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慢心せずして、何が王か
6点も8点も入るサッカーの試合なんて、そうそうお目にかかれるものじゃない。

<JFL第3節@3/30都田>
Honda FC 0-0 アスルクラロ沼津

2014年シーズンは岐阜から沼津へ主戦場を移した柳澤さんを見に、都田まで行ってきました! 確かにどう考えても浜松より沼津の方が柏に近いんですけど、沼津駅からアスルクラロの本拠地・愛鷹は遠くて…観戦カテゴリーが下になるほど、自動車免許を持ってない自分に苦笑いせざるを得ないシーンは増えます。

浜松へ向かう新幹線の車窓から外の景色が見えない程の豪雨を経ていました。水はけの良いピッチと言えど、時にはディフェンダーよりも高い守備力を発揮したり。この日は、アスルクラロに微笑む回数が多かったです。J3が創設され相対的に参戦カテゴリーが下がったHondaと、昨年FC岐阜セカンドと対戦した際にはスタンドの熱気にフィールド内のフットボールが全く追いついていない印象だったアスルクラロ。この2チームがJFLの“静岡ダービー”として注目されるとは…不思議な気分でした。妙な熱気を生み出していたのは、前座として同一カードが実施(アスルクラロの下部組織も遠征してきていた)され、アスルクラロの少年達もトップチームを応援していたことも関係ありそうです。入場時、アウェーゲームながらアスルクラロイレブンは下部組織の選手と手を繋いでいました。柳澤さんはずーっと隣の少年に話し掛けていました。

大先輩にして、門番を務めるHonda。しかし、この試合に限っては、スタンドのみならずグラウンドでも抱き続けてはならない方の自尊心が見え隠れしていました。アスルクラロは柳澤さんのような元JリーガーのみならずJクラブからのレンタル組もいて、個人技術はHondaに見劣りしません(悪天候では、基本技術の差が好天よりも明らかになるので、私は嫌いではありません。名波さんの受け売りですが) ゲームキャプテン犬塚さんは特に突出した力量で、試合をアスルクラロ寄りに運んでいました。

柳澤さんのドリブルも…止められるシーンもあれど、見られて幸せでした。アタックよりも印象的だったのはディフェンス。粘り強く脚を絡ませてボールを奪ったり…何より、とにかくボールを追い回していました。チームのために、献身的に。無茶のしどころは、私が口を挟める事項ではありませんが…。

アスルクラロ自体は、今年は2季制となったJFLで、セカンドステージでの躍進を期しているという話ですが、門番Honda相手に、中川さんが身体を張って死守しなければ得点が記録されていただろう決定機を2回(うち1回はペナルティエリア内でのバックパスでの直接FKから)は作り、思いのほか楽しませてくれました。そして、JFLが実質4部になった事実を最も痛感させてくれたのはレフェリングで、その結果、都田のスタンドとベンチはヒートアップして(井幡監督は退席処分に)イレブンをサポートするどころか冷や水を浴びせ掛ける終盤となったのでした。

あとは須藤さんが出場してくれたら言うことなかったのですが、前回、同じ都田で見かけた姿が病院から抜け出してきた松葉杖だったのを思えば、わがままと評されても仕方の無いところです。
2014/04/23 00:04:43 | other Footballer | Comment 0 | Trackback 0
concentration
試合がある。何試合もある。リーグ戦。トーナメント。予選。本大会。トレーニングマッチ。花試合。全ての試合において、持てる力を(自称ではなく真実)100%発揮するのは難しい。特別なステージは、立てる回数…可能性が高くないからこそスペシャルなのだから。

<第68回国民体育大会成年男子決勝@10/2味スタ>
岐阜県 1-0 東京都
得点者:19分緑(柳澤右CK)

クラブユース選手権や国体決勝も、ニコニコ生放送でコメントつけながら見られる時代です。と言っても、仕事中にニコ生を見られるわけもなく、前日午後、柳澤さんの直接FKで岐阜県が決勝進出を決めたと知って以降、短くない自問自答を繰り返した果てに、同僚に無理を言って午後半休にしてもらいました。

今大会の観戦は初戦のvs福岡県@野津田以来。野津田とてゼルビアが本拠地にするスタジアムで、普段、柳澤さんの試合を見に行く際の会場よりグレード高めだったんですが、決勝は味スタです。試合後の調布副市長の挨拶で、滅多に立てるものではないピッチで…という話題がありましたけれども、私にとってはJリーグで通い慣れた場所だとしても、今の柳澤さんがそのピッチに立てる可能性を考えたら、素直に受け止めなければならない内容でした。

