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「今日は帰ったらすぐテレビをつけよう! 金利手数料は全てジャパネットたかたが負担!」
ハーフタイム、グラウンドレベルでスタジアムDJさんが叫びます。なんでもV・ファーレン長崎はスポンサー様の社長が来場すると勝つんだとか。この日、メインスタンド中央には高田社長が再び訪れていたのです。

<JFL後期第1節@7/4長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場>
流通経済大 3-1(前半1-1) V・ファーレン長崎
得点者:【流】金久保(直接FK)、武藤、船山【長】有光

---11武藤/3---ー-20張/4----
06宇賀神/4----------07細貝/4
---10金久保/4----32柳/4---
36松岡/3-17西井/4-04及川/4-02石川/4
-------22C大橋/4-------

67分:松岡→09船山/4(宇賀神がSBへ)
86分:細貝→23高野修/4
89分+:武藤→19宮城/4
No Use:GK31佐々木/3、DF37棚原/4、MF34佐藤隼/4、FW25長沢/3



定額給付金は長崎行きの航空券に使いました!(挨拶)

(羽田までの)ポケモンモノレールにウキウキしたり、空弁がありすぎて選べなかったり、長崎の坂道を上り下りするバスに軽く酔ったりしつつ到着した敵地。コンコースにずらりと並ぶは、開幕戦から各節の長崎新聞記事。
『集え! 長崎の名のもとに。』
かっこいいコピーがクラブのポスターには躍ります。

しかし、本能に忠実な私は、こちらの文字へ強く反応したのでした。
『VS流経大 茨城 納豆 みんなで食べて3連勝!』
カレーが売っている!―と駆け寄ったお鍋の下へぶら下がる悪魔の宣告。茨城云々以前に納豆は人間の食べる物にあらず!!(注:やぶは納豆ともずくが食べられない) 複雑な気持ちを押さえつけて、焼きソバを買いました。300円。2日連続リンガーハット(苦笑) カレーを食べたい気分は夜のベアスタまで引きずってしまい、キックオフの笛が鳴った後も並んでまで買う羽目に。

アウェー側ゴール裏の一番隅へ、申し訳なさそうにグレーの幕が並んでいました。上級生ばかり…と名前を追う視線が凍りつきました。
「はい?」
声も出したくらい。『リアルストライカーになる!! 船山貴之』―久しぶりに見ました。正直、いるとは思わなかったです。慌ててピッチへ目を向けると、1対1でボールをやり取りする列の、最もスタンド寄りに、馴染みのシルエットを認めました。髪が波打ってましたけど。 先発ではないとも、すぐに分かりましたが…むしろ安堵しました。安堵なんてファン失格かもしれませんが(苦笑)

ULTRA長崎はバック側の、遮るものなき芝生席(メイン側は屋根・長椅子あり)へ陣取ります。応援に使うツートンカラーの傘が、違う意味で役に立ってそうです。幕も徐々に増えていき…開幕戦@中台で託されたと囁かれる『私たちの由紀彦 2丁目CLUB』も、ゴールすぐ裏に貼られていました。

立ち上がり、その由紀彦さんの攻め上がり(倒れ方や、対面の宇賀神さんを意識してかなり後方まで下がったりとクレバーさを感じました。相対的に、かもしれませんが)や元アビスパコンビ有光&福嶋が仕掛ける崩しに、RKU守備陣は苦慮します。少し前まで石戸さん(この日はJFLチームのTMへ出場)と一緒にIリーグのRKU.U-21で頑張っていた西井さんが、ジャンプアップして日が浅いからか、1対1で抑え切れぬ場面が続きました(攻撃では、西井さんのシュートがバーに当たってゴールへ入ったか微妙な場面があり、notゴールと判定された場面もあったんですが)。けれども、独力突破のレベルはJリーグ経験者だけあって高いとはいえ、RKU的には幸いにも単発で、攻められる時間が長くとも、ボールホルダーをどうにか止めれば事なきを得たのです。

武藤さんが右サイド角度のない位置より浮かすも、バーに嫌われ、RKUも点が取れません。過酷な暑さ(後半には、RKU選手が手にしたボトルが使い物にならないとベンチへ新しい=冷えたものを要求するシーンも)は両イレブンからみるみる活力を奪い…前半なかばには、武藤さん以外の選手には暑さ補正をかけないと見ていられないレベルに達していました。武藤さんキレキレすぎ!!

先にゴールを割ったのは長崎。右サイドより由紀彦さんが入れたグラウンダーのクロスがDF陣のスキ(not隙間)を縫うようにファーサイドの有光さんまで通ってしまい、フリーだったので、らくらくワンタッチでゲット。リードしたV・ファーレンはボールをRKUへ持たせるようになり…自ら流れを手放してしまったのでした。

酷暑とリードで運動量DOWNの長崎を、RKUは“若さでアタック”的な走力で押し込みます。細貝さんはボールを持てば、描く弧に唸るキックを連発。復帰は今後に向けて非常に大きい、と頼もしさを覚えました。中盤の底では金久保さん@1987年生まれの足首ぐにゃぐにゃキープに、原田キャプテン@1971年生まれが追いつけない状態。金久保さんが良く動き、伸びやかにゲームを造る試合は、RKUのものです。そんな金久保さんが直接FKを叩き込むと、スタジアムDJが弱々しく「…ごぉ~る…」と呟いたのですが、42分という時間に追いつかれた事実がどれだけV・ファーレンへ精神的ダメージを与えたかを示すような声色でした。

