スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --:--:-- | スポンサー広告
Because of you
はた目からは“ミスキック”としか映らず、失笑を買ったとしても…出し先の当事者本人へ込めた意図が伝わったならば、それは“メッセージ付きのパスが通った”と表現すべきでしょう。

<関東大学サッカーリーグ第16節@10/3古河>
流通経済大 0-0 神奈川大

---34征矢/2----11武藤/3----
09C船山/4-05中里/2-08千明/4-10金久保/4
15比嘉/2-03山村/2--28天野/2-02石川/4
--------01増田/2-------

63分:征矢→07細貝/4(船山FWへ)
75分:中里→20張/4(武藤MFへ)
87分:武藤→33保戸田/2(金久保が中へ)

「もし◎▼◇※がチケットのもぎり係だったら」という想像は、(ユース卒業生が大学サッカーへ飛び込む季節である)春の季語とも言えそうな程、繰り返してきた会話なのですが…実際に入場ゲートでお互いハッとしたのは初めて。唐突かつ不躾な質問にも快く答えて頂き、感謝しています>根立さん

第1試合は早稲田vs専修。共に決め手を欠く中、早稲田の数少ない必殺得点パターンである飛び道具=野田さんの直接FKが炸裂し、勝ち点3をゲットしました。試合途中でスタンドへ入ってきた、第2試合を戦う両校。千明さまの伸び始めた坊主頭を撫で撫でして、見事な回し蹴りを食らっていた神大ジャージの方は、三平さんでしょうか?

雨はぱらつく程度でほっとしました。第2試合開始直後、ゴール裏で部員さんが振る旗に合わせ(て振るように指示があったため)サッカー少年たちがグレーのLフラッグをバックスタンドで振ると…記憶が蘇ってきました。同じように、旗の隙間より必死にピッチを凝視した日の、船山さんの鮮烈なプレーを。

現実は甘くなく、イニシアティブはエース三平さんを先発させ、いきなり勝負に出てきた神大のもの。大学サッカー界屈指のFWが、牙をむく…シュートを放つと決めた刹那に覚える恐怖は、理性が察知する以前に、肌が感じ取ってしまうレベル。アタッカーは、怖くてナンボなのです。RKUは天野さんが主について、体を張って対抗したのでした。

中盤で吉田&内村のKU両ボランチがよくボールを拾い、ショートカウンター気味にシュートを浴びせかけてくるのを、GK増田さんたちが必死に防ぐのです。逆に、RKUはパスを細かく繋ぎ、右へ左へ振って打開を図ろうとしますが(船山さんも左のタッチライン際のみならず、時には右サイドでボールを受けていたり)神大伝統の鉄壁は容易に打ち破れません。攻撃のパターンとしては、互いの特長が色濃く出ており…醸成されたコントラストがゲームをピリリと引き締め、それでいてどちらもディフェンスが体を投げ出してでも粘り強くゴールを死守するため、スコアは動かず…私としてはむしろ好きな、1点を争う好ゲームとなったのでした。

郷内さんの突破を比嘉さんが引っ掛ける格好で止めた際には、審判が赤いカードを手にしたため、場内ざわつきましたけど、最終的に提示されたのは黄色。累積は痛いのですけれど、目の前の試合が終わらなければ、次の試合はやってきません。

後半、KUのキャプテン吉田さんが左の膝裏下を傷めます…が、耐えて奔走。大きくはない全身より発散される高純度のスピリットは、鹿島ユース卒業生らしく映りました。けれども、やはり三平さんともども、限界突破。先に鱗が剥がれ落ちた形の神大へ、RKUが襲い掛かります。『セットプレーで中里さんが素早く左サイドへはたき、入ったボールを船山さんがバックヘッドでつないで、武藤さんも頭で狙うも枠外』『ルーズボールを右サイドでゲットした石川さんが素晴らしいクロスを入れるも、船山さんのヘッドはフィニッシュではなく(!)中央のスペースへ落とすもの、これを征矢さんが打ちにいくも寄せられて打てず』『後方からの絶妙なフィードを受けた船山さんが左サイドより侵入するも、慎重になって打ち切れず』『金久保さんが左サイドで巧みにマークを振り切りセンタリング、これに船山さんがバックヘッドでゴールを狙うも入らず、天を仰ぎ頭を抱え』―フィニッシュの一つ前までは褒め言葉が浮かぶのに、決められないのです。

ロスタイムには神大のシュートが立て続けに枠の直近を舐める、震え上がるような時間が。RKUも細貝さんの強烈シュートがGK正面だったり…誰もネットを揺らせぬまま、タイムアップの笛が響いたのでした。勝ち点のみに意味を見出すなら、重苦しい結果ですけど、特に神大には数字以上に大きな勝ち点1ではなかったかと。私は、先程も触れた通り、こういう緊迫した試合が好きなので、濃密な約93分を味わえて、満足でした。勝ちやら負けやらは、最後にペタリと貼り付けられるレッテルでしかありませんから。

いや、微妙な高さのスタンドからでは、逆サイドから飛んでくるロングボールがタッチラインを割りそうに見えて、それが実際はライン手前できっちり落ちてきて…サイドハーフがきっちりトラップで我が物とするならば、そんな“当たり前の幸せ”を噛みしめられる素晴らしさに酔える、それこそが試合を観に出かける唯一無二の目的だったりするかもしれません。
2009/10/05 00:38:21 | University Soccer | Comment 0 | Trackback 0
<<BACK | BLOG TOP | NEXT>>
Comment
Comment Form












やぶにだけ読んでもらう

Trackback
トラックバックURL
http://vexations840.blog76.fc2.com/tb.php/495-66f87d60
| BLOG TOP |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。