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茶色い髪と黒い髪
カミングアウトすると、アップ前、いつも先頭で入るのが大好きとお見受けする、真っ赤なアンダーシャツを首元からのぞかせる祐二兄様が、法大の選手と語らないながらピッチインした後、黄色いビブスへ腕を通しながら走ってきた貴之さんが、その兄へビブスを投げつける姿を見た時、今日はもうおなかいっぱい…と満たされた気分だったのでした。

<関東大学サッカーリーグ第19節@11/4千葉東総運動場>
流通経済大TOP 3-2(前半2-0) 法政大
得点者:船山貴、船山祐、菊岡、本田勇、難波

---26船山貴/1---24C難波/4----
19平木/2-23武井/3-20三門/2-10船山祐/4
16宮崎/2-02鎌田/3-04飯田/3-05赤井/3  
-------01阿部伸/4-------

三門→07糸数/4
武井→14西/2
船山貴→17池田/2

いっけーいけいけ いけいけタカユキ!
いっけーいけいけ いけいけユウジ!


船山兄弟が一緒にプレーする試合は春から幾度となくあった―けれど見る機会に恵まれなかった―のですが、トップチームの戦うステージである関東大学リーグの先発に揃って名を連ねるようになったのは、ごくごく最近。「長かった」のでしょうか。

「貴之、貴之!!」
兄が弟をそう呼ぶ…そう呼んでボールを要求するのは、違和感のない“普通の兄弟”なんですが、祐二兄様も、貴之さんも、私の中では「船山」なんですよ。というか、「フナ」。実際、貴之さんが下がった後、チームメイトは兄様を「フナ」と呼んでましたから。

兄弟でのパス交換、それにいちいち興奮しなくても済むぐらい、回数あったんですよ。息が合うと言い切れるかは微妙なところ? 左サイド攻め込んで、ヒールで浮かした球を弟へのラストパスとする兄(弟は打ち切れず)、同じく左サイドをえぐって入れた弟のマイナスの折り返しを打つも決まらない兄。ただ、スキルが高い血筋なのかな、とは感じましたよ。難波さんが左サイドでためて、逆サイドの裏へ飛び出した相棒・貴之さんへパス。ボレーも相手GKにはじかれてしまって。

たっかーゆきっ、たかゆきっ

勝つために点を取る、点を取るために攻める、それを実行するために与えられた才を存分に使う、そんな兄弟です。タッチライン際での共演…使う兄と使われる弟。多分、それがプレーヤーのタイプ分類としては、最も自然な有り様。

佐々木ユースマスターが、幼き日に冠したGOAL HUNTERという語は、全くもって正しいのです。

RKUのミッドフィールドは、豊富な運動量で“面”をピッチに出現させるダイナモ三門さんと、イレブン全体を前へ引っ張っていくドライビングフォース武井さんのパワーで支えられていて…特に前半はセカンドボールに対する出足が上出来。ゲームの主導権を握り締めます。あとは得点。

スコアが動いたのは、CKからでした。次郎先輩のシュートが阻まれたところを“誰か”が押し込んで、チームメイトにもみくちゃにされます。人の輪が解かれると、そこから隠れていた得点者が出てきて、スタンドへ向けて拳を突き上げたのでした。背番号26…船山貴之選手! 形容すれば「ごっつぁん」なんですけど、ちゃんと詰めていたのは偉いと思います。

兄様も続きます。同じく左CK、ファーへ飛び、祐二兄様が頭でたたきつけたボールは、不思議な間をスタンドまで波及させながら、ゴールの一番隅へ吸い込まれたのでした。兄弟アベックゴール…は前例あるんでしょうか?(貴之さんは大学リーグでは初得点、ですよね?(ファンのくせにまるで自信なし) )

褒めてあげたいのはやまやまなのですが、カウンターでの超数的優位―3対1の場面で、ボールを運んだ三門さんが、左右の併走者のうち、左側にいた貴之さんへボールを委ねたんですけど、これにミート大失敗して、スタンドから猛烈な「えー」の合唱を浴びたので、減点です。ここで座り込んでしまった貴之さんを、立ち上がらせようと声をかけていたのは、祐二兄様でした。

この後(折り返してからは一段と)ピンチが増えていきます。これが近頃のRKU、というイメージ。正GKの林さんがU-19代表でインドに旅立って、FC東京内定の阿部(伸)さんが声を張り上げてゴールを守ります。リズムという面では、鎌田さんが悠然としているうちは多分大丈夫なんです…浮き球を頭ではなく、長い足をすらりと伸ばしてカット(というか、マイボール化)しまうのは、鎌田次郎の真骨頂。美しいインターセプトです。
さらりとコースに入って相手のアタックを断ってしまう鎌田さんが、その体躯を活かして相手を潰しに行く飯田さんのカバーリングを行う、それが、このCBコンビのタイプ的にはナチュラルな役割分担だと、今回はそれに“戻っていた”と、私は感じました。

…だから、時計が進まなくなったと感じられるようになった後半、左から上がった稲葉さんのクロスが逆サイドの菊岡さん(つくづくセンスの塊だと思う)に通って決められたあたりから、次郎先輩は攻撃参加をするようになったのです。これも、RKUを計る一つのメーターになるんでしょうか…大学リーグは、後になればなるほど対戦相手が強くなっていきますから。

テーピングが目につく糸数さんを投入しててこ入れを図るも、右CKからのヘッドで追いつかれます。得点者は、前半に船山さんの頭をヘディングしたCB(そういう記憶の仕方なのか、自分…)。RKUは“いつものパターン”をそれでも展開していきます。貴之さんに代わって、池田圭さん投入。そのままロッカーへ引き揚げようとした「引き立て役になっちゃって」る貴之さんですが、中野監督に呼び止められ、監督やコーチ陣と握手をかわしたのでした。

黒ジャージに袖を通した貴之さんがベンチに戻ってきて、西さん投入で他のサブメンバーも着席し、見守る中、ついに飯田さんを前線に上げるパワープレーを試みますが、もうロスタイム。それでも、最後までRKUは戦いました。ゴール前、相手ディフェンスに干渉されない“刹那”を捉えたキャプテンが、渾身の一撃!! ガッツポーズする難波さんに、イレブン大集合です。ベンチも大興奮。貴之さんもライン際、副審に止められそうな勢いで飛び出して、両手を突き上げてました。

そのままタイムアップ。勝って嬉しいのは嬉しいんですが、マンガみたいなシナリオはいらないよ―と苦笑したくなるような心地になったのも事実。ロッカーへ向かう次郎先輩たちを、難波キャプテンは部員が多数集結したスタンドの前に並べて、挨拶させました。そして、スタッフと並んで、まるでその一員のごとく、一人ずつ背中を叩いて先輩がたを迎える貴之さん。不思議な立場です。

最終戦は駒大との決戦。それは、こちらも重々承知です。その前に2試合あります。それも、負けられません。「爆発」期待してます。
2006/11/07 12:59:32 | University Soccer | Comment 0 | Trackback 0
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