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長居へ埋めた声
ごめんなさい。こういうとき、どんな顔をすればいいのか分からないの。

<J2第13節@5/16日立台>
柏レイソル 6-0(前半2-0)徳島ヴォルティス
得点者:茨田×2、工藤、武富、田中

日立台で配布されていたVitoriaによると、前節・FC岐阜戦より徳島戦を楽しみにしていた工藤さん。
「今でも徳島の試合に輪湖くんが出ているかを確認します。今日は輪湖くんも自分もスタメンで出場できればいいなと思っています。プロのピッチで勝負をするのは初めてなので、楽しみです」

試合開始前、先発する選手は既に姿を消しているピッチより去り行くレフティが放ったシュートは、アウェー側ゴール裏へ飛び込んでいきました。
「柏には小、中、高とお世話になりました。ずっと観客席からトップの試合を見ていましたし、あのスタジアムのピッチに立つことは夢でした。違う形にはなりましたけど、楽しみです」
上下とも阿波藍で染められたウェアの背中を見て、3年前の年末に紡いだ言葉が蘇りました。
『小4の頃から黄色だけを着てきて、来年は…』

田中順也さんのパスを受けた橋本和さんが左サイドを駆け上がって入れたグラウンダーは、工藤さんを通り過ぎ…好位置にもぐりこんでいた茨田さんがゴールへ蹴り入れました。キックオフから、5分しか経っていません。浪速で迎えた3年前のクリスマス、FC東京U-18に持ち場をえぐられ、表彰式で人目もはばからず号泣していた右SBは、在籍チームの桃色髪右SBを走らせこき使う、立派なJ2仕様のオフェンシブハーフに化けたのでした。

約30分後、右サイドよりのクロスへ反応する工藤さんを、ぺ・スンジンが引っ掛けて倒してしまい、PKの判定。おまけに肩を強打したか、すぐに×マークが出ます。去り行く担架へイエローカードが提示され…代わりにヴォルティスのバックラインへ入ってきたのは、先発は叶わなかった輪湖さんでした。PKキッカーは名乗り出たレアンドロと、U-18時代から積極的に蹴っての得点を重ねてきた工藤さんが揉めた末、譲らなかったゲッター工藤さんに。左へ刺し、リードを広げます。

前半の終盤、ゴール裏へ突き刺さってしまった柿谷さんの強烈なシュートに、レイソルサポーターがどよめきます。しかし…終わってみれば、ヴォルティスがレイソルへ脅威を覚えさせたフィニッシュは、これくらいでした。後半開始前には、茨田さんと面識があるのか、何やら言葉を交わす姿も見受けられた柿谷さん、日立台の土壌によく足を取られ―自らドリブルで持ち込みながら滑ってフィニッシュは失敗するなど―力を見せるには至らなかったのです。

左サイドでボールを持った輪湖さんは、応対する栗澤さんを巻き込みながらねじ伏せつつ突進したり、オーバーラップしてきた桃色髪の祐三さんと対峙し足を絡ませ奪うなど、前半、彼なりに高らかな帰還宣言をしてくれました。後半も対面の茨田さん―輪湖さんも細い部類だけど後輩よりはきちんとした身体をしている―と火花を散らします。最も力を発揮できるポジションと認定された右OHに君臨する茨田さんがゴール左へ入り込んだのにも、輪湖先輩は身体を張って止めにかかります…けれども、当たった果てにGKを翻弄したボールはネットへ吸い込まれたのでした。

さらに、レアンドロが中央でつっかけた後にリリースしたボールをゴール正面で受けた茨田さん、自ら打てなくもなかったのですが、すぐ左でフリーだった工藤先輩へパス。レアンドロの直接FKのこぼれは押し込みそびれた工藤さんでしたが、これはさすがに決めます。茨田さんも、工藤さんも、さすがオリジナルチャントをサポーターに作ってもらえるだけの大活躍です。数少ない?!短所である持久力のなさが発動してしまい、足がつって交代を余儀なくされた茨田さんの代わりに登場したのは武富さん。輪湖先輩は、彼とも掴み合いを繰り広げました。負けたくはないのでしょう。しかし、好位置を確保してもボールが来ない―焦る味方は自分へのサイドチェンジよりも無謀なシュートを選ぶ―苛立ちを隠さない表情は、後輩とのマッチアップよりも多く見られ…哀しくなってしまいました。

レアンドロに代えて山崎さんが出てきて…レイソルU-18が好きと言うのならば、喜ばなければならない試合なのでしょう。しかし、工藤さんの2点目でいたたまれなくなって離席しようとした私は、フルタイム寸前に生まれた2得点で、涙がこぼれそうな心境へ陥っていたのでした。山崎さんが右サイドへ出した長いパスを祐三さんがアーリークロス、ゴールの左にいた武富さんが簡単に初ゴールを得たのと、ロスタイムに橋本さんが駆け上がって入れたボールを田中順也さんが決めた2得点。BLOGOLAによると、この日の6得点はいずれも寮生だそうです。

私はホイッスルが響くと同時に帰宅しました。勝利ダンスやヒーローインタビューどころか、スタンドへの挨拶すら見ないで。エルゴラ本紙にも、U-18卒業生が活躍しているとコラムが載るご時世。レイソルトップのみならず、他J2クラブにも下部組織出身者がたくさんいるとは…こんな思いを味わう回数が多いという意味もあるのです。
2010/05/22 10:42:45 | Reysol | Comment 0 | Trackback 0
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