟対決は見られませんが(今日から社会奉仕活動として週1回鹿島神宮の清掃活動始めました)、カシスタにも遊びに来て下さいね!
by: ハマぺんぎん * 2008/06/19 12:52 * URL [修正]
レス遅くなりました、すみません。

ご指摘の通り、Fateから拝借しました、タイトル。
楠瀬さんの一撃が本当に凄まじくて、それを見た瞬間に、名前は剣だけど実際はビーム砲である「約束された勝利の剣〔エクスカリバー〕」を思い出しまして。
#2試合目のタイトルもFateネタを予定してます(えー)

船山さん、A代表とのTMにも出場し、今日もJFLに途中出場。
私も船山さんもカシマには行けなかったようで…昨日は7失点で負けたとどこかのページで見ました。
今は大臣杯を控え、どの試合に誰が出るか、非常に読みづらく、選手個人ファンとしては頭が痛いです。
by: やぶ * 2008/06/22 21:29 * URL [修正]
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