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10/26は、14時からMM21でサテライト最終戦!
…だったのに、出場停止の柳澤さんが ステージにテーブルがセッティングされ、柳澤さんの名前が下げられた側に山積みされた色紙は100枚。レイくん&なし坊と一緒に、黒いトレーニングウェアをまとって入場した二人のファーストタスクは、朝9時半から整理券を手に入れた方々へサインを書いて差し上げることでした。なかなかの高さとなった山から柳澤さんが色紙を取り、書いて大津さんへ回し、大津さんが手渡す流れ作業です。にこやかに応対する大津さんですが、隣から渡されるペースには「早いよ」とぼやくシーンも。 「俺、マジ腕つりそうだからね」 右肩をぐるりと回してもいた柳澤さんは、左手での「プレミア」サインも試みた模様。あと、つい27番と書きそうになったりもしたようで。いや、何故かマイクの電源入った状態でサインを書いていたんですよ。 100枚書きを終えた二人を気遣う司会者さんへ「大丈夫です!!」と大津さんが爽やかに答えて、ちょっとしたトーク(by司会者さん)スタート。まずはプロ選手の技を、と後のグッズ抽選会で商品に回されるミニサインボールでのリフティングを披露。大津さんがステージ下へボールを落とし、柳澤さんが戸惑ったりもしましたけど、リフティングは柳澤さんの得意技。足をボールの周りで一回転させ、会場の感嘆を誘っていました。フィニッシュは、なし坊の顔一直線でしたが(笑) 大津さんが、あまり空気入ってないと指摘してましたけど、それも気にせず、やり遂げてました。 ―自己紹介・自己アピールをお願いします。 柳澤「柏レイソルの背番号24番、柳澤隼です。得意なプレーは、最近ディフェンスが良くなってきてるんで、そこら辺を見ていただければ」 大津「背番号27番、大津祐樹です。得意なプレーはドリブルっす…ドリブルです! 今日は皆さん楽しんでいって下さい」 ―お二人とも既にトップデビューされてますが、デビュー戦はどうでしたか? 柳澤「(まだ)高校生だったので、怖いもの知らずで。大敗だったんですが。(先輩には)『良かった』とか言われました」 大津「ちばぎん(カップ)はものすごく緊張して、トイレ何回も行って、(先輩には)『お前何やってんだ』って。高校の卒業式もまだでした。リーグの時(=ジュビロ戦)は、ちばぎんカップ(の経験)があったので、少しは慣れたかな?」 (柳澤さんのデビュー戦は'05/12/3のアウェー鹿島戦。当時高3) ―普段の練習で、好きなメニューや嫌いなメニューは何ですか? 大津「好きなのは疲れない、楽な練習です。嫌いなのは、きついのです。走るのは基本的に好きじゃないんで」 柳澤「好きなのはパス、面白いかなって。嫌いなのはフィジカル。疲れるのは嫌いです」 ―チームで尊敬する先輩は誰ですか? 柳澤「僕は山根巌選手です。仲いいんで、一緒に出かけて、いろいろ話を聞いて。同じボランチなんで」 大津「僕はフランサ選手ですね。見て分かるように素晴らしい選手なんで、大好きです」 ―プロとして、食事に気を遣っていらっしゃいますか? 柳澤「食事には気を遣ってますね。(自炊は)全くしてないです、できないです! いつも行く定食屋さんで食べてます」 大津「食事はバランスを考えてます。(自分では)作らないですよ。(作れる料理は)目玉焼きくらいですかね」 ―サッカー選手でなかったら、何になってました? 柳澤「お兄さんが美容師やってるんで、美容師やってるかな」 ―イケメン美容師ですね! 柳澤「いや、イケメンではないです」 大津「何やってんですかね。サッカー以外考えられない、サッカー一筋なんで」 ―サッカー以外で得意なスポーツは? 大津「スポーツ全般できると思うけど、バスケですね」 柳澤「僕はドッジボール得意です!」 ―サッカー以外でハマっていることは? 