ハーフタイムに行われたダンスショーは夜のベアスタよりレベルが高く、露出度が低い以外は見惚れるものでしたが、私はピッチでアップするストッキングを下げたままのRKU選手たちに夢中でした。正確には、ふくらはぎバケモノ(C)葛島さんへ釘付け。あまり意識して見たことないのですが、ふくらはぎヤバい(C)上條さん、確かに。

後半になっても長崎が息を吹き返すことはなく、逆にRKUが躍動するばかり。程なく、このゲーム最大の見せ場が訪れました。幾人もで相手陣内へ侵入したRKU、ボールを持って前進するのは武藤さん。大声で呼ぶ石川さんはじめ、周囲で受けられる状態になっている選手が複数いる中、誰を使うのかとV・ファーレン守備陣をやきもきさせます。

ゴールのほんのり右手前から武藤さんがチョイスしたプレーは更なる加速!! 一気に相手の網をバリッと破ってしまうと、右足を振り抜き、GKセーブ不可能の高速ショットを突き刺したのでした!

どれだけ鮮やかだったかといえば。
先程も触れた通り、長崎のコアサポはバック側で歌い続け、それにメインスタンドの観客が終始呼応して拍手し続ける空間なのです。さらには灰色の幕がかかる側のゴール裏へ、一緒に応援へ参加している少年の一団を走らせていき、3方向から長崎コールが浴びせられる時間帯さえあったくらい。

そんな、音が満ちあふれたスタジアムが、スピードあふれる一撃で、静寂に包まれ。

満面の笑みでトラック脇にてアップ中のサブメンバーへガッツポーズする武藤さん。背後から金久保さんがこれまた極上の笑顔で抱きつくのですが、彼らの声は陸上競技場なのもあり、届きません。まるで、リモコンの消音〔ミュート〕ボタンが押されたかのごとく。

金久保さんの直接FKでも静まり返ったかきどまりでしたが、武藤さんの得点は鮮やか過ぎて、コントラストをよりくっきりと感じさせてくれて…これだからアウェーはたまらない、と音なき拍手を独りでこっそりしつつ、浸っていたのでした。

上がる一方のMYテンションに、最終兵器が差し向けられました、ベンチ方向へ駆け寄る人陰。長い1ヶ月でしたよ……七夕ナイト@日立台で揃って「ケガをしないように」と短冊へ綴るご贔屓たちと違って、船山さんには、そういう心配を今まで抱いたことがなかったから。贅沢な話です、今更ですけど。

金久保さんとの、プチだけれど綺麗なワンツー。宇賀神さんとのポジションチェンジでサイド後方にて守備をする…のは、ちょっとドキドキする、上がるクロスへ届かぬ腕を伸ばすから(微苦笑) 時計の針が止まろうかという頃合、相手CKからのカウンターでRKU選手は一斉に攻め上がり、中央を走るボール保持者・金久保さんは更に右を回って前方へ抜け出した船山さんへスルーパス。GKと対峙したキャプテンは、冷静にゴールマウスを射抜き、相手の戦意を折ってしまったのでした。さすがです。

石川さんがトラップがハンドだった+オフサイドなのにシュートで警告をもらうのはまだ分かるにしても、金久保さんが普通にコーナーへCKを蹴りに向かったのに遅延でイエローカードが提示されたのは良く分からない…と首をひねったりもしましたが、スコア以上に相手を圧倒して、RKUは勝利を収めたのでした。

挨拶のために主審を挟んで整列する最中、船山さんはこの日もかっちりとゴールを守ってくれた大橋副将から白い腕章を返してもらい、左腕へ巻いていました。最後にスタンドへ挨拶する号令をかけるためでしょうが…律儀すぎます(微笑)

とても満たされた気分で、私はすぐにスタンドを飛び出したのでした。次なる目的地はベアスタ!
2009/07/06 22:00:18 | University Soccer | Comment 2 | Trackback 0
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Comment
アウエー競技場全体の雰囲気、長崎の応援席を含め、目に映る情景、周囲の音と静寂、ゲームの推移と切り取られた場面描写の鮮やかさ、堪能しました。開いてすぐ4、5回読んじゃいましたよ。

主将様は5日にはフットボールフィールドに凱旋あそばされ、長崎遠征組の面々と最前列でビルケアOBを野次り倒しておられました。

なお、個人的には情報だけでなく、中のひとの書きっぷりにも興味がありますよ。
by: amakuri * 2009/07/07 00:25 * URL [修正]
コメントありがとうございます。
楽しんでもらえたなら何よりです。文量に表れている通り、久々のハイテンションで(ただし酒は抜き)書きました。

武藤さんは一人だけ周囲より10度は涼しい空間に在るような軽快な動きを見せていました。MOMを選ぶなら武藤さんで決まりかと。

船山さん情報もありがとうございます。先輩へ絡むのが大好きですね。
by: やぶ@家主 * 2009/07/07 23:46 * URL [修正]
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