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マロングラッセ
「読書とは他人にものを考えてもらうことである」と書いたのはショウペンハウエル(『読書について』)ですが、サッカー観戦で味わえる喜怒哀楽は、自分のそれと言えるのか……観戦のために出かけて見聞きし、出会った人と語らって学んだことは、自分の体験でしょうけれども。

<J1第1節@3/7等々力>
柏レイソル 1-1(前半0-0)川崎フロンターレ
得点者:菅沼、鄭

フロンターレのフィールドプレーヤーを、オーラソーマのボトルよろしくに前線4人/後方6人と色分けるのは、割と自然な見方でしょう。イクイリブリアムは思い切りシェイクすると色が混じり合うのですが、フロンターレでシェイクを担当する憲剛さんには、開幕戦は“まだ時間が足りない”ように映りました。逆に言えば、開幕戦でぶつかったからこそ、レイソルは救われた面もあるのです。

ちばぎんカップで、主にX軸方向へ緻密にボールを繋いだ栗澤さんと、主にY軸方向へ大胆に配球していた浩太さんのドイスボランチは、揃って、また違う顔を見せてくれたのでした。アグレッシブにボールを奪いにかかる浩太さんと、寄せる時にはきっちり寄せて壁となる栗澤さん。どちらも、守備力も備えているのです。ボランチは攻守の要と言うけれど、両方ともハイクオリティであって、初めてJ1に出られるのだと思い知らされました。そして、二人がディフェンスに従事する時間が長かった事実こそ、アクションサッカーを掲げながら、フロンターレ相手にはカウンタースタイルに甘んじるしかなかったレイソルの現状そのものなのでした。

ゴールを奪う執念にも似た、ボールを奪取する貪欲さを見せるフロンターレの前線。10分経たないうちに、接触で祐三さんが痛んでしまいました。しばらく動かなかったので心配だったのですが…どうやら鼻骨をやられたらしく、この後、たびたび出血でピッチ外退避を余儀なくされ、そのたびにレイソルは数的不利の状況を迎えたのでした。ただ、何気に4CBでもあったDFラインの顔触れ(左から石川・小林・古賀・村上)や前述のボランチコンビの奮闘、そしてフロンターレのアタッカーがまだ単発で仕掛ける場面が多かったのもあって、しのぎ続けたのでした。

前半、菅沼さんがブレーキにも感じました。あまりボールを触れず、たまに絡めればロスしてしまい。けれども、ハーフタイム明け、心なしかアクティブに…打つことを思い出したのです。前を向かないと、それがループでもフィニッシュを打たないと、怖くないと。先制点は右からのクロスへ走りこんで、ヘッドでコースを変えたものでした。サイドネットを揺らし、ゴール裏目がけて走ってきてくれる菅沼さんは、輝いてました。等々力の2階席で着席観戦してた私ですが、この時はみんなで立ち上がって菅沼さんのチャントを大合唱。TOPの試合で最も嬉しい時間です。大きくなって、遠くへ行った人のひとり。

ゲームの75%を消化したあたりで、栗澤さんが担架でないと帰れない負傷で山根さんと交代。これ以降、幾度も危険なシーンが訪れ(なかなかフロンターレのシュートが枠を捉えなかったのですが)、栗澤さんの存在の大きさを暗に示しているようでもありました。残り15分を切ろうかという頃、惜しくもゴール前からレイソル左サイドへ通され、最後はゴール正面のテセが決めたのですが、一つ前の通された時点でTHE ENDでした。ほんの僅かな隙、圧力不足すら命取り。川崎フロンターレとは、本来そういうチームなのです。

ラストはGK菅野さんのファインセーブ連発で、勝ち点1をかろうじて死守した形に。とはいえ、レイソルの鬼門・等々力で勝ち点1を分け合うオープニングゲームだったのは、悪くはなかった、とも受け止めました。2歩目、3歩目でもっと前へ進めば良いのです。

以下、試合とは全く関係ない…エントリタイトルについて。


これのすぐ前に書いていたエントリが「塩豆大福」だったので、クリといえばモンブランかマロングラッセでしょ…と短絡的に。

マキシム・ド・パリ

とはいえ、マロングラッセを食べたことが一度でもあるのか、自分でもはなはだしく疑問だったため、バラ売りを買ってきました。自分としては思い切って買うような額だったのに、マロングラッセの粒単価としては安い部類に入るそうで。愕然…。でも、口に含むと広がる濃い味は、作るに際して手間と時間がかかっている証で、お値段相応でもあるのです。

日大へ行っていたら。
リフティングの回数を虚偽申告していなかったら。
プロ入りを選んでいたら。
いろんな人の、いくつもの選択。
それらが掛け合わされた、奇跡的な確率があるからこそ。
私はご贔屓さんのプレーを今、愉しめています。
人と人の縁に感謝。

2009/03/18 23:31:03 | Reysol | Comment 0 | Trackback 0
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