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二学期が始まるよ
「地元で出来るというのはいいですね。声援も力になるし、大きいです」
「ホームなんで、すごく気分が楽でした。サポーターも来てくれたし、やりやすかったです」


試合後にセレッソU-18の選手が口を揃えていたホームアドバンテージ。長居開催がずるい、と言いたいわけではありません。今までもずーっと関西開催だったのですから。アウェーがあるならホームがあるはず…レイソルU-18にホームアドバンテージなんて、あるか? ホームもアウェーも皆さん頑張って応援して下さったけど…ホームの優位性を与えられるほどサポートしてもらったことは…。

それは選手でも育成スタッフの責任でもありません。トップの天皇杯と同日なのは、若干ディスアドバンテージを覚えるけれども。どうすればいいんだろう、手詰まり感も、緩やかな歩みの手応えと同時進行で、ずっとつきまとっていて。応援は強制されるものではない、とも思いますし。

<Jユースカップ準々決勝@12/20長居第二>
柏レイソルU-18 0-2(前半0-2)セレッソ大阪U-18
得点者:山口、高橋

-------09工藤/3-------
25指宿/3---10武富/3---11山崎/3
---08C仙石/3----06畑田/3---
22酒井/3-20島川/3-12茨田/2-02御牧/3
-------01松下/3-------

63分ぐらい:御牧→15橋本健/2(酒井が右へ)
67分ぐらい:武富→13牧内/3
81分ぐらい:山崎→05橋本拓/2

狭い範囲に両イレブンがひしめきあって、レイソルはボールをつなげません。ただセレッソには夏の対戦時でも猛威を振るったスピードという武器があり、サイドからえぐり、思い切り良くシュートを放ってきました。副島監督の試合後コメントで気付いたのですが、レイソル、夏と全く同じメンバーだったんですね。そして…やっているフットボールも。

相手に合わせてスタイルを考えるのではなく、自分たちのサッカーを貫く。Jユースは育成機関ですから、それで合っていると思います。ただ研究され対策を練られるのも、またサッカーのよくある光景(理想的な是非とは別に、勝敗が切り離せない以上)。先発メンバー5人のトップ昇格+2人の他Jクラブ加入が決まっていたのですから…開始後しばらく主導権を握られ、ボールを持てずにいた試合は必ず負ける、そんな予感を吹き飛ばしてほしかった。1年前のFC東京戦も、夏のリベンジマッチも、秋のヴェルディ戦も…この日も、激烈なプレスの前に黒星をつけられ。

なんで人間は経験から法則を勝手に編み出してしまうのだろう。これはどこかで見た光景だと悟ってしまうのだろう。

ポストをこなそうとする工藤くんには必ず複数で寄せ、アタックの糸口を与えないセレッソ。またレイソル左サイドを徹底的にえぐり(レイソルのサイド守備力の問題でもあり、またセレッソのサイド攻撃力が高いとも言えて…相性、と片付けるのは好きじゃないのですが)そこからスピーディなボールを何度も入れて、レイソルを苦しめます。だからといって、仙石くんたちが釣り出されれば中央が空き…山口蛍くんを中央へ配置したのが活きてきてしまうのです。

先取点はレイソル左サイドからの突破の果てにこぼれ落ちたルーズボールを、中盤から進んできた蛍くんがフリーで振りぬいたもの。追加点も同じサイドから上げられた素早いクロスが高橋くんの頭にぴたりと。サイドアタックよりもたらされたピンチの数からすれば、2点で済んだ、と言えるぐらい…前半はセットプレーでしかレイソルのシュートもなく、ボコボコにやられるのみで終わりました。

劣勢を跳ね返す試合が見られるのなら、このチームは、成長したと言える。

ベンチの動きを気にして、牧内くん早く出てこないかな、と考えてしまう自分は、あんまり成長してないなぁ、とは感じてました。昨冬のファイナルで篠原“くん”の登場をこいねがったのと同じだから。前チームは組織と個の偶然なるバランスが生んだ強さだとエルゴラで評されていましたが、では今年の強さは何? 11人いれば11人の長所と短所があるけれど、有機体のごとくなめらかに動く組織の長所と短所は、1つずつしかないの? 答え、出したかったですよ。だけど、時間切れ。

後半は、前半よりはボールを持てて、チャンスを作れたけど、それも相手の計算範囲内。チャンスとシュート、ゴールは隣接してますが、同義語ではありません。レイソルに手が届いたのは、チャンスまで。完敗でした。

今の3年生を語る上で外せない節目は、2年前に姉崎で見た試合です。彼ら(山中くんは2年生で、あとは1年生…で合ってますよね?)がユース最後の大会を迎えた時は、どんな顔をして、どんなプレーを見せてくれるんだろうと、えらく未来について考えていたのでした。 思い描く未来は、時間が経つにつれ、更に先へ伸びました。トップ昇格は固いと思えたら…。

彼らの真価が問われるのは卒業した後。
だから巣立ってから、ちゃんと見る。
巣立つまでの日々は、過程としてしまっておく。

Jリーガーは、試合でのパフォーマンスが悪ければ、叩かれます。プレーを見せる対価としてお金を稼いでいるのですから、辛くても、仕方ありません。そして、勝利が求められます。勝ち点へ結びつく結果を。これまでとは異なる価値観が支配する嵐吹き荒れる世界へ飛び込むのです。

仙石くん、工藤くん、山崎くん、武富くん、酒井くん…そして長居第二のスタンドでも仲間を見守っていた、比嘉くん。年明けからは、一人一人のレイソルトップ所属のプロフットボーラーとして見つめる時間が始まります。島川くんと畑田くんは(自分たちを良く知らない)新しいサポーターさんたちに愛してもらうための旅へ出ます。他のメンバーも、サッカーを大学なりどこかで続けてくれれば、探したいです。真価が問われるのは、昇格組だけではありません。

「3年間応援ありがとうございました」
全選手へ号令をかける前に、一礼してはっきりと伝えてくれた仙石キャプテン。それは主将としての挨拶なのだろうけれど、彼個人に関しては、むしろこれから始まるわけで。最後に挨拶してくれた工藤くんも同じ。ただ、通り過ぎる節目(ユース卒業の節目自体は、たとえ優勝しても絶対に逃れられません)としては…辛い準々決勝でした。泣き崩れる畑田くんを見て、レイソルのユニフォームを脱がされるのだから、尚更だろうと胸が痛み。

応援してもらえる喜びは、きっと、Jリーグで出場したら、身に染みて分かると思う…その片鱗でも、もっと追い求めたい欲求でも覚えてくれたら、応援した甲斐もあったかな、と思います。日立台で、あるいは他のスタジアムで、また会いましょう。その時は、もっと素直に愛せるはずだから。
2008/12/30 15:20:29 | Reysol | Comment 0 | Trackback 0
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