一目見るなり、初戦とは全く異なると感じました。国体はインターバル無しの過酷な4連戦ですが、ファイナルという舞台がもたらす集中力は、目を見張るものがありました。特に岐阜県のGKを筆頭とするフェンス陣が漂わせていた気迫。同時に、連戦による疲労も否めず、両イレブンともがむしゃらでありながら、ミス(フリーでタッチライン際でボールを受けようとしても、追いつけない、止められないといった“イージー”ロストが多々)も頻発するという、まさに国体の決勝らしい…と形容すべき光景が展開されました。

柳澤さんは初戦よりオフ・ザ・ボールで走っている…と書いても、他の選手と比べたら申し訳ない量。特にディフェンスは。それでも時には体を張ってボール切ったりもしてました。それ以上に、どんどん研ぎ澄まされていく相手の急所を突く感覚―ここしかない、というポイントを捉えるラストパスに唸りました。こじゃれたヒールでのボールリリースがほぼ失敗に終わったのは、これも初戦とは異なっていて、さすが開催地・東京都代表と言うべきでしょうか。

先制点にして決勝点は、柳澤さんの低めコーナーキックを緑さんがボレーで叩き込んだものでした。スタンドはこれ以降、動員された学童による東京コールが起こったりとアウェー感を強めたのですが、岐阜セカンドイレブンはチャントを歌ってくれるサポーターの方々のためにも、きっちりと守り抜いたのでした。

国体は35分ハーフなので、体感時間も短くなくてはいけないのですが、ゴール以降は残り時間の脳内カウントダウンで、特に終盤は時計がなかなか進んでくれませんでした。ようやく迎えた歓喜の瞬間、柳澤さんは両手を突き上げて…誰かがハグしてくれるのを待っているように映りました。結局は自分からベンチメンバーへ抱きつきに行ったのですが。

手に入るものは賞状と調布市の特産品、そしてこぼれる笑顔。リーグ戦も全社も控える充実したスケジュールです。ご贔屓さんが頑張らなければ立てないステージで試合に臨む姿を自分の目で見られる幸福と意義を再確認した、重要なひとときでした。
2013/10/07 14:55:24 | other Footballer | Comment 0 | Trackback 0
Dispel
手をかけた扉の重さは、押してみた経験のある者だけが知っている。

<全国地域リーグ決勝大会決勝ラウンド第3日@12/5市原臨海>
AC長野パルセイロ 0-0(PK1-3)Y.S.C.C.

タクシーが何台も抜けていく、市原臨海競技場の入口道路の脇…広場とも呼べない横幅の芝に群がるオレンジの集団。テレビカメラが一緒にいるから、アップするパルセイロの選手だと気づきました。

バックスタンドに陣取る長野サポは開始前、全員で円陣を組んでいました。選手も手を繋いで入場。起こる手拍子から察するに、メインスタンドにもパルセイロを応援するべく駆けつけた人が多数いたようでした。薩川監督率いるパルセイロにはレイソルU-18出身選手が3名在籍しており、宇野沢さんは半袖+10番+腕章装備で最前線左側へ立ち、大島さんはゴール左手前に陣取り、諏訪さんが最後の砦として構えます。

決定機よりも被決定機が多く―FKがバーを叩いたり―大島さんが活躍、と言うか悪い意味で目を惹く場面も。後ろの諏訪先輩ですら止め切れなかったのは、相棒CBの籾谷さんがクリアしてくれました。ハーフタイム後には大島さんも半袖へ換装、薩川監督より姿勢について指導を受けて送り出されました。

ピンチとチャンスが交錯する戦い―3連戦の3日目ともなれば、心技体の「心」が全てを凌駕する域。Y.S.C.C.鈴木さんのサッカーマンガ並み顔面ブロックが飛び出すなど、どちらもゴールマウスへ入れさせまいという強固な意志を持ち、スコアを凍りつかせていました。何度ボールがマウスよりかき出されたことでしょうか。パルセイロも、野沢さんが魂を削ってとしか表現できないディフェンスで致命傷を幾度も逃れました。籾谷さんも、テープをぐるぐる巻いた右足の痛みに耐えかねてか、自ら外へ出てくるシーンもありつつ、踏ん張ります。

宇野沢さんがフィードを託されても確実性を重視し、味方へ繋いで、結局シュートには至らない光景も繰り返されました。打破できる気配の乏しいミドルシュートなど、どうやって得点を叩き出すか疑問にも感じられたパルセイロですが…地域決勝は大会トータルの結果が全て、パルセイロの戦いは大会自体ではないとでも言いたそうな戦いぶりでした。結果論かもしれませんけれど。