柳澤「マンガで『NARUTO』や『ONE PIECE』です。マンガ喫茶行ったりします。マンガ大好きです」 大津「ビリヤード、ハマってますね。ヤナギくんとかと行きます。日に日に上手くなってるんですが、最初は…」 ―オフが1日あったら何をしますか? 大津「寝ます!! 疲れを取るために」 柳澤「友達と遊ぶか、海行ったり。海大好きです。癒されるんで、見るだけで」 ―今、欲しいものはありますか? 柳澤「僕はあんまりないです。車欲しかったんですが、買えたんで、今は欲しいものはないです」 大津「レイソルの試合の勝ちです!!」 ―この会場にもサッカーをやっている子どもたちが来ていますが、昔やっていた、一人や友達とできるオススメの練習はありますか? 柳澤「僕は毎日リフティングを欠かさずしてました。家で、目標立てて」 大津「僕はドリブルが好きなんで、電信柱を敵に戦ってました! うまくよけて」 Q&Aの後は、レイソルグッズの抽選会。ほとんどはレイソリスタの提供でしたが、最後に両名からスペシャルプレゼントが。柳澤さんは昨年使っていたというUMBROの白いスパイク(白なのは、サイン書きやすいから? 柳澤さんは夏祭りと鹿島戦のチャリティオークションでもスパイク出してますけど、本当にスパイクを気軽に人へ譲っちゃいますね…千明さま(以下略))、大津さんはNIKEの未使用シャツでした。 ―今後の抱負をお願いします。 柳澤「今シーズンはケガで出てなかったんですが、完治したので、これからはちょこっとずつ試合に絡めたらと思います」 大津「これからもどんどん出場できるよう努力していきますので、応援よろしくお願いします」 以上、トークほぼ完全収録でお送りしました! ひたすらメモを取っていたので、喋っている二人の様子はほとんど見ていなかったり。抽選会では、お子様の当選者が大半で、プレゼンターの二人は優しい表情をたくさん向けていたのでした☆ |
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『制服を着ていれば、彼らもやはり高校生。』
『同じユニフォームを着る以上、高校生だなんて言い訳は無し。』 どちらも“間違いではない”けど、どちらが“正しい”? <サテライトAグループ第14日@10/5馬入> 柏レイソル 0-1(前半0-1)湘南ベルマーレ 得点者:永里 −−−11工藤/3−−−−27大津−−−− 20指宿/3−−−−−−−−−−19武富/3 −−−17仙石/3−−−−24柳澤−−−− 22山崎/3−30島川/3−26大島−23茨田/2 −−−−−−−31C加藤−−−−−−− 45m:加藤、柳澤→01桐畑、13畑田/3 61m:指宿→36川尻/2 75m:武富→29鳥山/1 85m:工藤→35仲間/1 臨時駐車場から堤防へ向かうと、荷物を運んでいる黄色いシャツの一団と出くわしました。指宿くんと鳥山くんのコンビでクーラーボックスを運んでますが、傾いてますよ…! 他にもぞろぞろと運搬に励む面々は、レイソルU-18ばかり。高円宮杯は負けてしまったし、Jユースカップだったかな、と昨秋の記憶と混同もして、何を見に来たのか分からなくなりかけました。 混乱が最高潮に達したのは、選手入場時。先頭で入ってきたのは、仙石くん! いつから二種の大会にオーバーエイジ枠が認められるようになったのかな、と言いたくもなりましたが、イレブンが横一列に並ぶと、最後尾で大津さんに腕章をつけてもらっていた加藤さん(この二人はアントラーズ下部組織の出身ですね)が慌てて審判の隣へイン。先発の平均年齢19.18歳です。 レイソルU-18のレギュラー7人が並び、ましてペースメーカー仙石くん(プレースキックも全て担当。何回コーナーへ歩いたか)が試合開始からいますので、展開されるのはお馴染みの高速パスワーク。柳澤さんが奪い、仙石くんが散らす役割分担となってましたが、柳澤さんがボールを受けると球離れが一人だけ遅く感じられる程の達磨サッカーぶり。