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帰還
「勝つために全力で頑張ります」
一番好きな場所だと言う日立台のグラウンド、その一角にあるビジョンへ、黄色地に黒のアクセントが施された太陽王のユニフォームへ袖を通した姿が映る…そして、そのピッチに立ち、走り、赤い模様がまだ見慣れないボールを蹴る。ただそれだけでさえ、貴く、感慨深いのに。

何も変わってないのは、点取ります、と繰り返し続けるところ。

彼を見ているとシュートも簡単に枠へ入るものだという「錯覚」に襲われる。(2003/3/16 サテライト磐田vs柏@ジュビスタ)

<J1第1節@3/4日立台>
柏レイソル 4-0(前半1-0)ジュビロ磐田
得点者:フランサ×2、菅沼×2

菅沼さんを見に行きました。
黄色い菅沼さんを見に行きました。

ジュビロはよく知った名前が並ぶものの、アジウソンが仕込んでいるリアクションサッカーは、ジュビロのイメージにそぐわなくて…石崎レイソルだって、新・外国籍選手のフィット度合など、まだまだ若く未成熟な香りを存分に漂わせていますが、ジュビロも似たようなもの。

そのシンボルが、“新しき”10番(こう表現すること自体が残酷なのだろうけれど)成岡さん。心底思いましたよ、成岡翔は成岡翔という背番号10像を創り上げていけばいいのに、と。その周りを固めるのだって、近い年代なのだし。

成岡・菊地そして前日アルビレックスで得点をした矢野…と来れば、思い出すのは成岡さんのEWS FC時代の同僚・谷澤さん。J1はベンチに7人入れるのですが、その顔触れを見て、J1リーグも厳しいけれど、何よりレイソルのチーム内の競争が熾烈なのだと改めて気づかされるのでした。

ボールが落ち着かず、バタバタと両イレブンがやりあう均衡の時間が崩れたのは、ちょっとした運から。鈴木達也さんの放ったシュートがバーに当たったのですが、その跳ね返りが…フランサの前に落ちたのです。

勝負の分かれ目はここだったと思います。でも、それをもたらしたものは…神のアシスト、なんて言葉しか浮かばないのですが。

後半からは、chunson.jpによると何故か試合前、レイソルベンチに座っていたカレンが登場。近藤さんとマッチアップしてました。カレンは柳澤さんをレイソルに入れた恩人ですからホラ(笑) その突破から成岡さんがフリーでシュートのチャンスを得たのですが、まさかの宇宙開発。これでジュビロは完全に運を失いました―結果としては。

フランサがDFの裏へ出したスルーパス―菅沼さんが“徒競走”に勝って受け、クイックに右足を振ると、ボールは綺麗にネットへ吸い込まれたのでした。そして祝福を待ってコーナーへ…寄ってきたのは後輩・大谷さんだったんですけど、それを待つ横顔が、凛々しく、喜びにあふれ、満ち足りた、ゴールそのものと変わらぬ程に精悍なプロフィールを目の前で見られて、幸せでした。心底、AR席で良かったと感じました。

ちょうど、こんな顔(中野太陽会活動報告。1枚目の写真)ですよ。もっと近かったですけど。

…映像で見たら、大谷さん、割とすぐに来てるんですよね。それが、リアルタイムでは、とても長く長く感じられました。スローモーションというか。随分待っていたような気がしましたもの。私、誰かが点を取っても、周囲が立ち上がるゆえに、やや遅れて、自分の理性による命令で立つことが多いんですけど、今回は別。あまり、そんなことはないんですよ。その少ない例外として、神戸ウイングで見た菅沼さんのJ初ゴールを挙げる私なんですけど。その代わり、大脳は写メの撮影を試みたのですが、遅すぎて、映っていたのは祝福する大谷さん(苦笑) ダメですよね、泣きはしなかったけれど、ちょっとウルウルきちゃって、お陰で、視界がやや焦点合わなくなっちゃいましたから。