タイムアップ直前、諏訪さんが交代させられます。これはPK戦の訪れを告げるもの。笛が鳴った瞬間『決着』はついたのですが、試合は終わりません。1人目・宇野沢さんのPKはセーブされ、3人目・佐藤さんのキックはゴール左へそれていき、4人目・籾谷さんも左ポストに当ててしまっても…試合には負けても、パルセイロは勝負に勝ったのでした。このゲームしか見ていない私の心境は複雑でしたが、嬉しそうにバックスタンドのサポーターめがけて疾走する諏訪さんを視認した瞬間、氷解しました。宇野沢さんも安堵の表情。スタンドからはオレンジのテープが投げ入れられ、AC長野パルセイロは、念願のJFL昇格を掴み取ったのでした。
2011/01/16 20:34:57 | other Footballer | Comment 0 | Trackback 0
いつかネットを揺らす日まで
メインスタンド下へ並べられたシートは、栃木イレブンのクールダウン用。滾った身体を静めるのもそこそこに、ぴょんぴょんと船山さんはホーム側方向へ駆けていきます。笑みをこぼしながらハグした相手は―おそらく、誰よりも、日立台へ戻ってくる日を、待っていただろう、レイソルの、あるクラブスタッフ。

<J2第29節@10/2日立台>
栃木SC 1-1(前半1-1)柏レイソル
得点者:28分ロボ、29分北嶋

one of themだと決して忘れるな、たとえ何があろうとも(挨拶)

金曜売りエルゴラの予想スタメンに(20 船山)の文字があって、多少の覚悟はできていたとはいえ、プロ初先発が日立台とは、1日遅れの誕生祝いとして勝手に受け取らせていただいてもいいですか?―と問いかけたくなるようなもの。5年前とは色の違うウェアで身を包んでいるにしろ、日立台のピッチに船山さんが立っているのを見ただけで…アップ時点で既に、私は目が潤んでいました。

開始直前のピッチチェンジ時、船山さんはこれから戦う相手である大谷さんや祐三さんと、笑顔で握手を交わしていました。陵平さんと接触したGK武田さんの治療中、真顔の水沼さんと並んでタッチラインへ給水に来た際でさえ、笑みを浮かべていました。試合後の挨拶でも、スタンドのあちこちへスマイルを振りまき…思った以上に、帰還を待ちわびていた人は多かったのではないかと察せられました。そして、その戦場に立てる喜びがある、と。

いざ実戦となれば、そんな大谷さん&栗澤先輩のドイスボランチや、右SBの祐三さんとバチバチ火花を散らすわけです。祐三さんとの空中戦に完敗だったのは、ちょっと悔しい…。栃木SCのFWは、ファーストDFでもあります。完璧と評するのは難しいにしても(試合後呑みでご一緒したレイソルサポさんには「栃木のツートップは守備を免除されてたと思う」と言われてしまう始末。そんなはずがない…)、いつになく努力しているのだとは伝わってきました。

左サイドからのスローイン、宙を二度舞って前を向いた船山さんの足元へ収まります。ばっと3人が寄せてきたものの、左横をトップスピードですり抜けたロボへボールは先に渡っていました。そのまま突っ込み、厳しいはずの角度から逆サイドネットへズトン!! お見事すぎました。この得点シーン以外も、DFのミスを見逃さない嗅覚というか、相手に与える恐怖のレベルが桁違いで…敵に存在だけで重圧をかけられてこそ栃木SCのエースになれるのだと、まだまだ船山さんはそこには遠過ぎると、強く刻まれました。おまけに、栃木SCは先制の歓喜を一瞬…再開直後の攻撃で即座に塗り潰されてしまったのでした。さすが北嶋さん。

前半40分、右サイド後方の赤井先輩より供給されたボールを、左SB橋本和さんの後ろで受けた船山さんの身体は、勝手に(←試合翌々日オンエアのSC一枚岩でいわく)ボールとおのれをパク・ドンヒョクの両脇へ分離したのでした。ボールは右へ、身体は左へ。GK菅野さんの左斜め前で再結合し、シュート! ボールは残念ながらゴール左へそれていきました。頭を抱える船山さん。メインスタンドで思わず悪態つきながら膝を叩いていた私。劣勢が予想されるチームのストライカーは、決してチャンスを逃してはならないのです。

後半は地力の違いが…ボール扱いの水準差が露呈する時間となってしまいました。せっかく固めた守備でしのいでも、マイボールをミスで手放してしまう自爆が多発。それでも、GK武田さん中心に粘り、身体を張り、レイソルにゴールを割らせなかった…ホーム&アウェー通して白星を与えなかったのは、十二分に評価できると思います。