ジェフ戦に続き、そのリズムへすんなり溶け込んでいる大津さんに感嘆させられるのでした。 大津さんの凄いところは、そのテンポであってもトリッキーなパスを混ぜ、味方がついていけずにボールロストとなってしまったりしていたところ。特に後半、いい位置でフリーなのに呼んでもボールが来ないシーンがいくつかあって…。 柳澤さんはアプローチ強く行き過ぎてイエローカードもらったり、膝のコンディションもあるんでしょうが(45分での交代は予定通りだとか)前半終了間際にはバテてしまったりと、まだまだ回復途上なのだと感じさせられました。そうそう、後日お会いした折、「廉はウマイっすよ!!」とコンビを組んだ後輩を絶賛していました(^^) 先輩らしさを示せなかった柳澤さんと異なり、意地を見せてくれたのは大島さん。開始当初は、声を掛け合わないものだから島川くん(どちらもシマと呼ばれてましたが、選手間では区別ついてたんでしょうか?)とことごとくかぶって、おいおい、と落胆させられましたが、徐々に島川くんが競り、大島さんがカバーと仕事がハッキリしてきて…大島さんがピンチをよく防いでくれたのです! 大島さんが強みを発揮したのは、やはり、身体の違いが大きいでしょう。武富くんのテクニックが光ったシーンもありましたが、全体ではパスワークで相手をズッタズタとはいかず、逆に両サイドを…特に茨田くんが対面の永里さんがえぐってくるのに苦慮する回数が多かったです。なんとかしのいでいたのですが、30分、中央からドリブルを仕掛ける永里さんにボランチとCBがそれぞれ1対1での阻止かなわず、シュートまで持っていかれてしまったのです。 後半は畑田くんが登場して、さらに“いつものレイソルU-18”らしく(後半開始時の平均年齢は、「プレ通」によると18.27歳だそうで)なるかと気分も高揚しましたが、寄せられてボールをキープしきれない光景も散見され、パスを何本も繋いでゲームを支配するという恒例のプランニングには至りませんでした。 でも、良い経験になったはずです。特に3年生には。二種年代という閉じられた世界(スペインで戦った相手だって、下部組織であるのは同じですから)を席捲してきましたけど、年が明ければ、この日の対戦相手と同じ(あるいは、もっと高い)レベルのフィールドへ放たれ、パスを交換する仲間だって熟知し合った仲間とも限らなくなります。通じる面と通じなかった面を把握して、残り少なくなったユース生活の課題としてくれれば、十二分です。 下級生の、鳥山くんのスピードや仲間くんのドリブルにも期待を寄せたのですが、さすがに甘くありません。ただ、プロ選手とも同じ土俵で渡り合えるのがJユースの魅力。今度マッチアップするチャンスがあったら、打ち負かしてやればいいんです。この日は負けてしまったけれど、未来へ向けて希望を膨らます空気入れをバンバン動かせた、楽しいゲームでした☆ …何よりの収穫は、REN SMILEですけど♪(えー!!) |
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ワンツーのリターンパスをヒールで戻す、かなりのスローモーションながらドリブルもどき。ホワイト×ライトオレンジの、近頃お馴染みなシューズ(notスパイク)を履いてハーフタイムや試合後にボールや仲間とじゃれる姿は、一回り大きくなったようにも映り、着実に待ち焦がれている日が近づいているのを教えてくれました。
