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この空に輝く星があるように
悔しい。
とにかく悔しい!
勝ちたかった。





そう思えたのが、一番嬉しかったこと。

<天皇杯2回戦@10/11万博>
流通経済大 2-5(前半2-5)ガンバ大阪
得点者:【流】19分細貝、39分船山【ガ】28分佐々木、34分明神、37分ペドロ・ジュニオール、53分播戸、81分ルーカス

---07細貝/4----09C船山/4---
06宇賀神/4--------10金久保/4
---08千明/4---18フランク/3--
05中里/2-15比嘉/2-03山村/2-02石川/4
-------01増田/2-------

60分:フランク→11武藤/3(細貝が右、金久保がトップ下)
64分:船山→30上條/2
89分:石川→14関戸/2

私の胸ではボールを手に自陣へ戻る姿が輝く(挨拶)

試合全体の概略はにしんさんの記事を読んで頂くとして、私は非常に狭い…個人的な感情の吐露に終始しようかと。


『やっとここまでたどり着いた』
船山さんが山口智さんと並んで入場してきたのを見て、最初にメモした言葉。

J1クラブと公式戦で対戦するのは、悲願でした…私の。4年前、福地“くん”に言わされた(と後日うかがいました)「J1倒すぞ!」なる無邪気な決意表明が、あのチーム愛しさゆえ、不自然に胸中へ固着してしまったのです。だから、国士舘が…いや濱屋さんがアントラーズと対戦した際も、駆けつけて。

けれども、今、船山さんが在籍しているチームは、当時とは異なり…本気でJクラブ撃破を狙っている強豪です。3年前の初夏(ワールドカップ公開講座@龍ヶ崎キャンパス)の時点で、中野監督がこうおっしゃっていたというメモ(色は当時の私が使ったペンのまま)が残してあります。

Jリーグを天皇杯で倒したい!
ファイナルは無理でも、セミファイナルぐらいは行けるんじゃないか


ボールを相手に渡さない
Jリーグとやる時も、渡さなければ相手は力を出せない
球技は相手にチャンスを与えなければ負けることはない


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

自分たちが開門直後に早々と入場したせいか、到来がひどく待ち遠しく感じられた応援部員さんたちが、ピッチのイレブンとお揃いだろう2ndジャージをまとって、ゴール裏の最上段へ次々と選手横断幕をはっていきます。最もメイン寄りがGK増田さん、バック寄りがFW船山さん。2日前、ユナイテッドパーク@ジェフ千葉new練習場のオープニングゲームへご招待賜った22人から、前日行われた付属高とのTMへ出場した4人を引けば11+7人になると、当日朝、公式HPで確認してから出発したので…何も隠すものなどなく、ただ「今の力を全てぶつける」闘いになるのだろうと覚悟できました。

メインスタンド下にいたRKUの一団へそそくさと駆け寄り、中野監督と握手すると素早く走り去っていったガンバの選手がいました。ホーム側ゴール裏に出された即席スプレー幕『先輩の意地 #25』―3連休の最終日は、ガンバサテライトvs関西学生選抜のTMを観戦予定でした。武井さんのプレーが見たかったのです。
「中野監督やコーチに、プロに来てどうなったかをしっかり見せたい」(報知)
武井さんは私(たち)にも見せてくれるべく、想像以上のシチュエーション―武井さんがご贔屓さんの前へ直接立ち塞がるゲームを見るのは埼スタ第2に続き二度目―をつかみ取ってくれたのだと、嬉しくなりました。今回は明神さんの左側へ立ち、後輩たちの邪魔をするのです。

芝チェックは開門前後に済ませたRKUイレブン、アップもガンバより早くスタート。横一列になってのブラジル体操も毎度の光景。はじめは黙々とピシピシやっているようにも見受けられましたが、徐々にいつも通り、武藤さんを中心に明るくはしゃぐトーンに。夜中に三度も目が覚めるくらい緊張していた私も、落ち着けました。集合写真も、即座に両腕を大きくあげた石川さんが嬉々として膝を突くのを背後より認め、観念しました(笑) 大阪開催とあって、道頓堀のグリコをイメージしたポーズ(金久保・千明コンビ除く)のようです。だから…試合だって、いつものように!!

毎年、天皇杯の初戦は先制点を許し苦戦するガンバは、ゆっくり…慎重に立ち上がり、逆にRKUはエナジー全開で攻め立てます。いつも布陣もどきの落書きを書いていますが、所詮キックオフ時点で立っている場所を残しているだけ―久々にあえて説明を載せたくなる程にこの日は、ピッチの前後左右へ精力的に動き回る金久保さんを中心に“ミッドフィールド”のくくりも超えて、イレブンは流動していました。

RKUが持つ・通そうとするボールに対する圧力は、大学サッカー・JFLでかけられるものとは密度が段違い。これは通るだろうと無意識に判断して、試合経過をメモすべく俯けば、ボールは奪われ、二川さんのスルーパスがルーカスへ通り絶体絶命!なんて冷や汗もたびたび。刷り込まれている“日常”との落差を強く意識して知覚すれば、よく張り合えていると賞賛も尽きぬのですが。

船山さんも、いつにも増してDFの裏を貪欲に狙っていました。観る側さえ一瞬とて気が抜けない格段の緊迫感が、かえって船山さんへ火をつけるのは、昨年のJFL最終節(ガイナーレ鳥取戦)での2得点で証明済。きっとやってくれるはず、信じていました。本日の相棒・細貝さんは、仲間もチームNo.1と賞賛するシュート力の持ち主。前を向いてボールを放てるシチュエーションを作れれば…!!