献身的なれど、運には恵まれなかった鈴木達也さんのシュートがはじかれたのが左サイドに出てきて、これも菅沼さんが打ったのですが、能活さん離脱で登場の佐藤洋平さんはこぼしてしまい、さすがの嗅覚で詰めていたフランサがゲット。菅沼さんと抱き合ったのでした。鈴木達也さんといえば、フランサの予想外なパントパスに反応したものの、マーカーの鈴木秀人さんを突き飛ばしてしまい、そこで我に帰って急停止、握手して別れる―なんて場面もあって、性格がにじみ出ていると感じたものでした。

とどめは、またしても菅沼さん。左から右へと移動しながら、小さなモーションでミドルを放ち…美しい軌跡を描いてゴールへ刺さったのでした。この時、メインに向かって走っていって、正面から撮った写真や映像をよく見かけるのですが、私が見つめていたのは背中。真に格好いい男は背中が格好いい、まさにそんな姿(上でリンクをはった中野太陽会さんのエントリに、そんな背中も載ってます)。見惚れてしまいました。
…はぁ、なんでこれでフル出場じゃないんでしょう。代表監督の視察やスコアの開きから仕方ないとは考えられるのですが。でも、ちょっと、悔しいです。

お立ち台も当然、フランサ&菅沼さん。菅沼さんは昨年、“一心同体”ではなく“伊予魂”+“愛媛産の愛”と共に戦い抜いた選手ですから、いわゆる勝利ダンスは初体験(古賀さんも初めてですが、予想していたのと違ったと言っていましたね。どんなのを想像してたんでしょう?)。
「気持ちいいです! 日立台では毎回やれるように、これからもよろしくお願いします」
菅沼さんが持っていたゲーフラ(横浜太陽会。最後の写真でレイくんが持っているもの)は後で内容を知ったんですが…結婚が25歳に設定されているのが気になります!(うわ、女子っぽい感想だ!!)

「フランサを中心にして使っていくことをみんなで確認していた。阿部くんや鈴木達也もそれができていたと思う。自分の1点目は、フランサは視野が広いし、信じて走ったらきっとボールが出てくると思っていた。いいタイミングでボールをくれたと思う。流れの中で点が取れたのはよかった」
―U-22日本代表の反町監督も視察に来ていたが?
「その場に呼ばれていないのは、そのレベルにまだないということ。これからも成長していかないといけない」
(J'sGoal)

「フランサやアルセウからは、もっと前に出て行っていいといわれていたのでそれを信じて走りこみました。フランサとはよく練習していたので、イメージ通りできたと思う。僕はペース配分ができる選手ではないので、前半からアピールしていこうと思っていました。(79分に李忠成選手と)交代したことに関しては、なにか理由があったからそう監督が判断したわけなので、その点はきちんと受け止めていきたい。愛媛FCで学んだ『走るサッカー』を、レイソルでも活かすことができた。Jリーグに旋風を起こしたい」(レイソル公式)


私、仕事に追われる平日は無論、サッカー見にウロウロしている休日も、心が乾いていることが多いんです。でも、この日は目の周りと心が湿りすぎて、ブヨブヨしてて。その潤い、その幸せが、頑張っていればたまには神様がプレゼントをくれるのかな、なんて平凡極まりない感想を抱かせてくれるのでした。

こんなに幸せになれたの、充たされていたの、いつ以来だろう? 本当に嬉しかった、菅沼さんが、日立台で、レイソルのユニフォーム着て、ゴール決めて、嬉しくて、笑っているのが。笑っていられるのが―愛媛でレイソルから点を取った時は泣いていた人が。

嬉しい時は笑えるのが幸せ、だと思うのです。太陽と蜜柑の勇者ミノルーニー…遠くなっていく、でも、そうあってしかるべき特別な人だと思うから。

後半途中に退いたのも、これで理由がおわかりいただけたと思います。(レイソル広報日記)

最後に、別に待っていたわけではないのですが、上のエントリで私が首をひねっていた理由が分かったので追記。鼻血を何度か出していたのは記憶しているのですが―負けず嫌いですね、本当。相手チームとも、味方FWとも、戦い続けてて、そして勝とうとしているのが分かります。いつまでも、その勇気で戦い抜いて下さい。

2007/03/05 00:40:08 | Reysol | Comment 1 | Trackback 0
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by: BlogPetのポンペイ * 2007/03/08 10:06 * URL [修正]
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