そんな比嘉くんも、撮影台で見守りながらの県リーグ最終戦。人工芝のネット寄りには枯れ葉とドングリが大量に落ちていました。時折、選手のスパイクがドングリを踏み潰しさえします。秋です…Jクラブユース好きには、センチメンタルな季節。 <U-18千葉県1部Bリーグ@10/12日立台人工芝> 柏レイソルU-18 1-1(前半0-1)千葉敬愛高校 レイソル得点者:橋本(拓) 到着したのは前半終了間際。敬愛高の監督さんが前後半通してタイムキーパーのごとく「半分終わった!」「あと15!」「あと5!!」と残り時間を叫んで下さったのは…少なくとも私の集中力維持には役立ちました。今月替えた携帯W62CAにはサッカー用の45分タイマー(ロスタイム計測機能あり)がついているのに、一度も使ってないとも気づかされたり。 ゆえに、敬愛高の先取点は見ていません。ただ、小気味良いパスワークと、レイソル選手がバイタルエリアへ進出しようものなら、下手には飛び込まず、数を揃えてきっちり寄せていく確固たるディフェンスで、レイソルは苦しんでいました。 チャンス創出は、みんなでやれば、数を増やせます。しかし、フィニッシュを放ってゴールへ突き刺すのは、結局のところ個人の才覚です。だから、峯くんはハードなトップといえど頑張ってボールを収め、ウイングの指宿くんはもっと果敢にならなきゃいけない(試合中やOUT後に監督にもいろいろ言われてました)のです。前線で保持力を発揮し、チャンスをもたらしていたのは武富くん。後半にはフィードを受けてGKと1対1の決定機を迎えますが、シュートはゴールのわずか左へ。思わず頭を抱えます。 山崎くんや工藤くんを投入し流れを引き寄せようと尽力するレイソル。左サイドでは指宿くんに代わり入った仲間くんもひょいひょいと得意のドリブル突破を試みます。畑田くんは最後尾へ下がり、小憎いフィードを連発。そして、ついに歓喜の瞬間が―山崎くんが右サイドで工藤くんとのワンツーをこなしつつゴール横へ回り込み、最後は中央へ駆け込んできた拓門くんがきっちり蹴り込んで、同点です! この日はいろんな選手が右CKを担当したのですが、ラスト1本は工藤くんが蹴ってました。ハーフタイムにゴール後の決めポーズを練習していた?!のが印象的でしたが、CK後、右サイドからクロスを入れるシーンがあり、その曲線もなかなか見事で、柳澤流に言うと「いいキック持ってんじゃん!」でありました。 勝ち越し点を欲し続けたレイソルでしたが、残念ながらタイムアップ。この結果、レイソルは千葉県1部Bリーグ6勝1分で優勝しました。プリンスリーグ参入戦に出場できます。来年こそは、プリンスリーグで戦うレイソルが見たいです!! |
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両腕でスポーツドリンクのダンボールを抱え、ゆっくりとピッチ外を成立学園高校ベンチへ回って行く大津さん。先週末の馬入では菅野哲也さんと笑顔の再会を果たしましたが、今度は後輩が日立台へやって来たのです。差し入れへ込められた心躍る想い、どれ程のものでしょう。成立ベンチへ腰を下ろし、試合を見守ります。
<練習試合@10/11日立台> 柏レイソル 2-1(前半1-0)FC東京 得点者:【柏】菅沼、ポポ【東】石川 ☆レイソル後半☆ −−−−11ポポ−−−22工藤/3−−− 19山崎/3−−−−−−−−−−27大津 −−−24柳澤−−−−16アデバヨ/T− 29川尻/2−02鎌田−26大島−28茨田/2 −−−−−−−31加藤−−−−−−− 川尻→39相馬/1(柳澤が左SBへ) 後半の布陣を書いたのは、ここが“れじれじ”だからさ…と言いたいところですが、単にお布団を抜け出し、洗濯機をスタートさせて家を出たら、前半の途中にしか着けませんでした、という自爆オチです。 あ、それでも菅沼さんのゴールは見られました! 祐三さんフィード→受けた藏川さんクロス→左コーナー方向へ移動しながら菅沼さんがボレーシュート!! いつも書いてますが、菅沼さんはレイソルの太陽です。この日のリアル太陽は…午前中の雨もどこへやら、セミの鳴き声に首を捻りたくなるぐらい、強烈にメインスタンドを照らしてくれたのでありました。 前半終盤の盛り上がったシーンといえば、もう一つ、フランサのボール保持に対して、FC東京GKの塩田先輩(水短→RKU→FC東京)が「右だけ! 