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最後から二番目の真実
大学サッカーの試合では、いろいろな情報紙が配布されます。昔からお馴染みの学連発行MDP『if』、第20節より前節に活躍した選手12人のミニインタビューが追加されたKUSS発行『College Soccer News』、集中応援日を中心に各大学が準備する独自の選手紹介と、読み応えたっぷりです。第21節からは、一際目に鮮やかなカラービラが加わりました。微笑む染谷さんが表紙の、インカレ告知。悠太スマイルが眩しすぎて、正視するだけで照れくさい素敵な品ですが…帰り、西が丘のゴミ箱に何枚も捨てられていました。

インカレは大会形式が今年から変更になり、関東の出場枠はリーグ戦上位4校。縁のない大学の方が多数派なのです。捨てられても仕方ない、捨ててしまう気持ちも分からなくないのです。でも、切なくて。

ちなみに染谷さんご本人いわく、あまり触れてほしくないとのこと…。インカレ公式モバイルサイトでは待ち受け画像として配布されちゃってるのに!

<関東大学サッカーリーグ第22節@11/22西が丘>
早稲田大 2-4(前半2-2)筑波大
得点者:【早】中川翔、野田(直接FK)【筑】木島3(うちPK1)、西川

---22皆川/2----10C渡邉/4---
27菅田/3-----------17中川翔/3
---20幸田/2----28山中/1---
04中川裕/3-05梅澤/4-26小川/2-19野田/2
-------21菅野/2-------

53点:菅田→34奥井/1
79分:山中→08中野遼/2
83分:皆川→02塗師/4

関東1部の残留争いは、最終節までもつれ込みました。10位早稲田と11位東京学芸の勝ち点差は1。上にいる早稲田は勝てば残留なのですが、相手の筑波も関東で4枠しかないインカレ出場がかかっています。絶対に負けられない大学同士の血戦。どれだけ激しくなるかと思ったのですが、意外に静かな立ち上がりでした。主導権は早稲田が握ります。

小川さんが初めて先発に抜擢され、駒沢第二へ駆けつけたのが4月12日。あれから7ヶ月、何度か見たア式の試合には白星も黒星もありましたけど、サッカー自体はとうとう改善されませんでした。攻撃も守備も連携がなく、相手の(組織として練り上げられた)力量とア式イレブンの個人能力合計をはかりに掛けて、どちらが上回るかのみで左右されるのです。

流れが反転したのは、大塚さんとのワンツーでDFラインの裏へ抜けた木島さんの放ったゴロが、GK菅野さんの指の先を通り抜け、ネットへ入ってから。
「とにかく先制点を奪って勝つだけ」
今井監督が『if』で述べていた言葉は、間違ってはいません。しかし、実現しなかったのです…問題は、ここで立て直せないところ。上級生が少ないのも関係あるのか、早稲田はバタバタし始めます…こんな姿は、見たことがある…。

試合は揺れ動きます。右CKのこぼれ球を中川翔平さんが見事にゴール左隅へ蹴り入れ追いついたのもつかの間、ゴール右(筑波的には左)へ入ってきた原田さんを小川さんが不用意なスライディングで倒してしまい、PKの判定。木島さんが左へ蹴り、きっちり決めました。自分がミスするとなかなか立ち直れない性分の小川さんが心配になりました。でも、頼もしい同級生がいてくれました。野田さんが左サイドからの直接FKを叩き込んでくれたのです!

ゲームも小川さんも振り出しへ戻ります。小川さん、後輩のカバーへ入り、ボールを奪った後に握手を強要?する姿もありました。山中さんが試合へ出るのを見るのは初先発以来ですが、やはり前回は緊張していたのでしょう、この日はキープ力と、ポイントを見極め狙い通りに配球するパス能力が光っていました。あとはディフェンスですね。

菅野さんが飛び出したピンチで、枠内の浮き球をクリアしてチームを救い、小川さんも試合を通せばプラスマイナスゼロかな…と前向きになれてきたのですが、今井監督が切る交代の札が、どうにもうまくいきません。中野遼太郎さんと塗師さんは、途中出場で活きる選手には見えません。まして、最もチャンスを創っていた(決めていれば、という場面で決めきれなかったのも確かですけど)皆川さんを下げてしまうのです。

筑波の得点王候補ツートップにあっさり加点された終盤は、むしろ、早稲田が自ら招き込んだ流れ…釣り合いかけていた天秤から戦力を振り落としていった以上、避けがたいものでした。戦っていた選手もいました。誰よりも奮闘していたのは中川裕平さん。前線に攻め上がったかと思えば最後尾で守備。痛々しいくらいで…。

絶体絶命の黒星―しかし、別会場で同時刻に試合をしていた学芸大も、降格の決まっていた順天堂に敗れたため、早稲田は1部に残留できました。イレブンは学芸大の途中経過を知っていたのか?と勘ぐりたくなる程、前半とはうって変わって闘争心が薄れた後半の早稲田。途中で下げられて涙した選手もいましたけど…90分の試練を終えてもなお、雰囲気は微妙で、(私はこの目では見ていないのですが)試合後にいきなり幸田さんへ赤紙が提示されるぐらい。公式記録によると“侮辱”となっていますが、詳細は分かりません。

残留できたのは結果論、完全に他力です。1部に残留したいと欲する、背水の覚悟さえスタンドには伝わりにくい戦いぶりでした。以前にレイソルの某選手より「気持ちが表に出やすい選手ばかりではない」と聞かされたこともあり、感じたままを書き連ねても真実ではないかもしれませんが…このままでいいのか、そればかりが胸を押し潰す、救いのない試合でした。
2008/11/24 22:58:00 | University Soccer | Comment 2 | Trackback 0
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Comment
試合終了後に審判、相手選手と握手をしているときに出されたみたいです。
スタンドは若汗ざわついていましたが、こちらも詳細はわからず。

今回の中川(裕)さんはリーダー的にちょっと株が上がりました。
by: ランコ@寝休日 * 2008/11/25 00:30 * URL [修正]
審判と握手した時に言っちゃったんでしょうか…。

中川裕平さんは、会報の選抜対談でほとんど発言せず、千明さまにいじられてたイメージしかなかった(失礼)のですが、芯の強い方なんでしょうね。
来年、頼りにしたい先輩です。
by: やぶ@家主 * 2008/11/25 12:14 * URL [修正]
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