左サイドで前線へ進出してきた比嘉さんが斜め前へ入れたパスを手前の宇賀神さんはスルー、奥の船山さんが潰れてこぼれたボールを、細貝さんが相手へ寄せられる前にズドンと蹴り込んだのです! 豪快に揺れるネット、ガンバのゴール裏を煽る細貝さん。私も集音マイクを気にしつつも、絶叫しちゃいました。

さらに、右サイドへ飛び出した宇賀神さんの折り返しを船山さんが打つも、ボールはポストの右へ流れていきました。倒れ込んで天を仰ぐ船山さん。

両チームが次から次へと決定機を迎えます。ガンバはRKU守備陣が佐々木さんへつけてないのを二川さんがよく見ていて、絶妙の浮き球をライン裏へ供給。佐々木さんもきっちり決めて、追いつかれてしまいました。RKUはフランクさんが強烈なミドルを放つも、藤ヶ谷さんにはじかれてしまいます。ここでのCKでは、ゴール裏からブーイングが。学生相手にしていただけるなんて、スタンドも本気である証と書けばよいのか…細貝さんへ、ここには綴れない汚い言葉がたびたび飛んでいた(他には、細貝さんが追いかけたボールがゴールラインを割ると嘲笑が起きたり)のも、同様なのか、声出し応援より遠ざかって久しい私には分かりませんけれども。

プロは…強豪チームは、相手の失態を逃しません。山村さんのミスパスからショートカウンターで左サイドを破られました。シュートは増田さんがはじき…大学リーグならここで安堵するんでしょうけれど、明神さんが詰めていて(!)押し込まれました。更にRKUの上を行く精度とアイデアのパス交換でペドロ・ジュニオールが完全に抜け出し、1対1となった増田さんにはなすすべも無いシュートを決められてしまったのでした。

左サイド後方の宇賀神さんから、右サイド前方の金久保さんへ大きなサイドチェンジ。足元に収めた金久保さんは、外側を追い越していった石川さんへグラウンダーパス。低い折り返しをニアの細貝さんはスルー、ファーの船山さんが綺麗に滑り込んで、再び1点差!! ご一緒した某さんが、全国中継での得点で狂喜乱舞する横で、すぐにボールを持って戻る―この時小さく突き上げた左腕は後日写真で拝見して初めて確認―船山さん同様、喜ぶよりも同点ゴールが、もう1点が欲しいと強く強く感じました。

武井さんにコンタクトで負けている場合ではないのです。先輩は振り切っても、もう一人の大先輩・明神さんはなかなかかわせないのですが、奪われたからといって削り返すのはどうかと(苦笑) とはいえ、プロのプレスは激しいのです。宇賀神さんが折りに見せていた、レッズ仕込みであろうタックルのごとく。疑いようのない相手の実力と、それでも消えぬ希望を胸に、濃密な45分は過ぎ去っていったのでした。

2ndハーフ、ガンバはピシリとRKU対策を立ててきました。最前線からのプレスによって2列目も前へつり出され、中盤にスペースができるのを防ぐべく、自陣でRKUのバックスが出し先が見つからず絶望する程のブロックを形成。左SBの下平さんを見切り、長身CBの高木さんを配置して、RKU最大の武器である右サイドコンビ石川&金久保のトリッキーなパス交換を封じにかかります。そして、途中出場の播戸さんが“プロフェッショナルの仕事ぶり”を誇示―RKU左サイドよりあがったクロスを、一度は決め損ねるも、最後には押し込んだのです。結果を当然として出し、それ以上の“何か”を観客へ提供する。時には美であったり、時には強烈さであったり、時にはド根性でもあったり。

ジェフ戦で復帰したばかりの上條さんを投入するRKU。腕章をつけると石川さんは、いつも以上に走るのです。金久保さんも積極的にミドルを放ち続け、食い下がる意思を示します。ガンバも、出し先を見つけられないRKUが一縷の望みを宿すロングボールをことごとくオフサイドトラップの餌食(引っかかる武藤さんが…ではなく、仕掛け方が巧み)とし、また中盤へ供給したボールは明神さんが的確な位置取りで掠め取っていきます。相手のアタックに対し、比嘉さんは昨年の宮崎さんよろしく獅子奮迅の対応。ルーカスのオーバーヘッドは、中里さんや比嘉さんの懸命な応対では止められない域でした。

ついに石川さんが足をつってしまい、交代へ。腕章は千明さんへ。宇賀神さんも金久保さんも足をつってしまうぐらい、ゲームを通して走っていました。全力を尽くしたRKU。持てる才覚でシュートに至る過程は多く演出したけれども、シュートを決める能力はまた別物なのだと…FWのファンとして、痛感させられました。

数日後、体育の日を記念したTV番組で、イチローさんが「チャンスで打てるようになるには?」との野球少年からの問いに「打てねえよ」とまずは吐き捨てつつも、場数を重ね、打てなかった悔しさも打てた喜びも忘れないことだと答えていました。船山さんの大きいとは言えない体でにも、少年時代から重ねてきたフィニッシュの本数が血肉となっていて…J1チームとの真剣勝負でもぎとった得点となったし、またゴールよりも倒れ込んで天を仰ぐシーンを先に思い起こす認識が、この先の力となっていくのでしょう。

最初にも書きましたが、とにかく悔しかったです。けれども、ファンとしても良い経験でした。何より…頂いた写真や映像で確認できる(現地では視認できない)船山さんのキリリとした表情は、かけがえのない仲間と一緒に闘えたからであって、同級生や後輩に恵まれた船山さんは幸せ者だと、人の縁に感謝するばかりです。

2009/10/26 00:06:24 | University Soccer | Comment 0 | Trackback 0
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