右だけだから!」と叫んだのに対して、フランサが左足でボールリリースしたこと。フランサ、日本語分かるんでしょうか…? 故障者続出(トーチュウ)のFC東京は、前半と同じメンバーで後半スタート。レイソルはガラッと入れ替えて(アデバヨは帰国直前のラストゲーム)、息の合わなさに苦労する展開となりました。特にポポは苛立ちを隠せず。トップ・ユース混合といえば、前週に行われたサテライトが思い出されましたが、馬入でのベルマーレ戦とは大きな違いがありました。 それは、仙石くんの不在。 仙石くんがいたから、馬入ではテンポの早いパスワーク…レイソルU-18的なリズムでボールが回ったのです。しかし、この日は仙石くんもユースの仲間たちと、後半途中から開放してもらえたバックスタンドで(途中まで)観戦。時折、柳澤さんが後輩を大胆に走らせるロングボールを配球してましたが、どちらかといえばポッカリ中盤が空いてしまう傾向にありました。 前半からキャスティングに苦労していた(藏川さんが担当)左SBを務めた川尻くんの対面は、石川直宏さん。今年27歳になるスピードスター(フラット9の端くれたる私にとって、あの世代の選手は永遠に特別です)の対応は荷が重かったか、柳澤さんがその位置へ移ることになりました。ボランチを務めたときから、精力的かつ危なっかしいアプローチでボール奪取に励んでいた柳澤さん。相手を倒してしまうどよめきよりも、巧みに奪い取りそのまま起点となる歓声をもたらせる回数がもっともっと増えれば、公式戦へも近づけるかなと感じました。 そんな柳澤さんが左サイドを駆け上がり、またぎフェイント。この日も自分でボールを持った突破は、他に1回あったきりか…ユース時代はドリブルも強烈な武器だったのに、とほんのり懐古モードへなだれ落ちかけた私でしたが、チャージを受け、体勢を崩した柳澤さんから離れたボールは、ゴール正面にいたポポの元へ。フラストレーションさえ込められてそうなパワフルな一撃は、ゴール右上へズバンと突き刺さったのです。まさにポポらしい勝ち越し点でした! 私にとっては、柳澤さんのプレーを見られるのが、何よりも幸せなのだと、改めて噛みしめられたゲームでした。 試合後、給水して一息つくユース組へ声をかける渡辺毅コーチ。選手たち、ギアを手に野球場方向へ駆け出します。ええっ…?! |
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10/1にガンバvsレイソルがあると気づいたのは、7月に手紙を書いた時だった。自分の誕生日だから行くかもしれない、と。実際にSBのチケットを購入した段階では、新幹線へ乗る理由はそれではなくなっていた。出場停止に足首捻挫―エルゴラの予想布陣へ、カッコ付とはいえ名前も並んで。
西野監督がどれだけSで、ガンバの中盤がどれだけの平均水準を有するかぐらいは、時々AOQLOを巡るぐらいだから、知っていたつもり。だから、落胆しないよう…先発メンバーがwebで発表されるまで、美味G横丁で食い散らかしていた。カレー(真っ先にライスが黄色いと思った)にカツめし、焼肉弁当。何しに来たのか分からない。そりゃそうだ、吹田へ行く時に食べられる一番美味しいものは、必ず経由するようにしている実家で食す母の手料理なのだから。 ベンチスタートだと知って、むしろ心が軽くなったのを感じた。白星を欲して吹田へ来たとは口が裂けても言える身ではないが、どちらの勝利を望むかと尋ねられたら、レイソルと即答できる。 ガンバのエントリーメンバー発表アナウンスで、「勝利へのカウントダウン、ボールファイター!」とスタジアムDJが言葉で飾り付けてくれたのを聞いた。メモは失ってしまったから、うろ覚えだが。イミテーションゴールドは、国立よりもよく聞こえた(レイソルゴール裏は、人数こそ多くなかったが、本当に声を振り絞っていた!)。深々と腰を折る。