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Imitation Gold
10/1にガンバvsレイソルがあると気づいたのは、7月に手紙を書いた時だった。自分の誕生日だから行くかもしれない、と。実際にSBのチケットを購入した段階では、新幹線へ乗る理由はそれではなくなっていた。出場停止に足首捻挫―エルゴラの予想布陣へ、カッコ付とはいえ名前も並んで。

西野監督がどれだけSで、ガンバの中盤がどれだけの平均水準を有するかぐらいは、時々AOQLOを巡るぐらいだから、知っていたつもり。だから、落胆しないよう…先発メンバーがwebで発表されるまで、美味G横丁で食い散らかしていた。カレー(真っ先にライスが黄色いと思った)にカツめし、焼肉弁当。何しに来たのか分からない。そりゃそうだ、吹田へ行く時に食べられる一番美味しいものは、必ず経由するようにしている実家で食す母の手料理なのだから。

ベンチスタートだと知って、むしろ心が軽くなったのを感じた。白星を欲して吹田へ来たとは口が裂けても言える身ではないが、どちらの勝利を望むかと尋ねられたら、レイソルと即答できる。

<J1第26節@10/1万博>
柏レイソル 1-2(前半0-2)ガンバ大阪
得点者:中澤、遠藤(PK)、菅沼

ガンバのエントリーメンバー発表アナウンスで、「勝利へのカウントダウン、ボールファイター!」とスタジアムDJが言葉で飾り付けてくれたのを聞いた。メモは失ってしまったから、うろ覚えだが。イミテーションゴールドは、国立よりもよく聞こえた(レイソルゴール裏は、人数こそ多くなかったが、本当に声を振り絞っていた!)。深々と腰を折る。センターラインを挟んで、同じベンチスタートとして、ロングボールを蹴っている。ガンバとレイソルは、どちらもアンブロジャージ。これが1年後にたどり着いた場所なのか、と思う。誰でもない自分が。

たつのこで、絶句していた姿が、ちらりと脳裏をよぎった。“結果”として…昨秋の、私はチケットを手に入れられず外にいるしかなかった日立台でのガンバ戦がリピートされた、とも言える。

親孝行、と歌われて、左胸のエンブレムを叩く。それはレイソル愛の証であり、証などなくとも、誰よりもレイソルを愛し、現在の苦境を打破したいと強く望んでいるのは分かっている。私がレイソルユースを見始めた年のキャプテンであり、そこからの長くはない時間では、私の中では最高のキャプテンだ。パッションは激しいチェックとして具現化し、チームを国立での悪夢から引き離す動力となっていた。

なのに、担架に乗って担ぎ出されてしまうとは…交代選手が準備する。そう、今日は交代選手なのだ。ピッチインした後のアウト・オブ・プレーで身体を小刻みに動かして温めているのが見えた。

何度もはじいたセットプレーからのシュート、最後に押し込んだのは恩人だ。まさかこの人がバースデーゴールをくれるとは、と苦笑いしたい心地だった。末永く見守ると誓ったのは、骨折手術から1週間なのに呼び出されたピアノ(=クラブハウス食堂)でのトークショー。レイソル(のフロント)には、当時から変わっていない部分もある。変わった面も、無論、多くあるけれども。

PKは…倒した当人よりも、その前にアプローチをかけて抜かれた人の守備に目を奪われた。抜かれたから、強くいくしかなかった。逆だったら良かったのに。人に行くのも、高く飛ぶのも、相棒の得意技で、反対に相棒が苦手な仕事をこなしていれば済んだ頃なら良かったのに!

バックスタンドで開始1時間以上前から一人で黄色くなっていたら、「レイソル一人や~」とホームタウン無料招待の小学生に言われまくった。そんな格好をして、他のレイソルサポとは違うのだ、と主張しても通じないのは自明の理。けれども、つい開けてしまった携帯で……あんなに憤りを覚えたのは、フランス・ワールドカップの最終予選で「生きて日本の土を踏むな」と敬愛する選手が罵倒された時と、地球の裏側でユース代表キャプテンがオウンゴールを決めた日の“出来事”を後に知った時ぐらいしか思いつかない。

何の因果か、何人もの意思と選択が絡み合って、今があるのだ。言い方を変えれば、一つでも“違う決断”があったら、今はない。Jクラブからオファーが来るとは、“そういうこと”なのだ。昨年が今年を招き寄せるなら、今年は来年を、来年は再来年を創り出す。流経大サッカー部は、そんな“ジャンプアップ”の野心を抱いた選手が切磋琢磨するところ。楽しいサッカーを見せてくれるために、たまたま選手が集ったチームではない。私の欲求とは噛み合わないけれど、残念ながら正解は違う。

どうやったらゴールは奪えるのだろう? どんなカテゴリーのサッカーを眺めていてもぶつかる疑問で、結局は模範解答などないからサッカーというスポーツは続いている。今のレイソルトップでは、出題レベルが相当高いと言える。それでも…ネットは揺れた。ヘディングシュート。チャントを歌う声がかすれる。ネットからボールを抱えてサークルへ走る姿を、最近何度も見ている。これこそが、レイソルの置かれた苦境と、厚い雲があろうと突き抜けて光を与えてくれる太陽の存在を示している。

見たいものは最後まで見られなかった。感想を一言でまとめれば、こうなるだろうか。確かに見られなかった。けれども、国立と比べたら、どこか自分の望みに近い側面も感じた。闘うこと。誇りを持って。自信は…ちょっと、まだまだかもしれないが。

嬉しい時には笑うこと。少年のように、無邪気に。それを昨年、思い出させてくれた…その快さを提示してくれたのが、ガンバの23番なんだ。今は笑えないかもしれないけど、歓喜が訪れた際には…最高の笑顔を。
2008/10/03 00:00:12 | Reysol | Comment 1 | Trackback 0
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やぶが購入したの?
by: BlogPetのポンペイ * 2008/10/04 13:32 * URL [修正]
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