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鳥取イレブン×サポーター×ゴールハンター
※注意:チューハイ&冷酒片手に書いてます。

船山“くん”が流経大へ進学すると知った日の気持ち、もうぼんやりとしか思い出せません。あれから3年。船山さんが流経大のユニフォームを着て闘っていることに、こんなに感謝したい日が来るとは。

護摩の炎、真っ暗な人工芝、陽光降り注ぐ日立台野球場、いつか見た幸福な夢―いろんな想いが胸をよぎって、たつのこの最上段で目元が熱くなっていました。幸せで、嬉しくて、痛くて、切なくて。

この週末、自分へ何度も言い聞かせているのです。6年も経ったら、小学校だって卒業すると。

<JFL後期第17(最終)節@11/30たつのこフィールド>
流通経済大 2-0(前半0-0)ガイナーレ鳥取
得点者:船山×2

GK増田/1、宮崎/4、染谷/4、山村/1、宇賀神/3、平木/4→比嘉/1、三門C/4、千明/3、金久保/3、船山/3、張/3→武藤/2

試合開始直前…私は日立台の野球場にいました。アップするメンバーを眺め、“無駄な努力”を繰り返していたのです。ぱっと見て、見つからない時は、どれだけ目を凝らしても見つかりません。プロポーションやモーションを他のどの選手よりも鮮やかに記憶している以上は。それを学んだのは、層の厚いRKUへ進んだから……。

レイソルロードを逆走して常磐線へ飛び乗り、佐貫駅のロータリーでタクシーの運転手さんへ焦って声をかけました。もともと、ずっと迷っていたのです。早くたつのこへついていた方から、池田さんの幕がはられていた(復活の日は遠くない、その瞬間を楽しみにしています!)のも教えていただきまして。

既に鳥取サポをたつのこへ運んでいる運転手さんは、試合は始まっていると言うのですが、それは承知。急いでほしいと告げたのでした。佐貫駅からは1時間に3本バスがあるため、タクシーで駆けつけるのは初めて。たつのこの正面へ乗り付けて、入場券販売さえ終了している中、スタンドへ。両イレブンがピッチへ散っていました。後半開始には間に合ったのです。

左サイド、スタンド側のタッチライン際に背番号15・船山さんがいました。相手のサイドアタックに対し、後方まで疾走して、粘り強く食らいつく。精力的にディフェンスへ取り組む様子は、今日の試合がただならぬ証なのでした。

J2昇格へ希望をつなぐべく、白星のみを激しく希求するガイナーレ。選手の闘争心は並々ならぬものがあり、鳥取からのバスツアーや自家用車、東京鳥取県人会など多くの人(中田浩二さんもゆかりの人として訪れていました)が彼らを後押ししようと歌い続け、メインスタンドへ収まり切らなかったサポーターは急遽開放されたバック側トラックを埋めていました。本気で闘う大人たちとの対峙―滅多に味わえるものではない空気へ、船山さんは反応して動いているように映りました。

RKU守備陣は死に物狂いの攻撃をよく繕っていた(どこまでも味方へ繋ごうとする染谷さんの奪い方は、将来的には賛否両論になりそうですが、私は大好きです)し、スコアレスドローでしのぎきっても十二分にガイナーレの望みを打ち砕けるのですが…緊迫した空間を打ち砕くなら、船山さんしかいないと感じました。相手を応援する人々や大一番に立ち会おうと訪れた(普段はRKUの試合へは来ないだろう)人々、その人たちのエネルギーをうまく自分のものへと変換できてしまっている、この人しか。

たくさんの視線が突き刺さる快感……少なからぬ人の美しくはない感情までもがグサグサと突き刺さろうと、その傷を勲章のように誇れるだろう人しか。

千明さんがピッチ中央より放ったボールを受け、左サイドより入りつつ、虹のような美しい弧を船山さんは描いたのでした。何度も飛び跳ねて…最初はスタンドへ、次はチームメイトへ、幾度も突き上げられる二つの拳と、多くの心を刈り取った歓喜に満たされた表情を、私は忘れないでしょう。

サッカーは得点を奪い合うゲーム、ゆえにゴーラーは場を共有する全ての人に認識され、印象を刻み込まれる至高の存在なのです。

ガイナーレにとって、ビハインドはあまりにも重荷です。1点返すだけでは足りない、2点は取らねば。焦燥が、細かいミスを誘発し、もったいないボールロストを招きます(RKUから見ると、救われました)。前線へ疾走する船山さんが、相手DFをくるりと反転して抜き去った時は…ぞっとしました。必死に追走するDF陣にはかまわず、冷静に流し込んで、再びガッツポーズ。

たつのこに漂う闘気で覚醒し、武器と自認する「裏へ抜けるスピード」を誇示する姿は、まばゆく、応援や憔悴さえ踏み台にできるは……次のステージへ進んだら、もっと光り輝くのではないかと期待を抱かせまでする、素晴らしいものでした。もう1点、裏取って決めそうでしたから。さすがにここばかりは相手に止められ、横パスを選択せざるを得なかったのですが(これは決めてもらえず)

いつまで経っても、すべてを見尽くしたと思わせないところが、船山さんの魅力なんでしょう。だから、普段は、何がいいのか語る言葉も定まらず。まだまだ追いかけていかないと、と改めて誓った忘れ難き45分でした。
2008/11/30 19:43:07 | University Soccer | Comment 0 | Trackback 0
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