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師時空令
魔法は…時空魔法は、実在する。

フランサが魔法を発動する際に用いるツールは、サッカーボール。その足へ収め、再び放すまでの“間”が、ボールのやり取りが築いてきたリズムを歪ませ、敵はおろか味方さえもグチャグチャに曲げた時間で翻弄するのだ。不規則に変化する時間の刻まれ方へ自ら巻き込まれようと、黄色い服をまとう者たちは魔法使いへボールを委ねる。

魔法〔マジック〕は実在し、既成事実〔スコア〕を超えていく…と信じているから。日立台は、非・日常空間。

<J1第19節@7/26日立台>
柏レイソル 2-2(前半1-2)京都サンガ
得点者:安藤、菅沼、柳沢、北嶋

エントリタイトルは、サンガサポさんのゲーフラより無断拝借しました(コラッ) フェルナンジーニョにも同様の当て字ゲーフラがあったのですが、メモするのを忘れました…。

柏へ引っ越す前、最も身近に感じていたスタジアムは西京極でした。とはいえ、時は流れました。サンガは選手の出入りも激しく、今見ると、他クラブから来て、職業=サッカー選手であることに対して現実的というか、タスクを実際に消化した事実の積み上げがプロフェッショナルでいられる最低条件だと熟知している顔触れが揃っているように映りました。

♪あれあーれ あれあーれ かくだーまことー♪

そんな中で、かつての記憶とダイレクトリンクした…変わらぬメロディを耳にしました。変わったのはフィールドの角田サマ自身。ぱっと見では、遠い風景と同一人物と判別できぬ立派な体躯。同じメロディが聞こえなければ、下手すると存在に気づけなかったかも、というぐらい。逆に、終始吠え続け『闘将』の称号を欲しいがままにしていたコーチングは、中盤の底というポジション柄(昔、京都へ通っていた頃はCBや左SB)もあるのでしょうが、やや影を潜め…トータルでは、大人になった、と感嘆させられたのでした。グランパスへの移籍も経験していますし。

角田サマが君臨する中盤で、彼と対峙するのは、永井&鎌田コンビ。そういえば、市船率の高い試合でした。サンガには元レイソルの水谷+中谷や、元ジェフの勇人キャプテンなど、千葉に縁のある選手も多いのを思えば、私が着席したMRがかなり紫だったのも頷けます。サンガのCBは大久保&増嶋の市船主将コンビ(すみません、ちょっと萌えちゃいました…)で、北嶋大先輩と丁々発止を繰り広げます。

鎌田さんはレイソル入団以降、その北嶋大先輩のblogでも新人離れしていると書かれたり、自他共に認める『2年目のルーキー』扱いでしたが、2歳年上の角田サマとのマッチアップで子ども扱いされるのを見て、やっぱりこの人は新人…大卒1年目なんだ、と(反対に、角田サマはユース時代からJ戦歴が長いのだ、とも)痛感しました。態度はでかい(!!)けど、手足は細く、正真正銘のJリーガーとして初めて迎える夏に、心身ともに蝕まれているのが見て取れました。近頃、試合を観たレイソルサポからは酷評を頂戴することが多いのですが…それも仕方ないかと。

疲れているんじゃないかと…2年前の特別指定選手時代、大学とJ2の両立という試練を乗り切った『鉄人鎌田』ですが、ボランチレギュラーは負担が大きいのかも。疲弊ぶりを特に強く感じたのは、セットプレーで遠いサイドから上がったボールが速く、頭上を越えたにも関わらず、習性で、全く追いつけるわけもないのに、身体だけがヘディングしようと反応していたのを見た時。他にも惰性がボールへアプローチする唯一の原動力としか言いようがないディフェンスが何度か(だから、チェックとしては完全に遅れてしまっていて、ファウルと判定されたりする)ありました。こんなプレーを見た人によって、ああいう評価が下されるのかと…納得しました。とてもとても哀しい話ですが。昨シーズン、ボロボロになるまで酷使された菅沼さんの痛々しさを思い出しました。

もちろん、起用された以上はちゃんとやれ、働け、言い訳無用、ですが。どんな有り様だろうと、頑張れ、と応援するしかないのですが。胸が痛いです…。パフォーマンスが下がって、思うような結果が出てこなくて、迷いや躊躇が生まれ、柳沢敦さん(あれだけやれる力があると見せてくれたのは、正直言うと、嬉しい、ですが。ただ、レイソル戦じゃなくてもいいですよ!)のゴール直前のような、もったいないシチュエーションになってしまうのでしょう。うーん。

柳沢さんは力あるところ(特に、昔から絶品の動き出し!!)を存分に見せてくれて、祐三さんも苦闘してました。1対1は、レイソル贔屓でなければ、火花が散っていて、興味深いバトルなんでしょうけれども。

チャンスが生まれそうになりながら、自らのミスでボールロストするレイソルは、ゴールが遠そうに思われました。そこにあって、はちきれそうなエネルギーがサイドに存在していました。スローインするボールが、味方選手から戻されないだけで苛立つぐらい。澤さんの新加入も決まり、思うところがあるのでしょう。菅沼さんのまとうオーラは、久々に触れるだけで血が流れそうなハリネズミ状になっていました。空回り気味ですらありましたが、それでいいと思います。ゴールが決まった時は、とにかく嬉しかったです! あのチャントを1回でもたくさん歌えるのが、至上の幸福ですから。

この日、MRへ座ったのは、よりによってチケットを購入したのが2日前の帰りの電車(22時過ぎ)だったゆえ。試合後挨拶でもスルーされる恵まれない席種ですが、サンガ戦に限っては恵まれていました。こともあろうに、メールを眺めていた私は、流れの全てを自分の目で見てはいないのですが…右からのクロスを巧みなトラップを経て蹴り込んでいた北嶋さんが、MR席に向かって、エンブレムを握って吠えたのです!! その目線の先にMRがあったのは、立ち上がった黄色い人々の間にいた私もちゃんと見届けましたし、素晴らしい出来事でした。

近藤さんが負傷して石川さんに代わったのはやむをえないにしても、永井→フランサに北嶋→鈴木達也は分かりやすい交代でした。フランサ使用前/使用後では別のサッカーになるのがレイソル。残念ながら、異空間に引きずりこまれた日立台で、ゴールネットは揺れなかったのですが。

いろいろとインパクトの強い光景を目にして、MR席で普段より高いお金を払ってでも見る価値のあったゲームだと、胸を震わせて帰途に就いたのでした。
2008/08/17 00:25:52 | Reysol | Comment 0 | Trackback 0
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