船山さんが途中で交代したのは、足が痛いとベンチへ自ら伝えていたからだと思われます。試合後、サポーターへの挨拶より先に、傷んだ脚を引きずりながらも同期の桐畑さんへのちょっかい出し(ついでに後輩の酒井さんをぶっ叩く)をチョイスしていたのも、ここが日立台だったからなのでしょう。胸の熱くなるMy Birthday翌日でした。
2010/10/09 22:55:43 | other Footballer | Comment 0 | Trackback 0
再認
3,300日以上の間に、目先の1勝を巡る90分の争いを、幾度見ただろう。愛着とは、かつて同じ時間を過ごした“接点”の有無を示す概念。ピッチに立つ選ばれし22人には、思い入れがある選手も、皆無の選手も、当然いて。

<J1第20節@8/21カシマ>
鹿島アントラーズ 0-1(前半0-0)セレッソ大阪

どうやったら「ピンチ」を芽吹く前に摘んでしまえるのだろう?―フットボールは、そんな愉しみも内包していると教えてくれた人の“里帰り”を見に行きました。

セレッソのアタック、ゴールラインを割りそうなボールへの対処として、相手と併走したCB伊野波さんのカバーへ入り、ボールを相手の脚へ当てて出す…冷静に味方ゴールキックを導いていた、この日がJリーグデビューだったアントラーズ左SB。

宮崎「(先発を)言われてからは2時間くらい、なにものどを通らないような感じでした。なかなか時間が経たないんですよ。テレビを見ていても時間が過ぎなくて」(J'sGOAL)

ベンチ入りの経験さえなかったRKU卒業生を、就任以来、初出場初先発の実績なしのオリヴェイラ監督が使ってくるとは各所プレビューも予想していませんでしたし、私はその可能性を僅かさえ考慮しませんでした。だから、スターティングメンバーが発表された時には…!

動き出したFWが、走り着くだろう先を見据えたパスの、スピードコントロール。それも良かったけれど、何よりも宮崎さんらしいと感じたのは、落ち着いたカバーリングでした。RKU時代、CBとして起用され、ゴール前の柔らかな障壁として、何度も何度も相手ボールを掬い取った姿と即座にリンクしたのです。サイドへ振られたボールを足元に収めるトラップも、左足から繰り出すボールのコントロールも持ち味だけど、私にとっては、カバーこそが宮崎さんの記憶を引き出すトリガーだったのです。

RKU卒業生といえば、セレッソにレンタル移籍の経験もある船山家の祐二お兄様もベンチ入り。出番はありませんでしたけど、スタメン発表ではセレッソサポーターの拍手を受け(逆に、羽田さんと石神さんはアントラーズサポーターに特大のブーイングを頂戴しました)、試合後はかつての同僚へ駆け寄り、言葉を交わしていました。

試合は乾さんの叩き出した虎の子の1点を、アントラーズが奪い返せず―FWがボールを保持できないとアタックは結実しない―終わったのですが、私にとっては、言ってしまえば、キックオフ前で既に終わっていました。単に具現化された事象を眺めていただけというか。

「今日(=前節FC東京戦)は、いいバランスでできたから、次も出たいですけどね。でも、多分(先発は)ないんじゃないですか」
マッチプレビューが掲載された、金曜売りエルゴラでの、羽田キャプテンの発言。
「試合に出られないからと言って、キャプテンが腐っていられないでしょ。今はみんな自信を持ってやっているし、攻守のバランスが凄くいい。鹿島相手でも勝ちを狙いたい」

セレッソは昔からアントラーズに相性がいいのですが、その言葉で片付けるのは失礼だと感じるくらい、セレッソは生き生きしてました。前線には家長様(この人が桜のユニフォームを着ているのには、やはり思うところが)や乾さんと規格外のドリブラーを擁し、後方では茂庭さん大海さんがガッチリ守るという。

何より、アントラーズから勝ち点3をもぎとったセレッソのベンチ前で、サブメンバーが輪になって喜んでいた光景が、強さの証。

「個人的には、途中出場でもいいから、鹿島スタジアムのピッチに立ちたい」という、私と羽田さんの望みは叶わなかったけれど、それも仕方ないと納得できる展開でした。交代枠の残り枚数を数える時間に慣れてきている自分は、あんまり好きじゃないですけれども。

過去の蓄積である愛着に意味がないとは思わないですが、貪欲に未来を刻んでいくものだけが美しい足跡をつけていけるのだとも思いました。大切なのは、昔以上に、今なのだと。
2010/08/28 01:56:15 | other Footballer | Comment 0 | Trackback 0
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