センターラインを挟んで、同じベンチスタートとして、ロングボールを蹴っている。ガンバとレイソルは、どちらもアンブロジャージ。これが1年後にたどり着いた場所なのか、と思う。誰でもない自分が。 たつのこで、絶句していた姿が、ちらりと脳裏をよぎった。“結果”として…昨秋の、私はチケットを手に入れられず外にいるしかなかった日立台でのガンバ戦がリピートされた、とも言える。 親孝行、と歌われて、左胸のエンブレムを叩く。それはレイソル愛の証であり、証などなくとも、誰よりもレイソルを愛し、現在の苦境を打破したいと強く望んでいるのは分かっている。私がレイソルユースを見始めた年のキャプテンであり、そこからの長くはない時間では、私の中では最高のキャプテンだ。パッションは激しいチェックとして具現化し、チームを国立での悪夢から引き離す動力となっていた。 なのに、担架に乗って担ぎ出されてしまうとは…交代選手が準備する。そう、今日は交代選手なのだ。ピッチインした後のアウト・オブ・プレーで身体を小刻みに動かして温めているのが見えた。 何度もはじいたセットプレーからのシュート、最後に押し込んだのは恩人だ。まさかこの人がバースデーゴールをくれるとは、と苦笑いしたい心地だった。末永く見守ると誓ったのは、骨折手術から1週間なのに呼び出されたピアノ(=クラブハウス食堂)でのトークショー。レイソル(のフロント)には、当時から変わっていない部分もある。変わった面も、無論、多くあるけれども。 PKは…倒した当人よりも、その前にアプローチをかけて抜かれた人の守備に目を奪われた。抜かれたから、強くいくしかなかった。逆だったら良かったのに。人に行くのも、高く飛ぶのも、相棒の得意技で、反対に相棒が苦手な仕事をこなしていれば済んだ頃なら良かったのに! バックスタンドで開始1時間以上前から一人で黄色くなっていたら、「レイソル一人や〜」とホームタウン無料招待の小学生に言われまくった。そんな格好をして、他のレイソルサポとは違うのだ、と主張しても通じないのは自明の理。けれども、つい開けてしまった携帯で……あんなに憤りを覚えたのは、フランス・ワールドカップの最終予選で「生きて日本の土を踏むな」と敬愛する選手が罵倒された時と、地球の裏側でユース代表キャプテンがオウンゴールを決めた日の“出来事”を後に知った時ぐらいしか思いつかない。 何の因果か、何人もの意思と選択が絡み合って、今があるのだ。言い方を変えれば、一つでも“違う決断”があったら、今はない。Jクラブからオファーが来るとは、“そういうこと”なのだ。昨年が今年を招き寄せるなら、今年は来年を、来年は再来年を創り出す。流経大サッカー部は、そんな“ジャンプアップ”の野心を抱いた選手が切磋琢磨するところ。楽しいサッカーを見せてくれるために、たまたま選手が集ったチームではない。私の欲求とは噛み合わないけれど、残念ながら正解は違う。 どうやったらゴールは奪えるのだろう? どんなカテゴリーのサッカーを眺めていてもぶつかる疑問で、結局は模範解答などないからサッカーというスポーツは続いている。今のレイソルトップでは、出題レベルが相当高いと言える。それでも…ネットは揺れた。ヘディングシュート。チャントを歌う声がかすれる。ネットからボールを抱えてサークルへ走る姿を、最近何度も見ている。これこそが、レイソルの置かれた苦境と、厚い雲があろうと突き抜けて光を与えてくれる太陽の存在を示している。 見たいものは最後まで見られなかった。感想を一言でまとめれば、こうなるだろうか。確かに見られなかった。けれども、国立と比べたら、どこか自分の望みに近い側面も感じた。闘うこと。誇りを持って。自信は…ちょっと、まだまだかもしれないが。 嬉しい時には笑うこと。少年のように、無邪気に。それを昨年、思い出させてくれた…その快さを提示してくれたのが、ガンバの23番なんだ。今は笑えないかもしれないけど、歓喜が訪れた際には…最高の笑顔を。 |